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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ民族衣装や踊りに興味津々 妹背牛小で体験学習

2022-11-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/10 05:00

アイヌ民族の衣装などを学ぶ児童
 【妹背牛】妹背牛小学校(新保秀樹校長)は2日、2、3年生を対象に、アイヌ民族への理解を深める授業「アイヌ文化活動」を開いた。
 学校や市民講座などでアイヌ文化を伝える団体「中空知アイヌディビジョン」(砂川市)の門別こずえさん、吉村圭一郎さんを講師に招いた。吉村さんは「妹背牛周辺で暮らすアイヌ民族は自らをペニウンクル(川の上流に住む人)と呼んでいた」などと説明した。
 児童たちは民族衣装を身にまといながら衣装について学んだほか、小鳥やキツネの姿を表した伝承の踊り、木の枝を加工した弓矢や輪投げなどの遊びを体験した。(木村保範通信員)
※ペニウンクルの「ル」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/758064/

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アイヌ料理作ったよ! 平取 二風谷小で体験授業

2022-11-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/10 05:00

貝沢さん(左端)に教わりながらアイヌ民族の伝統料理チェプオハウを作る二風谷小の児童 ※チェプオハウの「プ」は小さい字
 【平取】二風谷小で町内のアイヌ料理実践者の貝沢美和子さん(74)を講師に招いた授業が行われ、児童はアイヌ民族の伝統料理チェプオハウ(サケの汁物)を作る体験を通してアイヌ文化への学びを深めた。
 3、4年生5人が総合的な学習の時間を使い10月24日に行った。
 児童は貝沢さんに教わりながら、サケやオハウキナ(ニリンソウ)、フキ、ネギ、ジャガイモなどの具材を包丁で切り、鍋で煮込んだ。また、授業では「サンペ(心臓)」や「チポロ(筋子)」といった料理に関するアイヌ語も学んだ。
 4年生の二ツ川陽菜さんは「サケを皮ごと使うなど、具材を知ることで昔と今の工夫が分かってよかった」と笑顔。
貝沢さんは「アイヌ語も交えながら料理を一からやってもらうことで、アイヌとの関わりを伝えていけたら」と語った。(杉崎萌)
※チェプオハウの「プ」とチポロの「ロ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/758079/

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<ウポポイ オルシペ>52 アイヌ資料の美しさ 図案家杉山寿栄男が注目

2022-11-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/10 09:22

今井呉服店で開催された展覧会「北海道原始文化展」の様子(「北海道原始文化展要覧」1933年・犀川会編)
 アイヌ資料の工芸的・美術的価値にいち早く注目したのは、図案家杉山寿栄男と言えるでしょう。膨大に収集した資料についての研究も行い、毛利総七郎をはじめとする個人コレクターや多くの研究者へ大きな影響を与えていきます。
 民藝(げい)運動をけん引した柳宗悦は、杉山が収集したアイヌの染織や木彫資料を用いて、1941年に日本民藝館にて「アイヌ工藝文化展」を開催しました。
 この展覧会は、これまで考古学・人類学や民俗学的視点で収集、研究されてきたアイヌ資料を、その文化の中にある美しさや信仰との関係に注目し、初めて芸術的観点で見つめたものでした。これがひとつの契機となり、今日にいたるまでアイヌの手仕事から生み出される工芸品の「美」が語られています。
 また、現在もアイヌ文化を発信する百貨店、札幌丸井三越の前身である今井呉服店も杉山と深い関わりを持っていました。1933年に「北海道原始文化展覧会」を札幌・小樽・函館の各店舗で開催し、優れたアイヌの工芸品を紹介しています。さらに本州に流出寸前の大量の資料を買い取り、店内に作られた北海道郷土室で公開しました。
 それらの資料は、札幌市時計台の中に郷土室が開設されるにあたって札幌市にまとめて寄贈され、現在は国立アイヌ民族博物館で寄託資料として保管しています。これらの取り組みも杉山の発案や助言によるものでした。
 国立アイヌ民族博物館で開催中の第5回特別展示「イコロ ウエカリレ アイヌ資料をコレクションする」では、杉山や影響を受けたコレクターが収集した資料の数々も紹介しています。(宮地鼓=国立アイヌ民族博物館研究主査)
◆イコロのロは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/758397/

