先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

北米舞台の「ハリポタ」新作、米先住民から批判の声も

2016-03-11 | 先住民族関連
CNN Japan 2016.03.10 Thu posted at 13:18 JST

作者のJ.K.ローリング氏。北米を舞台にした新作に批判の声も出ている
(CNN) 魔法世界を舞台にした人気小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者J.K.ローリング氏の新作に対し、米先住民の一部から批判の声があがっている。
この作品はハリー・ポッター公式サイトの「ポッターモア」で発表された「北米魔法史」で、北米における14~17世紀の「魔法使い」の歴史が描かれている。チェロキー族の学者でブロガーのエイドリアン・キーン氏によれば、問題はすべての先住民族をひとくくりにして扱い、その物語を借用し、そうした伝統を完全に書き換えている点だという。
小説では先住民の間にも魔法使いはいたが、欧州の魔法使い同様、疑いの目で見られたり差別されたりしたと書かれている。中にはハリー・ポッターシリーズに出てくる「動物もどき」と同じように動物に変身できる「スキンウォーカー」と呼ばれる魔法使いもいたとされる。
キーン氏はブログやツイッターでこの小説を取り上げ、「社会の周辺に追いやられた人々の今も生きる伝統をわがものにしたり勝手に使うことは許されない」と批判。「(先住民の伝統は)『あなたの』世界ではない。私たちの(本物の)先住民の世界だ。(米先住民族の伝承にある)スキンウォーカーの物語には文脈もルーツも現実もある」と指摘する。
この小説は8日から公開が始まった。セーラムの魔女裁判を題材にした物語では、さまざまな国からやってきた悪の魔法使いたちに率いられた「ノーマジ」(魔法使いでない人々、「ハリー・ポッター」シリーズの「マグル」)の役割が語られる。
ポッターモアでは11日までにさらに続編2作が公開される予定。今年秋にはシリーズの最新作の映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が公開される。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35079306.html

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北の料理食べ「今」に耳傾けて 12、13日に復興支援イベント

2016-03-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/10 16:00
 東北の郷土料理や雑貨販売の出店を楽しみながら東日本大震災の復興を支援するイベント「カカラの日」が12、13両日、札幌市中央区南2西6のイベントスペースEDiTで開かれる。
 今年1月に札幌市民ら有志約20人で発足したカカラプロジェクトの主催。カカラはアイヌ語で「つむぐ」を意味し、東北の今を知り、北海道とのつながりを深めたいとの願いを込めた。
 当日は道内人気店のパンや焼き菓子の販売や、宮城県女川町の郷土料理でサンマのつみれが入った女川汁の提供などがある。語り部ブースでは被災地をよく知る人が来場者の質問に答える。
 入場無料。両日とも午前11時~午後7時。売り上げは復興支援を行う団体に寄付する。問い合わせはカカラプロジェクトの伊藤さん(電)090・7057・2864へ。(山中いずみ)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0244591.html


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平山素子 東西伝承音楽とダンスを「混成」 新作「ハイブリッド」

2016-03-11 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年3月10日 東京夕刊
 日本のダンス界を先導する振付家の平山素子、白鳥真太郎撮影=が今月末、新作「ハイブリッド」を世に問う。副題は「リズムとダンス」。東西の伝承音楽と、出自の異なるダンサーらの掛け合わせから「新しい種が生まれる瞬間をお見せしたい」と、平山は話している。
 2008年に初演された「音楽シリーズ」の第3弾。これまではストラビンスキー「春の祭典」など著名な曲を使用してきたが、今回は「原始的なリズムの純粋さに引かれ」て伝承音楽をテーマに。現地を訪問してスペイン・バスク民族に伝わる打楽器「チャラパルタ」と、アイヌ民族の輪唱「ウポポ」を選んだ。チャラパルタは森から切り出された木材を並べ、撥(ばち)を落とす形で奏でられるという。
 「これらの音楽は掛け合いや即興の要素が大きく、生で演奏されると人間の底力のようなものが伝わってきます。そこに、踊る側の個性を際立たせてみたい」と平山。ダンサーは平山のほか小〓健太、OBA、鈴木竜、皆川まゆむ、西山友貴。バレエからストリートダンスまで背景の異なる面々が一本道を模した舞台上で、奇跡のような「混成」を繰り広げていく−−。
 25〜27日=東京・初台の新国立劇場中劇場。問い合わせは03・5352・9999。【斉藤希史子】
http://mainichi.jp/articles/20160310/dde/012/200/016000c


