釧路新聞 2014年07月13日
壕や崖などで切り離されたアイヌ民族による施設「チャシ」の謎に迫る講演会と現地説明会が12日、別海町郷土資料館と、発掘調査が実施されている町床丹のチャシ跡で行われた。町のふるさと講座歴史系特別企画。この日は25人が参加した。チャシは16―18世紀に建てられ、当初は「聖域」の意味合いが強かったが、やがて民族内で生まれた緊張状態から「チャランケ」(議論)の場として利用され、和人との争いが激化すると軍事施設の役割も果たした。一方、その由来や歴史については文献資料が少なく、謎が多いとされる。町床丹のチャシ跡については本格的な発掘調査が6月から8年ぶりに実施され、発見された火山灰から遺跡の建設時期が解明されようとしている。
http://www.news-kushiro.jp/news/20140713/201407134.html
壕や崖などで切り離されたアイヌ民族による施設「チャシ」の謎に迫る講演会と現地説明会が12日、別海町郷土資料館と、発掘調査が実施されている町床丹のチャシ跡で行われた。町のふるさと講座歴史系特別企画。この日は25人が参加した。チャシは16―18世紀に建てられ、当初は「聖域」の意味合いが強かったが、やがて民族内で生まれた緊張状態から「チャランケ」(議論)の場として利用され、和人との争いが激化すると軍事施設の役割も果たした。一方、その由来や歴史については文献資料が少なく、謎が多いとされる。町床丹のチャシ跡については本格的な発掘調査が6月から8年ぶりに実施され、発見された火山灰から遺跡の建設時期が解明されようとしている。
http://www.news-kushiro.jp/news/20140713/201407134.html