サンスポ2023/04/28 22:12
国連の人種差別撤廃委員会は28日、ロシアに対する審査報告書を公表し、ウクライナに侵攻するロシアが、自国内や実効支配地域で実施している徴兵や住民の動員が「先住民を含む少数民族に偏っている」と指摘し、こうした不公平な措置をやめるよう求めた。
ロシアは昨年9月に部分動員令を発令したが、主に極東に住むブリャートなど少数民族が高い割合で戦地に派兵されているとの指摘がある。
報告書はロシアの当局者や著名人によるウクライナ人に対する差別や憎悪を助長するようなヘイトスピーチが、国営テレビやラジオで横行しているとして、こうした行為への対策を求めた。
また、ウクライナ南部クリミア半島のトルコ系先住民族、クリミア・タタール人の文化遺産が破壊されているとの情報について捜査し、予防策を講じることも求めた。(共同)
https://www.sanspo.com/article/20230428-S7O7SLQAGZMNJMRL6ST5YRYXRU/
国連の人種差別撤廃委員会は28日、ロシアに対する審査報告書を公表し、ウクライナに侵攻するロシアが、自国内や実効支配地域で実施している徴兵や住民の動員が「先住民を含む少数民族に偏っている」と指摘し、こうした不公平な措置をやめるよう求めた。
ロシアは昨年9月に部分動員令を発令したが、主に極東に住むブリャートなど少数民族が高い割合で戦地に派兵されているとの指摘がある。
報告書はロシアの当局者や著名人によるウクライナ人に対する差別や憎悪を助長するようなヘイトスピーチが、国営テレビやラジオで横行しているとして、こうした行為への対策を求めた。
また、ウクライナ南部クリミア半島のトルコ系先住民族、クリミア・タタール人の文化遺産が破壊されているとの情報について捜査し、予防策を講じることも求めた。(共同)
https://www.sanspo.com/article/20230428-S7O7SLQAGZMNJMRL6ST5YRYXRU/