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シカ狩りの古来儀式再現 記録映画、東京などで公開 北海道でも上映へ

2025-01-19 | アイヌ民族関連

内山岳志 会員限定記事

北海道新聞2025年1月18日 19:18(1月18日 22:09更新)

映画「鹿の国」の一場面(ヴィジュアルフォークロア提供)

 諏訪湖(長野県)のほとりに立つ諏訪大社でかつて行われていた、シカをいけにえとする儀式「御室(みむろ)神事」の再現に挑んだドキュメンタリー映画「鹿の国」が今月、東京都と長野県で封切られた。角が生え替わるシカを命の循環の象徴としてささげる儀式を通じ、日本古来の野生動物との向き合い方を描いた。儀式は600年前に途絶えたものだが、増えすぎたシカ駆除の必要性が高まっている現在の北海道にも通じる内容だ。

 諏訪大社では冬の3カ月間、少年を穴蔵にこもらせて生き神として祭り、春に75頭のシカをささげて食べながら、豊作を願う舞を奉納していた。映画は文献と周辺に残った祭りから神事を再現し、古代日本の世界観や祈りの原点をみつめる。

 長野出身の北村皆雄プロデューサーは、1986年に美幌峠で行われたアイヌ民族のキツネ送りの儀礼を撮影した映像を修復、再編集し2022年に映画化した経験もある。「北海道では大切に育てたクマやキツネを殺して食べ、カムイの世界に送り返す儀礼がある。命の循環が主題で、通底していると感じる」という。

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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1112577/

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