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北海道5区補選、市民の力で野党共闘、国政で初対決――共産党公認取り下げで実現

2016-03-24 | アイヌ民族関連
週刊金曜日 2016年3月23日

3月5日、北海道札幌市の市民集会で挨拶する池田真紀氏。(撮影/木村嘉代子)
衆院北海道5区補欠選挙(4月24日投開票)は、安保関連法の強行採決後はじめての国政選挙であり、「反安倍」を掲げる市民と野党が共闘して臨む初対決となる。
北海道札幌市厚別区で3月5日、野党統一候補として無所属で出馬する池田真紀氏(43歳)の市民集会が開かれ、約400人が詰めかけた。2月中旬に共産党と民主党の共闘が成立した後、一堂に会するのははじめて。民主、共産、維新、社民、市民ネット北海道、生活、グリーン北海道、アイヌ民族、新社会の9政党、道労連と連合、50以上の市民団体が集った。
池田氏は声援に応え、「この国の平和、憲法を守るのが私たちの闘い。北海道5区から、日本に希望を作っていこう」と訴えた。共産党公認の立候補を取り下げた橋本美香氏(45歳)も壇上であいさつし、「全面的に池田さんを応援する」とエールを送った。
会場は熱気にあふれ、歴史的な野党共闘を印象づけたが、そこに至るまでの道のりは困難を極めた。
共闘を調整してきた川原茂雄氏(「市民の風・北海道」共同代表)は、「多くの団体や個人が自主的に各政党に働きかけてきた。政党に任せるのではなく、市民が動いて、共闘が実現した」と言う。
統一候補勝利に向けた取り組みが具体化したのは、昨年の秋ごろ。「市民自治を創る会」(札幌)の山口たか代表らが中心になり、戦争法反対のデモなどに参加するメンバーが結束。上田文雄前札幌市長も加わり、11月10日に「戦争させない北海道をつくる市民の会」(以下、市民の会)を発足した。
しかし、共産党はすでに候補予定者を公認していたため、候補者の一本化に時間がかかった。民主党北海道の候補者選定も遅れ、「市民の会」が先がけて池田氏に出馬を要請。池田氏の受諾後、12月22日に民主党が推薦を決定した。年明け早々には、新党大地が自民党公認候補者の支援を表明し、統一候補の話し合いは膠着。
政党の動きの鈍さに業を煮やした「市民の会」は2月初旬、民主と共産の地元支部に話し合いを求めた。判断は道内レベルの政党間に委ねられ、民主党北海道と共産党道委員会が協議をはじめた。
最終的に、共産党が公認候補者の取り下げ、19日、池田氏、民主党北海道と共産党道委員会、「市民の会」が「戦争法の廃止と立憲主義の回復をめざす」「所属会派の状況にかかわらず、その姿勢を最後まで貫く」との協定を結んだ。
【与党候補は大地も推薦】
投開票まで1カ月半。池田氏陣営は、戦争法以外の政策の違い、無党派層・無関心層の掘り起こしなどの課題を克服していく必要がある。各組織・団体は、情報を共有しつつ、独自の選挙活動で支持集めを繰り広げる方針だ。自民党公認で公明党、新党大地などが推薦する和田義明氏(44歳)は、故町村信孝前衆院議員の二女の夫。厳しい闘いになるのは必至だ。
2014年の衆院選では、投票率58・43%。民主・共産両候補者の合計得票数は町村氏の13万票強より4896票下回った。「投票率60%、得票数14万票を目標に設定する。自衛隊のある恵庭市と千歳市は最重要地域。ここで拮抗した闘いができるかが勝敗の分かれ目」と選挙対策委員会の藤盛敏弘事務局長は説明。安保関連法に反対する自衛隊や自衛隊の家族に寄り添う戦略を展開していくという。
池田氏は、幼少から複雑な家庭のなかで怯えて暮らし、高校を中退して、シングルで2児を育てた。福祉の仕事に20年たずさわり、社会福祉士、介護福祉士など6種の資格を取得。大検にも合格し、北海道大学公共政策大学院を修了している。生きづらさを経験した当事者として、「だれ一人、置いてきぼりにしない政治」を目指す。
一方の和田氏は、大学卒業後、商社マンになったエリートで、若手経済人の支持拡大を狙う。
対照的な40代新人候補の一騎打ち。「この共闘モデルが成功すれば、参議院選にも弾みがつく、絶対負けられない」。市民と野党は、前例のない共闘体制で新風を巻き起こそうと意気込んでいる。
(木村嘉代子・フリーライター、3月11日号)
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=5857

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日本時代開業の台湾鉄道・玉里駅 100周年目前で記念入場券発売へ

2016-03-24 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾  2016/03/23 11:03
台湾鉄路管理局提供
(台北 23日 中央社)台湾鉄路管理局は今月27日、台東線玉里駅(花蓮県)が来年開業100周年を迎えるのを前に、記念入場券を1000セットの数量限定で販売する。
同駅は日本統治時代の1917(大正6)年9月に璞石閣駅として開業。台湾原住民(先住民族)アミ族の言葉で周辺地域が「風塵の道」と呼ばれていたことにちなむが、同年11月に玉里駅に改称された。
入場券は2枚セットで価格は100台湾元(約340円)。27日午前9時から同駅で販売される。
(汪淑芬/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201603230001.aspx

