苫小牧民報2018/2/28配信

さまざまな古式舞踊が披露された特別公演
白老町のアイヌ民族博物館で25日、特別公演「アコラ シノッ~私達の芸能」が行われた。3月末の閉館を控え、同博物館の職員が先人から受け継いできた白老に伝わる歌や踊りを披露。定時公演で取り上げていない「タプカラ」や「ハンチカプリムセ」など、長年かけて積み重ねてきた伝承の成果を披露した。
2020年の民族共生象徴空間開設に向けた整備の都合で、同博物館は3月末で閉館。18日から開かれている最後の企画展「ポロトコタン ウパシクマ」の関連企画として特別公演を開催。同博物館が人材育成として力を入れてきた伝承活動を通して先人から受け継いできた歌や踊り、ムックリなど、定時公演とは違った演目を披露した。
最初に穀物を脱穀する作業の際に歌われる「イウタ ウポポ」を女性3人が杵をつきながら披露。また、アイヌ民族の踊りでは珍しい男性による踊りとして大地を踏みしめながら神に感謝を込めて祈りを捧げる「タプカラ」、水鳥が舞う様子を表現した「ハンチカプ リムセ」、魔物を払う舞「エムシ リムセ」のほか、ムックリ演奏や、「イオマンテ リムセ」といった演目を実演し、来場者からたくさんの拍手が送られた。
最後にサプライズ企画として、村の恵みを集まった人たちに配る「ハル ラン ナ」として、来場者たちにシト(団子)が配られた。
次回特別公演は3月3日午後1時15分から。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/13292/

さまざまな古式舞踊が披露された特別公演
白老町のアイヌ民族博物館で25日、特別公演「アコラ シノッ~私達の芸能」が行われた。3月末の閉館を控え、同博物館の職員が先人から受け継いできた白老に伝わる歌や踊りを披露。定時公演で取り上げていない「タプカラ」や「ハンチカプリムセ」など、長年かけて積み重ねてきた伝承の成果を披露した。
2020年の民族共生象徴空間開設に向けた整備の都合で、同博物館は3月末で閉館。18日から開かれている最後の企画展「ポロトコタン ウパシクマ」の関連企画として特別公演を開催。同博物館が人材育成として力を入れてきた伝承活動を通して先人から受け継いできた歌や踊り、ムックリなど、定時公演とは違った演目を披露した。
最初に穀物を脱穀する作業の際に歌われる「イウタ ウポポ」を女性3人が杵をつきながら披露。また、アイヌ民族の踊りでは珍しい男性による踊りとして大地を踏みしめながら神に感謝を込めて祈りを捧げる「タプカラ」、水鳥が舞う様子を表現した「ハンチカプ リムセ」、魔物を払う舞「エムシ リムセ」のほか、ムックリ演奏や、「イオマンテ リムセ」といった演目を実演し、来場者からたくさんの拍手が送られた。
最後にサプライズ企画として、村の恵みを集まった人たちに配る「ハル ラン ナ」として、来場者たちにシト(団子)が配られた。
次回特別公演は3月3日午後1時15分から。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/13292/