柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

石垣の修理

2016年03月17日 | 日々これ好日
 
今年の積雪量は例年に比べると、うんと少なかったようです。
しかし、1月下旬に思いがけない降雪がありました。その早朝、消雪パイプのない道路には除雪車が来て、
除雪(排雪)作業をしてくれました。
除雪作業中の除雪車(ブルドーザ)が、バックした時に、その右後部が我が家の石垣にぶつかってしまいました。

 除雪車運転の方が大変恐縮して、いろいろと手続きをされたようです。
保険屋の担当者が下見をしたり、石材屋さんが採寸に来たりしました。
しかし、肝心の「大谷石」の仕入れに、えらく時間がかかりました。

 3月も半ばになって、ようやく石材が届き、石を組み始めて3日間かかりました。
古い部分と新しい石の部分で色が違うのは止むを得ませんね。じきに同じような風合いになることでしょう。












 それにしても、当初はほんの数枚程度の被害と思っていましたが、10数枚の石を補充することになったようです。
保険で賄われるようですが、個人や会社で負担するとなると大変なことでしょうね。

 我が家の石垣は「大谷石」の組み合わせです。とても風化しやすく脆い材質です。
今では、この「大谷石」の石垣への利用はほとんどなく、化粧ブロックなどが多いのだそうです。
今回は、この大谷石の注文をするも入荷がなくて、3月も中旬過ぎまで復旧作業ができませんでした。

 ぼろぼろ欠ける「大谷石の石垣」の風情が、それでも「紅梅」にマッチしているかな、などと複雑な気持ちす。

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