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国立アイヌ民族博物館で学芸員研修 解説の注意点説明

2022-11-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/10 19:53 更新

展示品解説の注意点について話す北大アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシ准教授
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」内の国立アイヌ民族博物館は10日、連携する道内外の博物館職員らを対象にした2日間の研修会を始めた。初日は北大アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシ准教授らが講演し、アイヌ民族に関する展示品解説の注意点を説明した。
 研修会はアイヌ民族の歴史や文化に関する資料や情報の利活用の促進が狙いで、昨年に続いて2回目。オンラインも含め道内外の70人が参加した。
 北原准教授は講演で「アイヌ文化を紹介する際、無意識のうちに和人文化と比べ、『文字がない』『歴史がない』と言いがちだが、『ない』という否定的な言葉を使うのには違和感がある」と指摘し、他文化との比較なしにアイヌ文化の価値や特徴を発信するよう促した。
 11日は国立アイヌ民族博物館の学芸員らが資料の保管方法を紹介し、同館で開催中の特別展を見学する。(竹田菜七)
☆北原モコットゥナシ准教授のシは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/758774/

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アイヌ文化への理解深めて 全国の博物館の学芸員対象に研修会

2022-11-11 | アイヌ民族関連
NHK11月10日 19時04分

白老町にある国立アイヌ民族博物館で、アイヌ文化への理解を深めてもらおうと全国の博物館の学芸員を対象にした研修会が開かれています。
白老町の国立アイヌ民族博物館で10日から2日間の日程で行われている研修会には、全国38の博物館からオンラインを含めて70人の学芸員が参加しました。
はじめにアイヌ民族文化財団の常本照樹理事長が講演し、3年前に制定されたアイヌ施策推進法で初めて法律で「先住民族」だと明記されたものの、特定の個人をアイヌだと認定することは困難だとされるなど、戸籍で先住民族と記されるカナダなどの外国とは制度に違いがあることを解説しました。
続いて、北海道大学アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナシ准教授は、アイヌに関する展示について、アイヌではない人の視点や歴史観を押しつけたり、アイヌの精神性を過剰に強調したりしていることがあるなどと指摘しました。
新潟県からの参加者は「アイヌであることをアイデンティティーとして認識している人の考え方を私自身が認識し直して、語っていくことが必要だと思った」と話していました。
研修会を主催した国立アイヌ民族博物館の宮地鼓研究主査は「学んだことをそれぞれの博物館で発信してもらうことで、アイヌのことに触れる機会をより増やしていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221110/7000052338.html

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神居古潭 アイヌ民族の聖地

2022-11-11 | アイヌ民族関連
日本経済新聞2022年11月10日 14:30 [有料会員限定]
北海道旭川市の神居古潭(かむいこたん)はアイヌ民族の聖地とされ「神の集落」を意味する。石狩川の川幅が狭まる渓谷で急流や奇岩で知られる。舟で行き来していた昔は難所で、魔神と英雄神の戦いの伝説が残る。雄大な自然を眺めていると日ごろのもやもやが晴れ無心になる。
岩は地殻変動で隆起した変成岩や石灰岩。500万年前は海と陸の境界だったという。歩行者専用つり橋「神居大橋」は土木学会選奨土木遺産の一つだ。小学...
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残り363文字
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65865360Q2A111C2KNTP00/

