北海道新聞 04/10 05:00

閉鎖されている町のインフォメーションセンターの物販ブース。ウポポイの開業延期に伴い、オープンが先延ばしになっている
【白老】アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業が5月29日へと約1カ月延期されたのを受け、町が対応に追われている。開業に合わせて予定していた循環バスの運行開始や、JR白老駅北側での集客イベントは延期の方向で検討を進めている。関係者はスケジュールの再調整に追われる一方、町内からは「もともと遅れていた地元の受け入れ態勢を立て直すいい機会だ」と前向きな声も上がる。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府はウポポイの開業を当初予定の今月24日から5月29日に延ばし、今月18日の開園記念式典を5月23日に変更した。
町は、定員36人のバス2台でウポポイや町中心部の商店街などを結ぶ循環型の「町交流促進バス」について、ウポポイの開業延期に合わせる形で、運行開始も当初の今月24日から5月29日にずらす方向で検討に入った。JR白老駅を起点に、観光客を町内各地に誘導する役割が期待されていたが、開業延期でウポポイ敷地内のバス停が使えなくなることを考慮した。
白老駅北側の観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で、町が今月24日から8月上旬まで予定していた集客イベントも先送りする。新型コロナウイルスの流行により、出店事業者を確保できないことから既に規模の縮小を決めていたが、「感染状況から考えて引き続き出店者を確保するのは難しい」(町経済振興課)として、時期や企画内容も練り直すことにした。
また、ゾーン内で今月1日に開業した町のインフォメーションセンターのうち物販スペースは、オープンが延期されたまま、営業開始のめどは立っていない。
地元ではウポポイの開業延期が決まる以前から、ポロトミンタラのPR不足や開業ムードの停滞が課題として指摘されていた。白老町商工会の熊谷威二会長は「開業延期を好機と捉え、町内一丸で観光客の歓待方法などを再検討するべきだ」と話している。(金子文太郎)
◆「ポロトミンタラ」のラは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/410902

閉鎖されている町のインフォメーションセンターの物販ブース。ウポポイの開業延期に伴い、オープンが先延ばしになっている
【白老】アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業が5月29日へと約1カ月延期されたのを受け、町が対応に追われている。開業に合わせて予定していた循環バスの運行開始や、JR白老駅北側での集客イベントは延期の方向で検討を進めている。関係者はスケジュールの再調整に追われる一方、町内からは「もともと遅れていた地元の受け入れ態勢を立て直すいい機会だ」と前向きな声も上がる。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府はウポポイの開業を当初予定の今月24日から5月29日に延ばし、今月18日の開園記念式典を5月23日に変更した。
町は、定員36人のバス2台でウポポイや町中心部の商店街などを結ぶ循環型の「町交流促進バス」について、ウポポイの開業延期に合わせる形で、運行開始も当初の今月24日から5月29日にずらす方向で検討に入った。JR白老駅を起点に、観光客を町内各地に誘導する役割が期待されていたが、開業延期でウポポイ敷地内のバス停が使えなくなることを考慮した。
白老駅北側の観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で、町が今月24日から8月上旬まで予定していた集客イベントも先送りする。新型コロナウイルスの流行により、出店事業者を確保できないことから既に規模の縮小を決めていたが、「感染状況から考えて引き続き出店者を確保するのは難しい」(町経済振興課)として、時期や企画内容も練り直すことにした。
また、ゾーン内で今月1日に開業した町のインフォメーションセンターのうち物販スペースは、オープンが延期されたまま、営業開始のめどは立っていない。
地元ではウポポイの開業延期が決まる以前から、ポロトミンタラのPR不足や開業ムードの停滞が課題として指摘されていた。白老町商工会の熊谷威二会長は「開業延期を好機と捉え、町内一丸で観光客の歓待方法などを再検討するべきだ」と話している。(金子文太郎)
◆「ポロトミンタラ」のラは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/410902