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神秘と自然あふれる神威岬で真っ青な絶景を…積丹町・あの街行く北海道

2024-03-23 | アイヌ民族関連

報知新聞2024年3月22日 

「シャコタンブルー」と呼ばれる青い海が望める神威岬(積丹町観光協会提供)

© スポーツ報知/報知新聞社

 積丹半島にも春が着々と近づいている。積丹町のランドマーク、神威岬の約770メートル手前に設置されている「女人禁制の門」が来月中旬にも開門される。

 神威岬は古くから岬周辺に女性を乗せた船が近づくと転覆事故が繰り返されたため、人々に恐れられ、1855年まで女人禁制の地だった。そんな言い伝えを名前の由来とする門をくぐり、歩くこと約20分。半島先端にある展望台に立つと、水平線と大海原が300度見渡せる。沖には奇岩の神威岩がそびえ立ち、海が穏やかになり、海水が澄む夏場には「積丹ブルー」と称される真っ青な絶景が広がる。

 神威岬までは「チャレンカの小道」と呼ばれる細長い尾根をたどる遊歩道が整備されているが、積雪や風が強まる12月から春まで女人禁制の門は閉鎖される。「4月に入ってから道の状況を確認し、門を開く時期を決めます」(積丹町商工観光課)と今は準備段階で、昨年は4月10日に開門している。

 鎌倉時代の武将・源頼朝に追われた弟の義経が生き延びて足を踏み入れたという伝説がある積丹の地。神秘と自然にあふれる町は何とも奥深い。

 〇…「女人禁制の門」の開門から程なくして、10月から冬季運休中の水中展望船「ニューしゃこたん号」も来月中旬をめどに運航を再開する。美国港を出発し、道内唯一の海中公園に指定されている一帯を約40分でクルーズする。最大の売りは澄んだ海中の様子が見られる船底のガラス張りの展望室。魚や海藻、名物のウニなどが漂う姿は魅力たっぷり。ダイバーになった気分を味わえる。

 ◆積丹町 北海道西部の積丹半島の先端に位置し、総面積は半島の約4分の1にあたる約238平方キロ。人口は1月末時点で1764人。地名の由来はアイヌ語で夏を意味する「シャク」と村や郷土を指す「コタン」を合わせたもの。開基は江戸時代の1706年で、道内の開拓史で屈指の古さを誇る。民謡「ソーラン節」の発祥の地とされている。

https://www.msn.com/ja-jp/travel/news/神秘と自然あふれる神威岬で真っ青な絶景を-積丹町-あの街行く北海道/ar-BB1kjy6A

 

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