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〔週刊 本の発見〕『気流の鳴る音ー交響するコミューン』

2022-11-11 | 先住民族関連
レイバーネット(2022/11/10)
人は根を選ぶのか翼を選ぶのか
『気流の鳴る音ー交響するコミューン』(作者 真木悠介)評者:根岸恵子
 ラカンドンというマヤの一支族は遥か彼方の音を聞けるという。また矢追日聖さんとい う神道の法主さんは木の叫ぶのが聞こえる。私たちは遥か昔に備わっていた聴覚を失って いる。「気流の鳴る音」はまた、私たちが忘れてしまった超自然的な音だったのかもしれ ない。文明化とともに忘れた音。
 著者の真木悠介さんは社会学者見田宗介さんである。多くの著作があるなかででコミュ ーン論は彼の一つの課題であった。折しも私は11月1日からフランス南部の共同体(コミュ ーン、皆はムラと言っている)で生活することになり、労働の合間に本書を読むことにし た。
 真木さんは序章「『共同体』のかなたへ」のなかで日本の共同体山岸会について述べ、 「労働が強制されないこと」「ニワトリが平飼いされていること」に疑念を持つ。労働を 主体にした共同体で労働しないことや攻撃的な生き物であるニワトリの平飼いなどをばか ばかしいと思っていた。しかし「研鑽」体験によって認識を変える。人間が穏やかならニ ワトリも穏やかだという非科学的とも思える山岸会の理論に納得し、人間と自然との連動 性のようなものの方にこそ、ことの本質があるのだと理解したと述べている。実際私自身 このフランスの共同体に来た時、「働きたいですか? 働きたくないですか?」と聞かれ た。そしてこの共同体でも何百羽ものニワトリが平飼いされていて、争うことなく暮らし ている。
 強制される労働は精神を病み、自然の均衡を侵す。殺風景な社会は必ず自己の周囲に殺 風景な自然を生み出す。「コミューン論は、人間と人間との関係のあり方を問うばかりで なく、自然論、宇宙論、存在論をその中に包括しなければならない」と真木さんはいう。
 本書は序章から5章までが雑誌『展望』に発表されたもので、その内容のほとんどを文 化人類学の著作として1968年にカリフォルニア大学から出版された『ドン・ファンの教え 』を解説したものとなっている。ドン・ファンとはアメリカ先住民ヤキ族のシャーマンで 、それを文化人類学の学生でドン・ファンの弟子となったカルロス・カスタネダが記録し た。
 ドン・ファンは人間の根源的な欲求は「翼を持つこと」と「根を持つこと」だという。 もちろん「翼」は自由を意味する。では「根」とは何か。人は家族、郷村、人類に根を求 める…それがあたかも揺るぎない根であるかのように。ドン・ファンは「履歴を消しちま うのがベストだ。……そうすれば他人のわずらわしい考えから自由になれるからな」と言 う。カスタネダは納得しない。自分の履歴に愛着を感じているからだ。著者もまた、それ は素晴らしい自由を与えるが、人間の確かさを奪い、執着するもののない生活とは自由だ がさびしいものではないかと疑問を呈する。
 この二律背反する「翼」と「根」に、自由に生きたいと思う私と安住できるコミューン へ幻想を抱く私自身の矛盾した願望がある。流浪する孤独に耐えられず常に人を求め、共 同体の不自由さに再び流浪する。
 真木は、飛翔したい「翼」が生活の疎外となり、ささやかな「根」の執着が障壁なき「 翼」の断念となり、二律背反の地平は越えられないと切る。人は根を選ぶのか翼を選ぶの か、彷徨する魂はどちらも選ぶことはできない。答えはない。
 『ドン・ファンの教え』だが、最初は学術書として出版され、その後、寓話として扱わ れている。しかし、真木さんはこのドン・ファンの教えの中にこそ自然と人間性への真実 があると信じていたのではないだろうか。文明化された私たちには聞けない音があるよう に、われわれの自我の深部の異世界を解き放つ時ではないだろうか。
 気流舎という本屋のような小さなバーのようなコレクティブ経営のフリースペースが下 北沢にある。本書はちょうど昨年の今頃亡くなった長谷川浩さんが、運営メンバーに気流 舎なんだから読むべきだと言っていた本である。もっとも私はメンバーでなかったけれど 、長谷川さんの意思と今年4月に亡くなった作者真木悠介さんを偲んで本書を読んでみる ことにした。
 私にはまだ気流の鳴る音は聞こえない。
http://www.labornetjp.org/news/2022/hon276

