柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

旅立ち

2014年03月29日 | 日々これ好日
 ようやく芽吹きも見られる「ほんものの春」が来ました。
春はまた、出会いと惜別の季節でもあります。

 今月9日(日曜日)、春まだ早いこの日、一人の若者が「修行僧」として「永平寺」へと旅立ちました。











 「大学」を卒業したばかりの若き僧は、江南区小杉の「法幢寺」から再び旅立ちました。
彼を送り出した師匠(祖父)、父親、そして祖母、母親、そして旅立ちに備え、支えてきた檀家の皆さん、
それぞれの皆さんの「思い」を取材させていただくことができました。

 わずか数枚の写真で、紹介することは至難なことです。しかし、挑戦させていただきました。

 「法幢寺」から、福井県「永平寺」まで、本人はわずかな交通実費だけを身にしての「一人旅立ち」でした。
今どきの携帯・スマホなどとも無縁、家族との連絡も許されない修行、
只管打坐の世界が彼をどのように成長させてくれるのでしょうか。

 とはいえ、今どきのご時世に久々の「すがすがしさ」を感じさせられました。

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