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平山素子のダンス作品「Hybrid -Rhythm & Dance」が3月末に上演

2016-03-11 | アイヌ民族関連
エントレ 演劇動画ニュース-2016.3.10

平山素子のダンス作品「Hybrid -Rhythm & Dance」
平山素子のダンス作品「Hybrid -Rhythm & Dance」が3月25日~27日に新国立劇場で上演される。
常に進化し続ける振付家・ダンサーの平山素子。フィギュアスケーターの村上佳菜子の振付を手掛けたことでも知られている彼女が、今回はスペイン・バスク地方の伝統打楽器「チャラパルタ」と、アイヌ民族伝統の唄「ウポポ」を大胆にミックスし、先鋭のダンサーたちと共に「ダンスとリズム」という身体の持つ根源に迫る。
以下のプロモーションビデオを見ると、大きな木を打ち鳴らすチャラパルタという楽器の小気味のいいリズムと ダンサーたちのキレのある動きが伝わってくる。
https://www.youtube.com/watch?v=znhO6sQWE5o&feature=player_embedded
本作は東京での上演後、欧州ツアーに行くことが決定。
近くで観られるチャンスに目撃しに行ってみては?
詳しくは公式サイトで。
ダンス「平山素子「Hybrid -Rhythm & Dance」」http://www.nntt.jac.go.jp/dance/performance/150109_006136.html
ぴあでチケットを購入http://ticket-search.pia.jp/pia/search_all.do?kw=Hybrid%20Rhythm%26Dance
http://entre-news.jp/2016/03/28482.html

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊人捕虜の交流テーマに 文化人類学者フォスコ・マライーニさん、豊田の石野中で /愛知

2016-03-11 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年3月10日 
 豊田市立石野中学で7日、約70年前の戦中と戦後の一時期、校区内にある広済寺に疎開していたイタリア人捕虜一家と地元住民との交流を素材にした道徳の授業が行われた。
 イタリア人一家は文化人類学者フォスコ・マライーニさん(1912〜2004)夫妻と子供3人。フォスコさんはアイヌ文化研究のため1938年に来日したが、43年にイタリアの連合国への降伏に伴い敵国人扱いされ、名古屋市内の収容所に収容された。その後、45年の名古屋大空襲で広済寺に疎開した。
 一家は地元農家の依頼で荒地を耕したり、蚕の世話を手伝って農産物をもらうなど交流。46年にイタリアに帰国するが、その後、フォスコさんは何度も日本を訪れ、同寺の住職らと親交を深めた。登山家、写真家、作家としても活躍し、生前「広済寺での体験がなかったら、今の私はなかった」と述べ、遺言により同寺に墓があるほど、住民との交流が影響を与えた。
 授業では1、2年生を対象に「他国を尊重し、交流を続ける」をテーマに実施され、2年生(1クラス)では神吉靖史主任が、一家の写真などの資料や映像で一家の生活などを説明。強制収容所では少ない食料で生き延びた様子や、敗戦後、連合軍機がイタリア人に「スーパーマーケット1店分」もの物資を投下した際、飢えで苦しんでいた地元住民が奪い合うこともしなかったと、住民の対応を「身近な所に誇れるものがある」とたたえた。
 生徒は「地元の人たちの心の温かさが一家を笑顔にさせた」などと感想を述べていた。同中では14日の授業でも、同寺住職の孫で市内在住の加納啓子さんを講師に招き、一家との交流についてさらに勉強する。【中島幸男】
http://mainichi.jp/articles/20160310/ddl/k23/100/105000c


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする