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アイヌ文様ユニホーム制作進む 苫小牧市とイーグルス

2023-08-24 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2023.08.23
苫小牧市は、アイスホッケアジアリーグのレッドイーグルス北海道(REH)と協働し、アイヌ文様入りのオリジナルユニホームの制作を進めている。アイヌ施策推進事業の一環で、監修する苫小牧アイヌ協会の文様案を基にデザインを決め、10月末に完成させる予定。選手はプロモーション映像の制作に臨むほか、来年3月のアジアリーグ公式戦2試合で着用し、アイヌ文化の魅力発信に努める。

アイヌ文様入りユニホーム制作で打ち合わせする関係者
 今月上旬、市から業務全般を受託した電通北海道(札幌市)と同協会の会員、市職員が市内矢代町の生活館に集まり、東京のデザイナーとオンラインで打ち合わせを行った。事前に会員が描いた5種類の文様から、デザインに落とし込んだ3点のユニホーム候補が提示された。
 いずれもアイヌ文化を敬い、文様の意味に配慮した作りで、同社は3点それぞれについて「格好良く戦ってもらえるよう意識した」「交易の拠点だった川や丸木舟のイメージを取り入れた」「前身の王子製紙の往年のユニホームを参考に、市公式キャラクターのとまチョップも描いた」と紹介した。
 会員からは「身を守る意味の文様を使ってくれ、私たちの思いをくみ取ってくれた」「完成が楽しみ」などと評価する声が上がった。同社はこの日の意見やイーグルスの選手からの提案も踏まえ、10月末までに仕上げる考え。
 完成後は「とまこまい観光大使」の佐々木一正選手も参加し、記者会見でお披露目する。来年3月9、10日にはネピアアイスアリーナで予定されているアジアリーグ公式戦2試合でユニホームを着てプレーするほか、関連企画も計画中だ。イーグルスの担当者は「アイヌ文化を尊重しながら、アイスホッケーの格好良さも全国にアピールできたら」と意気込んでいる。
https://hokkaido-nl.jp/article/30563
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