梅雨が終わって、猛暑日が続いている。8月1日(水)は暑さ対策に気を配っての7回目の釣行となった。
日焼け、紫外線の防護対策としてなりふり構わず、ご婦人用のつばの広い帽子を買ってきて、早速試してみたが、結果は無風の時はいいのだが、この日は台風5号の影響で海上ではときどき突風が吹き荒れ、広いつばに風圧がかかって帽子が飛ばされそうになる。夏の時期の限定用として風さえ強くなければという条件付きでは使えそう。
さて、前回(7月23日月曜)の大漁の原因は潮変わりの日(3日連続の小潮の後の長潮の日)を選んだ結果だったが、今回も同様に潮変わりの日(3日連続の大潮のあとの中潮の日)を選んでみた。長潮と中潮の違いがどう出るのか興味があるところ。
結果は、残念だが惨敗と言ってもよい結果だった。よく考えてみるとこれまで中潮の日に沢山釣った記憶がない。潮変わりの日といっても効果はなかった。とにかく大潮→中潮はよくない。
それでも中小クロ30匹前後、あじが20匹程度は釣れただろうか。(面倒くさかったので写真省略)。贅沢はいえないところだろう。
さて、元農林水産大臣の故中川一郎氏(中川昭一現自民党政調会長の父親)は野性味にあふれ、歯に衣をきせぬ政治家だったが、人間の心理を抉って次のような面白いことを言っている。
人は初めてお金をもらう時はありがとうと言い、
二回目にもらう時は当たり前と思い、
三回目にもらう時は少なすぎると文句を言い出す。
ワタシをこのたとえに当てはめると、
初めての場所で釣果があった時はありがたいと思い、
二回目に釣果があったときは当たり前と思い、
三回目に釣果があったときは型が小さいと文句を言い出す。
もっと大きな型を釣りたいのはやまやまだが、やはり、型の良いものを本格的に釣るならば”お天とうさん”が隠れ気味の「朝・夕のまずめ」に限る。過去の経験では、朝方にその日いちばんの大物がきたり、あるいは夕方の18時前後から大物が海面に浮上してくる。とにかく昼間は大物は警戒して深みに潜っていて、まず釣れない。
ワタシがお目当ての海辺の近くに小さな家を購入したい、あるいは借りたいと思うのも夕まずめにゆっくりと釣りたいのがいちばんの理由だが、カミさんの許しがないうえになにせ先立つものがない。この上は、寝泊りができるスペースを持った車を購入するのが今のところささやかな夢である。
ワタシの趣味は、音楽・オーディオ、読書、釣り、MLB観戦だがこの中でいちばん違った面白さがあるのは釣りである。とにかく青空のもと、大自然の中で狩猟本能を満たしていると夢中になって悩み事が小さくなるところがよい。(趣味三昧の生活でもやはり悩みはある!)
と き 2007年8月1日(水) 快晴、海上ときどき突風
ところ Y半島
釣り時間 8時20分~14時
潮 中潮
釣 果 中小クロ30匹前後、あじ15cm前後20匹
メ モ これからは中潮の日は絶対に釣行しないこと
飛ばしパン粉は不可。通常のパン粉にチヌパワー(集魚剤)を混ぜる
こと
米ぬかはアミ2角に1袋程度にとどめること。
次回はウキ下20cm程度に。