先住民族関連ニュース

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阿里山で台湾先住民族の伝統行事 歌や踊りで盛大に

2016-03-02 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾- 2016/03/02 13:34

資料写真=行政院重建会提供
(台北 2日 中央社)国の重要民俗に指定されている台湾原住民(先住民族)ツォウ族の伝統行事「マヤスビ祭(戦祭)」が2月26日、嘉義県阿里山で開催され、歌や踊りなどの儀式が執り行われた。
「マヤスビ」とは、出草(首狩り)の習慣があったツォウ族が、首を集落に持ち帰った際に行う儀式。出草自体は日本統治時代に廃止されたが、団結力を高めたり、成人を祝うなどの意味合いが加わって祭りとして残り、2011年に国の重要民俗に指定された。
この日は地元の人々のほか、故郷を離れて生活している人たちも帰省して参加。過去の争いを記念し、将来の勝利を祈った。
(江俊亮/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201603020003.aspx

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【美しく生きる人を増やすお仕事】対談 vol.1 〜「人と違う」は美しい〜

2016-03-02 | 先住民族関連
ハフィントンポスト-2016年03月02日 12時27分
「美しく生きる人を増やすお仕事」 対談シリーズ vol.1
<インタビュアー>My Eyes Tokyo 徳橋功 
徳橋:「美しく生きる人を増やすお仕事」 というテーマで、MANABICIA池原さんとの対談シリーズをスタートしていきます。今回は第一回目です。
<ゲスト>
MANABICIA 池原真佐子
EDAYA 山下彩香

