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北海道新聞2023年5月28日 21:08(5月28日 23:23更新)

アイヌ民族の遺骨が持ち去られ、沼地となっている現場。拡声器のマイクを握るのが差間正樹会長
【浦幌】町内で3日間の日程で開かれたラポロアイヌネイション(旧浦幌アイヌ協会)主催の国際シンポジウム「先住権としての川でサケを獲(と)る権利」は2日目の27日午前、町内でフィールドワークを行った。海外からの参加者ら約30人が、アイヌ民族の遺骨が大学関係者によって掘り返され持ち出された現場などを視察した。
ラポロアイヌネイションの差間正樹会長(72)らが案内した。差間会長は、現在沼地となっている場所がアイウシコタン(集落)の墓地だったとし、「ここは歴史的に不正義な光景。大学の先生が遺骨を持ち出した後、一帯の土は堤防の盛り土に用いられ、沼地になったと伝わっている」と説明した。
・・・・・
(椎名宏智)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/852791/
北海道新聞2023年5月28日 21:08(5月28日 23:23更新)


アイヌ民族の遺骨が持ち去られ、沼地となっている現場。拡声器のマイクを握るのが差間正樹会長
【浦幌】町内で3日間の日程で開かれたラポロアイヌネイション(旧浦幌アイヌ協会)主催の国際シンポジウム「先住権としての川でサケを獲(と)る権利」は2日目の27日午前、町内でフィールドワークを行った。海外からの参加者ら約30人が、アイヌ民族の遺骨が大学関係者によって掘り返され持ち出された現場などを視察した。
ラポロアイヌネイションの差間正樹会長(72)らが案内した。差間会長は、現在沼地となっている場所がアイウシコタン(集落)の墓地だったとし、「ここは歴史的に不正義な光景。大学の先生が遺骨を持ち出した後、一帯の土は堤防の盛り土に用いられ、沼地になったと伝わっている」と説明した。
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(椎名宏智)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/852791/