「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

2021年を振り返って~中編~

2021年12月29日 | オーディオ談義

先日の「2021年を振り返って~前編~」に続いて、今度は「中編」といこう。

「他人のシステムの足跡なんて興味ない」という読者が大半だろうが(笑)、筆者としては1年のけじめとして残しておきたいので、興味のない方はここでストップしてください、
ね。

さて、前編で「1~3」まで記載したので4番目はこれ。

4 モニターオーディオの「PL100」

久しぶりに他家の試聴に出かけたときに、たまたま聴かせていただいたのが口径10cmの小型2ウェイシステムだった。

周知のとおりオーディオを評価するうえで「ボーカル再生」は避けては通れない音楽ソースだが、歌手の
口元がいたずらに大きくならず等身大で再現されることに非常に斬新なイメージを受けて、我が家にも「ぜひ一つ」と欲しくなった。

そういうときに、たまたまオークションで定評のある「モニターオーディオ」(英国)の「PL100」が目にとまった。



モニターオーディオは過去の「オーディオ・フェア」(福岡)で試聴したことがあるし、中高音域のリボン型ツィーターの独特の音色に魅了されていたので迷いはなかった。(10月上旬)

そして、その「小さな音源と引き締まった音像」は我が家のサウンドに革命をもたらした。

たとえば、現在フル活用しているワーフェデールの「スーパー10」がそれで、バッフル無しの「贅肉のない音像」に極めて満足している。



このブログではいつも当たり障りのないことばかり書いているが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」(「徒然草」)なので、ここで思い切ったことを書かせてもらうと「湯水のようにお金をかけた末にやたらに大きなシステムを持っている方をときどきネットなどで見かけるが、劇場や映画館じゃあるまいし、この人少し耳がおかしいんじゃないか!」といつも思っている。

そういうことが分かってきただけでも大きな進歩だと思っているが、はてどうかな(笑)。

5 スピーカースタンド

前述の「PL100」を十全に生かすために購入したのが「SPスタンド」(材質は楓(かえで)材)である。

これで音がガラッと変わったのには驚いた。SPの下側の空間が実に有効に機能しているのに気付いたが、同時にSPスタンドが単なる「飾り」ではないことが分かったのは大きな収穫(笑)。



このSPスタンドのおかげで蘇ったスピーカーが4つもある。

画像の左から「ニューゴールデン8」(リチャード・アレン)、「AXIOM80」(復刻版)、「PL100」、「トライアクショム」(グッドマン)といった具合。

それぞれに持ち味があるのが楽しくなる。

ちなみに、「トライアクショム」(口径30cm)以外は「サブウーファー」として「ウェストミンスター」(100ヘルツ以下)を活用している。

以下、「後編」へと続く。


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