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北海道新幹線×日胆地域戦略会議 苫小牧市長ら8首長が宮城入り

2015-11-26 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 11/23)
 胆振、日高管内の全18市町と観光、経済団体などでつくる「北海道新幹線×nittan(日胆)地域戦略会議」(会長・岩倉博文苫小牧市長)は21~23日、仙台市内の勾当台(こうとうだい)公園で開かれている食と観光のイベント「函館・みなみ北海道グルメパークin仙台」に参加した。岩倉市長や戸田安彦白老町長ら8首長も現地入りし、来年3月の新幹線開業効果を見据え、日胆の食や観光をアピールするトップセールスを繰り広げた。
 イベントは、函館市や北斗市をはじめとする道南地域の自治体などでつくる実行委が主催。日胆戦略会議としては初めての参加で室蘭、登別、伊達、苫小牧の4市と白老、日高、新冠、様似4町がタッグを組んだ。
 苫小牧市の食品加工会社「農研百姓塾」と合同でブースを設け、道内産の骨付き豚肉やベーコンなど地元の加工品を販売し、観光パンフレットや登別温泉の入浴剤も配布。ステージでは首長8人が登壇してそれぞれ2分間で、まちの魅力を発信した。
 戸田町長はアイヌ語で「「イランカラプテ」(こんにちは)とあいさつし、2020年に開設する国立のアイヌ文化博物館(仮称)などを紹介。岩倉市長は「最近は工場などを観光資源に活用する『産業観光』に力を入れている。空港と港があり、交通アクセスも良い場所」などとアピールした。様似町の坂下一幸町長は世界ジオパークに認定された地元のアポイ岳に触れ、「世界一サマになっているまち、様似と覚えて」とユーモアを交えてPRした。
 白老町と仙台市、登別市と白石市がそれぞれ姉妹都市関係にあるなど、胆振と宮城県は縁が深く、今回はその人脈もフル活用。20日は岩倉市長ら5市町の首長で仙台市役所や宮城県庁、東北観光推進機構を表敬訪問し、日胆を売り込んだ。岩倉市長は「広域連携に驚いたようで、反応は上々だった」と話した。
 この他、21、22の両日は名取市のイオンモール名取で、北海道観光振興機構、ホクレンとタイアップした食のPRイベントを独自に開催。新冠町の米や伊達市のジャガイモなどの試食品とパンフレットを首長が手渡し、好評を得た。
 苫小牧市政策推進課の吉田帆南美さんは「現地での日胆地区の認知度は低い。特産品や観光地などの魅力を幅広く伝えられる広域連携の意義を再確認した」と話している。
http://www.tomamin.co.jp/20151132478
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