北海道新聞 2025年1月14日 18:08
講習会で、参加者からの質問に答える(右から)鹿糠昌弘教頭、原田公久枝さん、千葉拓士教諭
【美唄】学校でのアイヌ文化教育について考える講習会が、美唄中で開かれた。アイヌ民族の原田公久枝さんが「アイヌとして生きるということ」と題して講話したほか、同校など2校の教諭が授業での取り組みを紹介した。
アイヌ民族文化財団(札幌)が10日に開き、美唄や近郊の教員ら約30人が参加した。
講習会では、同財団のアイヌ文化活動アドバイザーを務める原田さんが、小学生の時に靴店で試し履きをしようとしたところ、店主から「アイヌが履いた汚い靴なんて誰も買わない」と断られた差別体験などを語り、「草の根でもいいからアイヌの現状をお話しすることが私の役割」と話した。
また札幌市立新札幌わかば小の千葉拓士(ひろし)教諭は、・・・・・