(写真向かって左・右) 池原真佐子・山下彩香
徳橋:
池原さんはMANABICIAで、女性の精神的自立を促し、エンパワメントするためのメンタルレディネス(心理的準備)サポートと人材育成をされています。
そして山下さんは、フィリピン・ルソン島北部山岳先住民族の文化を世界中に届け、マイノリティの人たちと共に生きる社会を創っていくためEDAYAを通じて、ジュエリーや場作りを行っていますね。
お二人とも全く異なる分野のように思えますが、そこには「人の成長を支える」という共通点があるように思います。
池原:
私は日々ダイレクトに様々な女性たちに関わっています。特に、復職、転職、起業したい女性を対象に、彼女たちのビジョンを言葉や形にし、覚悟を決め行動に繋げるお手伝いをしています。
例えば何かを始めたいという人に対して、お金や仕組みの面での支援は整っていると思います。でも自分の中のクリエイティブな面を磨いてビジョンを明確にしていくサポートがないと感じていました。だから私が自分でやることにしたのです。私は彼女たちのやる気と才能を埋もれさせたくない。
私が目指すのは「何かに挑戦したい全ての女性であれば、ハイキャリアの方であっても、あるいは何らかの困難な状況にある方であっても、自ら前に出て行動していける仕組みづくり」です。
山下:
EDAYAでは、"マイノリティ"の文化を世界に発信するジュエリー作りの活動を筆頭に、それに関わるすべての人たちが成長していけるような場づくりも行っています。具体的にはコミュニティ作りを促すことや、その中にいる人たちがスキルを身につけられるようにするためのきっかけ作りですね。
マイノリティの方々だけではなく、関わるスタッフやインターン、そして製品を手に取ってファンになってくれた人たちによりコミュニティが生まれ、そのコミュニティの中で彼らが自分の強みを見いだしたり、何かしらのスキルが身に付いていけるように「応援」したり、その「きっかけ作り」ができる仕組みをデザインしています。
徳橋:
今回のテーマは「美しく生きる人を増やす仕事」なのですが、お二人にとって「美しく生きる」とはどのようなことなのでしょうか。
池原:
私が考える"美しさ"とは、表面的な美しさだけではなく、その裏の汚さや醜さ、直視したくない弱さなどすべてひっくるめたものです。清濁合わせ呑んだゆえに生まれる複雑さや繊細さこそに、美しさが宿ると私は思います。ネガティブな部分も全て受け止め、弱さも認めた上で生きていくことですね。
人はどこかで、周囲の期待に添って生きていることがあります。やりたいことがあっても我慢したり、見て見ぬ振りをしてきたり。だけど、誰かのためではなく、自分の希望を軸に自ら行動を起こしていけること - それが「美しく生きる」だと思います。私は自分の仕事を通じて、そのような人を日本に増やしていきたい。そしてゆくゆくは世界中に増やしていきたいと思います。
山下:
自分の芯に紐づいている生き方は"美しい"と思います。
自分の人生は自分のものでしかないので、「ああ、この人生で良かった」と思える - そういう人たちを私は増やしたい。特に、弱さを抱えている人たちがその弱さそのものを美しいと思えたらいいですね。私は、EDAYAのジュエリーは、そのような人たちにとってのお守りのようでありたいと思っています。
ジュエリーというモノや場つくりを通じて、より多くの人にメッセージを伝えていきたいですね。
池原:
私たちの「美しく生きる」の定義、似ていますね。更に、私が彩香さんの話で共感するのは「マイノリティ」という視点です。私は小さい時に、「見た目が外人っぽい、他の日本人とは違う」という理由で、いじめられたことがあります。常に「他人と異なることはダメなことだ。大勢と同じでなければならない」と無意識に思っていました。
そこで学生時代は、移民や難民の教育研究に興味を持ったのです。彼らが「マジョリティとの違い」を乗り越え、どのように自分らしさを発揮していくかというプロセスを知りたいと思ったからです。特に、インドで訪れた難民キャンプで出会った人たちは印象的でしたね。自分たちの文化やアイデンティティに誇りを持っていました。
その時「ああ、人と違ってもいいのだ」と心から思えた気がします。
山下:
私も"片耳が聞こえない"ということが、弱者への共感の立脚点になっていますね。
「聞こえないことは周りに知られたくないし、知られないで済むようにしよう」と思っていました。しかし私の人生は確かにそのことに紐づいていて、最終的にはそのことも含め「自分のユニークである部分を美しいと思えることが大事なのだ」という思いに至りました。そうでないと、いつまでたっても自分を好きになれなくて、他人がキラキラして見えてしまいますよね。
「自分らしく生きる」という言葉は使い古されていますが、それでも自分らしさを誇りに思うことは、素晴らしいこと。そのような人たちが出会い、繋がっていくことで、良い社会は出来てゆくのだと思います。
徳橋:
「美しく生きる」には、人と比べないということが大事だということはわかりました。ですが、どうしても他人の方が優れているように見えたり、気になってしまうことはあると思います。そのような場合はどうしますか?
池原:
私も他者からの評価に縛られ、他者と比較して自己評価を下げてしまうことはあります。キラキラして見える人たちの成功ストーリーって、とにかく眩しいですから。そのようなものを目にしては、自分に足りないことばかりを数え、その欠けている部分を補うことに必死でした。
自分への駄目出しと自己分析ばかりして、その結果、会社員時代にINSEADでのコーチング・臨床組織論のマスターコースまで行き、人の心の分野を突き詰めてようとしました(笑)そこでの学びや出会いは人生の宝物ですが、でもある時ふと気づいたのです。「自分の内側ばかり見つめている時は苦しく、自由になれないものなのだ」と。
物理的な意味でもっと外に目を向ける。歩いている時に風を感じる。良い音楽に無心で身を委ねる。素敵だと思う服を着て、一番きれいに見えるメイクをしてみる。自己分析や心の世界は、全て忘れる。そうすると不思議と、心の重荷が無くなっていくんですね。
内側ばかり見つめて苦しい場合には、外側に意識を向けること。外側から自分をケアして、大切に扱うこと。これは私のクライアントにも勧めています。
山下:
どうしても他者が気になることはありますよね。
私は今でこそ行動派で、やりたいことが明確にあります。それでも人の目は気になる。もうずっと、ずっとです(笑)今でも「ああいう風になれたら」とは思いますが、でも昔の私とは違うということもはっきり分かります。それは「きちんと自分の足で立っている。行動している」という実感が自分自身にあってそんな自分を好きになれているからです。
ちなみに、今の活動を始める前の私は、どちらかというと行動できない人でした。うじうじ悩んで、何がやりたいのかも分からず、ビジョンや夢が見えませんでした。そこで半年間、徹底的に自分と向き合い、自分を見つめ直してみることにしたのです。その結果、EDAYAの原型となるものを見出し、私は行動を始めました。
いざ動いてみると、そこに人が付いてきてくれて、いつの間にかコミュニティが出来上がってきたんです。私たちはこれを「ウィズダム・ジャンクション」(叡智の連結・結合・交流地点)と呼んでいます。
少しずつ様々な人が出会い、交流し、成長していける場となってきています。しかもこれは自分が始めたことなので、やり遂げたいとも思います。それが私の自信にもなり、人の目が前ほど気にならなくなっている理由です。動き出せなかった頃のほうが苦しかったし、人の目に縛られていました。
徳橋:
私たちが「美しく生きる」ことができるように、最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします。
池原:
「キラキラした目標や壮大なビジョンは、急に降ってこないものなのだ」と知ることは大事だと思います。自分のやりたいことは、もがいたり、立ち止まったり、苦しみながら、ようやく少しずつ見えてくるものではないでしょうか。もがきながらも、一歩踏み出す、行動してみる、失敗してみる。
そう、失敗を恐れないことが本当に大切です。挑戦して失敗する...それで失うものは何でしょうか?命さえ無事で生かされている限り、私たちは失敗を糧にしていけるはずです。
また、精神世界や内側ばかりに囚われ過ぎず、自身の外側にも意識を向け、ケアすることも大切です。特に女性であれば、ちょっと口紅を塗ったり、いい香りを纏ったり、好きなものを食べて、背筋を伸ばしてみる。それだけでなぜか自信が沸き、自分を好きになれるものです。一歩前に踏み出せる気力が涌いてきます。その一歩こそが、美しい。そう思います。
行動していくこと、自分の人生の一歩を自分で踏み出していくこと。ゴールが不明瞭で見えなくなっても、これまでを振り返り「ここまで来たんだ、大丈夫」と自分に言い聞かせ、次の一歩をまず出すこと。たとえその道が人と違っていても、違うからこそ美しいと思います。新しい景色を自分で探り、見ていくことを誇りに思いたい。
山下:
自分の中にあって、本当はその存在に気づいている。でもそこに目を向けて良いのかわからず、目を背けてきてしまっている"しこり"のような何か。あるいは心に残り続けているけれど、日々の忙しさに追われて、無かったことにしてしまっている、自分の心が真に躍る何か。数十年生きていれば、誰の中にもそういった、今の自分を確かに形作っているはずなのに、きちんと向き合えて来なかったことが、きっとあると思います。
私は、美しく生きることの第一歩は、そのような「自分の奥深くにしまってきたものに目を向けてみること」なのかなと思います。そうすれば、どんなに途中で迷っても、また絶対に自分が立ち返ってくることができると思います。
自分の中にあるルーツにしっかり目を向けて、それを個性としてポジティブに自分らしい生き方の歩みに組み込んでいく - そのような生き方は、周りの人をインスパイアできる強さも持ちうることでしょう。私自身もまだまだですが、そんな芯のある美しい生き方を、していきたいなと思います。
http://www.huffingtonpost.jp/masako-ikehara/minority_b_9352780.html

