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李登輝氏「先住民こそが台湾の土地の持ち主」

2014-07-30 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾 2014/07/28 18:34
【政治】
(新北 28日 中央社)李登輝元総統は27日、新北市政府で開催された台湾原住民(先住民)に関する記念イベントで講演し、「台湾は本来原住民のもの」、「原住民こそが台湾の土地の本来の持ち主だ」と語り、1980年代から行われた「台湾原住民」の名称使用を求める運動は、尊厳を勝ち取るためだったと振り返った。
かつて台湾原住民は「山胞」などと呼ばれていたが、1984年12月29日に発足した台湾原住民権利促進会などの長年の運動により、1994年に憲法で「台湾原住民」が正式名称として定められた。
李氏は1994年に文化建設委員会(現・文化部)が屏東県三地門郷で開催した「原住民文化会議」の中で、総統として初めて「原住民族」という名称を使ったと振り返り、一連の運動は台湾の民主化の上で重要なことであり、主体性構築のために欠かせないものだったと語った。
また、将来の台湾は多くのエスニックグループ(族群)や新しい時代の台湾の人がお互いに支え合った多様な社会になるだろうと期待を寄せた。
このほか、原住民の持つ音楽、言語、スポーツ面での才能をどのように発揮させ、自らに自信をつけさせるか考えることが重要だと述べた。
(黄旭昇/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201407280006.aspx
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