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観光ルート6案公表 西胆振3市の商工会議所

2016-03-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/23 16:00
 【室蘭、伊達、登別】室蘭、伊達、登別3商工会議所でつくる北海道新幹線連携会議は22日、2016年度事業計画を決定し、6種類の観光モデルルート案を公表した。日本商工会議所の支援を受けた「魅力再発見プロジェクト」の一環で、16年度中の商品化を目指す。
 プロジェクトは15~17年度を予定。観光ルート案は地域から発掘した観光資源291件を基に組み合わせた。このうち「日本を支え続ける鉄のマチ室蘭を体感」コースは製鉄所見学やボルタ人形製作、焼きとりなどを楽しむ。ほかに「夕日と夜景をムードいっぱいに楽しむ室蘭デートコース」「伊達の海・山の恵みをバーベキューで満喫」「登別でアイヌ文化に触れる」「登別&伊達で武士の開拓の歴史を学ぶ」「イルカ・クジラに会いに室蘭へ」の各案を考えた。
 これとは別に噴火湾を横断する「森蘭航路」を使ったツアーを函館市で5月に行われる全国商工会議所専務理事会議の参加者向けに行う。スマートフォンへの情報発信や北海道新幹線の長万部駅先行開業に向けた噴火湾地域との連携、JR東日本が17年春から登別まで走らせるツアー用豪華寝台列車の情報収集も行う。
 一方、登別商工会議所関係者は、登別温泉のホテルなどが費用を負担して日本航空の7月ごろの機内誌に登別特集を掲載し、近隣の名所も紹介すると報告。連携を呼び掛けた。(津野慶)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0249732.html

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白老・緑丘小で最後の卒業式、46人輝く未来へ

2016-03-24 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2016年3月23日(水)朝刊】
 今年4月、白老町の白老、社台両小学校と統合し、校名が変わる緑丘小学校(立花和実校長、217人)の最後の卒業式が22日、同小体育館で開かれ、男子28人、女子18人の計46人が卒業証書を受け取った。
 卒業生は一人一人ステージに立って「中学校に行ったら勉強と部活を頑張ります。そしてノーベル賞を狙える学者を目指します」「将来の夢はアイヌ民族博物館で働くことです。多くの人にアイヌ文化について知ってもらいたいです」「中学校でたくさん勉強して就職率の高いに高校に入学し、夢をかなえたいです」などと抱負の言葉を披露した。
 立花校長は「卒業生の皆さん、羽ばたきのときです。胸を張って笑顔で飛び立ってください。でも、もし疲れてしまったり悩んだりしたら、いつでもこの小学校に来てください。校名は変わってしまいますが、母校には変わりありません。きっと皆さんを癒やし、背中をそっと押してくれるはずです。さあ、輝かしい未来に向かって努力に裏打ちされた自信を身に付け、挑戦していってください」とはなむけの言葉を贈った。
 在校生たちは「たくさんのことを教えてくれたお兄さん、優しかったお姉さん、ありがとうございました」「6年生が築いてきた伝統を新しい白老小の仲間とともに育てていくことを約束します」などと声を合わせた。
 3小の統合は、現緑丘小が統合校舎になる。校名は白老小とし、校章も現在の白老小の校章が使用される。新白老小の出立式は4月7日に開かれ、新しい校歌が披露される。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2016/03/23/20160323m_08.html

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観光庁、訪日客の買物で46のモデルコース、消費拡大はかる

2016-03-24 | アイヌ民族関連
トラベルビジョン-2016年3月22日(火)
 観光庁と地方運輸局はこのほど、訪日外国人旅行者向けに全国のショッピングエリアを巡るモデルコースを46コース策定した。地方自治体や観光協会などが把握する訪日客の動向や買い物のニーズを踏まえたもので、人気の高い観光スポットの周辺に存在する、地域の名産品などの買い物が楽しめるエリアを提案することで、各地の魅力のアピールと消費額の拡大をはかる。
 例えば、北海道エリアでは3コースを設定。「ここでしか味わえない感動を~道東を巡るグルメ、大自然満喫ツアー~」では、農場「十勝千年の森」やアイヌ民族村「阿寒湖アイヌコタン」などの観光スポットに加えて、釧路市街にある「釧路きものセンター丸モ畑呉服店」や和紙や文具などを扱う「山一佐藤紙店」、日本酒の酒蔵「福司酒造」などを巡る。
 コースの策定にあわせて日本政府観光局(JNTO)は、公式ウェブサイトに46コースの情報を掲載するページを開設。コースの行程や各スポットの見どころ、移動時間、公式ウェブサイトのリンクなどを掲載した。対応言語は日本語、英語、中国語簡体字・繁体字、韓国語の5ヶ国語。
 観光庁では今後、海外で実施する旅行会社向けのセミナーでこれらのコースを紹介するほか、実際にFAMツアーを実施して認知度の向上をめざす。また、全国のホテルや旅館、観光案内所などでチラシを配布し、訪日外国人旅行者への情報発信をおこなう。
http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=71720

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