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3月上演の平山素子「Hybrid-Rhythm & Dance」が16年秋に欧州ツアー決定

2016-03-02 | アイヌ民族関連
ナタリー-2016年3月2日 11:30
3月25日より東京・新国立劇場にて上演される平山素子の新作ダンス公演「Hybrid-Rhythm & Dance」の欧州ツアーが決定した。欧州文化首都に指定されているスペインのサン・セバスティアンを含む数カ所を、今秋に巡演する。
スペインのバスク地方に伝わる伝統打楽器・チャラパルタと、アイヌの伝承音楽のセッションで「ダンスとリズム」という身体の持つ根源に迫る本作。2008年、2013年と平山が同劇場で創作してきた、音楽シリーズの第3弾となる。
http://natalie.mu/stage/news/178177

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アイヌ民族対象貸付債権 担保ミス、1600万円放棄 札幌市

2016-03-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/01 11:19
 札幌市は29日、市内在住のアイヌ民族を対象とする住宅の購入・改築資金の貸付制度で資金を借りた後、自己破産した債務者1人分の債権約1600万円を放棄すると明らかにした。市によると、担保となる不動産の抵当権に一部設定漏れがあったという。このミスなどが原因で、債務者に代わって返済義務を負う連帯保証人からも、資金を回収できなかった。同日の市議会財政市民委員会で、市側が説明した。
 市市民生活部によると、この債務者は1981年11月に南区内に住宅を新築する際、市から土地と住宅の取得資金として計1千万円を借入。83年7月にも住宅改修資金として、さらに300万円を借りた。
 債務者は81年の貸付時に、土地と住宅に抵当権を設定したが、83年の際には改修分の抵当権を設定せず、市もその確認を怠り、放置した。また、債務者は84年、土地と住宅を別の市民に売却したが、市は債権を回収しなかった。
 結局、債務者は自己破産し、市が2014年6月に免責を認め、貸付金と利子計約1600万円が焦げ付いた。連帯保証人も市の対応を「市の故意または過失による担保の喪失に当たる」と主張し、返済を拒否。市はこれも免責を認めた。市市民まちづくり局の池田佳恵局長は市議会の委員会で「注意を欠いた事務処理があったことを深く反省している」と陳謝した。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0240792.html