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伝統的な先住民族の慣行がメキシコの腐敗との戦いにどのように役立つか

2022-11-11 | 先住民族関連
ヨーロピアンタイムス2020年11月12日

©UNODC
2022 年 11 月 9 日、オアハカ (メキシコ) –メキシコでは、汚職が社会のあらゆる層に浸透しています。メキシコ競争力研究所 (IMCO) の 2015 年報告書によると、汚職は国民経済に国内総生産の 5%もの損失をもたらすと推定されています。
これは、個人やコミュニティの生活に直接影響を与える問題であり、人々の生活の質、公共サービス、および司法制度を改善するために使用されるべきリソースを転用しています。さらに、汚職は、先住民を含む脆弱な個人やコミュニティに不均衡な影響を与えます。
約23.2万人がいます 先住民 in Mexico, equivalent to almost 20 per cent of its population. The country holds a historical debt towards them, as for many years they were excluded from national plans and their culture was not respected.
国連薬物犯罪事務所 (UNODC) の腐敗防止活動は、すべての人々と地域社会が正義、安全、平和への権利を持っているという信念に基づいています。汚職の惨劇は、社会のすべての部門が同じ共通の目標に向かって取り組む場合にのみ根絶することができます。したがって、腐敗防止プログラムは、国家レベルでの腐敗防止闘争に先住民族を足並みをそろえるために、先住民族のニーズ、独自の状況、および希望を考慮しなければなりません。  
メキシコにおける汚職の脅威に対処するため、UNODC は地方自治体と協力して国連汚職防止条約 (UNCAC) を州レベルで実施し、すべての公務員が汚職防止ツール、知識、およびスキルを備えていることを確認しています。これには、最近 7 月にオアハカで開催された国家腐敗防止システムの市民参加委員会への支援が含まれます。  
オアハカの腐敗防止システムの市民委員会の顧問であり、先住民のサポテク族で活動家でもあるレイナ・サンティラン女史は、彼女の母国語であるサポテック語で UNODC チームに演説しました。  
「先住民のコミュニティが腐敗と呼ばれる癌にかかることを望んでいないため、UNODCと協力できることを非常に嬉しく思います。私たちには、透明性、説明責任、テキオなどの地方自治体の優れた慣行を継続する権利があります」と彼女は言いました。  
サンティランさんは、オアハカで一般的な先住民族の伝統的な慣行に言及していました。これは、コミュニティの利益のための協力的で義務的で無給の仕事に基づいています。  
「私たちのコミュニティの中で、私たちは権力者として奉仕するためにお金を受け取っていません。その地位にあるという名誉のためにそうしています」と彼女は続けた. 「これは、社会的共同責任と内部統制規則の一例です。腐敗と透明性の欠如を避けるために、先住民族の優れた慣行が存在し続けることを望んでいます。」  
テキオは、腐敗との戦いを支援するために先住民族が共有できる優れた慣行の一例にすぎません。  
UNODC は、より多くのメキシコの州で UNCAC レビュー メカニズム (各国が条約を実施するのを支援するためのピア レビュー プロセス) を引き続き実施し、腐敗防止の取り組みが異文化間の要素を持ち、さまざまな先住民コミュニティの独特の状況を尊重し、保証することを保証します。これまでの教訓に基づいた正義。
https://www.europeantimes.news/ja/2022/11/how-traditional-indigenous-practices-can-help-mexico-in-the-fight-against-corruption/

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北海道はアイヌ文化を中国・韓国等に発信、業務は随契で博報堂が受注

