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修学旅行先の函館でわが町PR 白老萩野小6年生が手作りパンフ配布

2018-09-04 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2018/9/3配信

 白老町の萩野小学校6年生が8月29、30日に行われた修学旅行先の函館市内で、古里をPRする手作りパンフレット100枚を配布するユニークな取り組みを初めて行った。全国から観光客が訪れる駅前の朝市や五稜郭タワーなどで4種類のパンフを手渡し。受け取った人たちの反応も上々で、子どもたちも白老の魅力を伝える活動に手応えを感じていた。
 国語のカリキュラム「ようこそ、私たちの町へ」の授業の一環。白老観光協会が発行している観光パンフレットやインターネットなどを通じて事前に白老の魅力を調査。20人の児童が4グループに分かれ、白老牛や虎杖浜たらこなどの特産物、豊かな自然やアイヌ文化など古里の魅力がたっぷり詰まったパンフレットを手作りした。いずれもA3用紙を三つ折り。色鉛筆などでカラフルに仕上げているのが特徴だ。
 修学旅行初日はJR函館駅前の朝市や五稜郭タワーなどの観光地で全員が協力しながら配布。児童たちは慣れない活動に緊張しながらも、勇気を出して観光客らに「どこから来たんですか?」「白老を知っていますか?」と話し掛けながらパンフレットを手渡した。2日目は自主研修先で配布した。
 白老を知らない人にはパンフレットを見せながら白老の場所や魅力などを紹介。多くの観光客から「きれいに手作りしたパンフレットをもらってもいいの?」「なかなか北海道に来る機会がないので、記念にとっておく」などと好評だったという。
 東秋羽君は「緊張したけど全部配り切った。受け取ってくれた人からすごく見やすいねと言ってもらえた」とにっこり。小畑心さんは「不安だったけど勇気を出して配った。白老に来てみたいと言ってもらえてうれしかった。人の目を見て、分かりやすく説明できたと思う」とコミュニケーションの方法なども学んでいた。
 引率した古川良明教頭は「初めての土地で見ず知らずの人に声を掛ける大変さと、相手の気持ちを考えて自分の気持ちを伝える大変さを学んでくれたのでは」と話した。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/14586/
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