2022-11-11 | アイヌ民族関連
アセアンポータル2022年11月10日
北海道は、道内アイヌ関連施設PR動画「AIZU MUSEUM TRIP」の多言語版(英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・マレ-語)をリリースしたことを発表した。
北海道では、ウポポイをはじめ道内アイヌ関連施設やアイヌ文化とゆかりのある地域について、広く国内外の興味を高め、来訪意欲を促進し、ウポポイ開業効果の地域波及を図り、アイヌ文化の振興と地域の活性化につなげるため、令和2年度に制作したオリジナルPR動画を多国語版に編集するとともに、国内外に向け、多様な媒体を活用して効果的に発信する『令和4年度道内アイヌ関連施設PR動画発信事業委託業務』を行う事業者の募集を、令和4年5月11日に実施していた。
その結果、不特定多数の参加者を募り比較的に公正公平に実施される一般競争入札ではなく、公平性およびに透明性に問題が発生しやすい随意契約により、株式会社北海道博報堂が、予算上限額は1,463万円となっていたところを、満額の1,463万円で受注していた。
今回、リリースされた多言語版は、英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・マレ-語に対応している。
https://portal-worlds.com/news/asean/29214

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Tani Yuuki、ライブ定番曲「おかえり」を自身の誕生日に配信リリース。MVも公開

2022-11-11 | アイヌ民族関連
THE FIRST TIMES11/9(水) 12:01

掲載:THE FIRST TIMES
■MVは、Mr.Childrenの「HERO」も手がけた村田朋泰監督によるパペットアニメーション
Tani Yuukiの「おかえり」が、自身の誕生日である11月9日に配信リリースされ、同日20時より「おかえり」のMVも解禁される。
「おかえり」は1stアルバム『Memories』に収録され、ライブでも定番曲。太陽と月のような“対となる存在”との“赤い糸”を信じ、離れてしまってもなお大切なあの人を待ち続ける切ない愛の歌。カップリングには、アコースティック編成で収録された「おかえり(Home and Dry ver.)」が新録されている。
MVは、Mr.Children「HERO」のMVをはじめとする数多くのアーティストの作品やCMを手掛ける村田朋泰監督によるパペット・アニメーション。幸せな記憶を辿り、家族に訪れた衝撃の出来事を乗り越える夫婦と親子の奇跡の物語になっている。
■MV村田朋泰監督 コメント
Taniさんの楽曲は、大切な人を、時間を超越し、深い想いで「待つ」姿を表現なさっていて、まるで夏目漱石の夢十夜「第一夜」みたいに、百年でも万年でも待ち続ける想いを感じました。MVを作るにあたり、遠い記憶、大切な想いを繋ぐ場、新たな新芽が生まれる場として、洞窟の中に巨樹の切り株をつくりました。
「待つ」は「松」と重ね、万葉集の歌にも多く登場しますが、濃い緑を保ち、暑さ寒さに耐える松の姿と、いつの日か「おかえり」といって迎えたいTaniさんの想いが重なる気がしました。主人公として登場する壊れた木彫りのロボットは、実は車のキーホルダーだったのですが、アイヌの昔話に「木彫りのオオカミ」というのがありまして、そこから発想しました。
いつも身につけてた木彫りのオオカミが夜な夜なその人を守ってくれてたというお話です。
信じて待つことは祈りにも似ていて、大切なお守りもまた魂が宿ると考えました。大切な人に届ける深い祈りのようなメッセージを感じながら、今回MVを制作させていただきました。
■Tani Yuuki コメント
「おかえり」という楽曲は僕が学生の頃に作りました。
「Myra」ができる少し前のお話です。
当時から童歌のような懐かしさ、雰囲気を感じていて、世代を超えて歌い継がれるような曲になってくれればいいなと思っていました。
それを曲で表現するために精一杯を注ぎ込みましたが、映像でも表現したくて今回MVを作っていただきました。
思い入れの深いこの楽曲の世界観をさらに拡げてくれる映像になっていると思います。
是非、隅々まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
リリース情報
2022.11.09 ON SALE
DIGITAL SINGLE「おかえり」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbc30508c76c0e751f90b11cb3c0bbc988294633

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