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OKI DUB AINU BAND、アイヌが継承してきた歌=伝統文化をリズムで表現しさらにレヴェルアップした

2016-03-02 | アイヌ民族関連
新作『UTARHYTHM』
Mikiki-2016.03.01
仲間をつなぐ律動
 もう6年弱も前になるのか。OKI DUB AINU BANDの『サハリン・ロック』を初めて聴いた瞬間、血が逆流するような興奮に襲われたあの感覚は今もリアルにカラダが憶えているのだが、それを更に上回るような作品を作ってくれるとは。一昨年の夏にネット販売された曲《Suma Mukar》(この新作にも収録)がめちゃカッコよかったので期待はしてたのだが、さすがOKI。待った甲斐があった。太くマッシヴな音、微妙な角度で揺れながらも疾走し続けるビート、と同時に素晴らしく抜けが良く、宙を舞っているような軽やかさがある。個々のアレンジの練り込みとサウンド・プロダクション全体の慎重な彫琢ぶりが一聴してすぐにわかる。確実に、また一段レヴェルアップした。
 タイトル『UTARHYTHM』は、アイヌ語で仲間を意味する「UTARI」に「RHYTHM」をつなげたOKIの造語らしいが、そこには、アイヌが継承してきた歌=伝統文化をリズムで表現する、あるいは、仲間とリズムを共有したいという思いが込められているはずだ。トンコリ/ギター/歌担当のOKI以外のメンバーは、居壁太(トンコリ/コーラス)、沼澤尚(ドラム)、中條卓(ベイス)、内田直之(エンジニア)までは前作と同じで、パンデイロ魔人マルコス・スザーノも前作に引き続きゲスト参加しているが、キーボードがエマーソン北村からHAKASE-SUN(フィッシュマンズ→リトル・テンポ、川上つよしと彼のムードメイカーズ)に交替している。そしてそのキーボード(オルガン)が奏でる温かくもどこか未来的な音色こそが、オーガニックな心地よさと鋼のような逞しさが絶妙なハーモニーを奏でる今作の重要な鍵になっているように私には感じられる。HAKASE-SUNに殊勲賞を。あと、毎度のことだが、ジャケット・デザインの素晴らしさも忘れてはならないだろう。ヴィジュアルを含めてのトータル表現という点においてもOKIは決してスキを見せない。
LIVE INFORMATION
“UTARHYTHM” 発売記念 LIVE
○3/5(土)18:00開演
会場:渋谷 CLUB QUATTRO www.club-quattro.com/shibuya/
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/10143

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白老「道の駅」開設へ可能性探り検討準備会あす初会合

2016-03-02 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2016年3月1日(火)朝刊】
 白老町内にはまだない道の駅の開設の可能性を探る「しらおい道の駅開設検討準備会」があす2日、町コミュニティセンターで初会合を開く。当日は観光協会、商工会、建設協会関係者が出席、町がオブザーバー参加する。象徴空間開設が4年後に迫っているだけに、2016年度(平成28年度)にも一定の方向性が出されるとみられる。
 年間100万人の来訪者を想定する国立アイヌ文化博物館(仮称)を核とする象徴空間開設を見据えた集客交流拠点としての道の駅開設は、町内24団体で構成する活性化推進会議がこのほどまとめた推進プラン案でもアクションプランの一つとして取り上げられている。観光協会は3年前に道の駅開設を町に要望した経緯もある。
 2日の会合では検討会の要綱や構成組織、代表者などを決め、意見交換するほか、室蘭開発建設部職員が道の駅について情報提供する。戸田安彦町長が来賓として出席する。
 胆振管内では七つの自治体に九つの道の駅が開設されている。「休憩機能」「情報発信機能」「地域の連携機能」という三つの機能を併せ持つ施設として全国では昨年11月現在、1079カ所が登録されている。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2016/03/01/20160301m_08.html

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アイヌの人たち「差別・偏見を感じる」7割超

2016-03-02 | アイヌ民族関連
エコノミックニュース (プレスリリース)-2016年03月01日 08:46
 内閣府の行った「国民のアイヌに対する理解度に関する意識調査」で『アイヌの人々に対する差別や偏見が現在あると思うか』の認識に、全国国民とアイヌの人たちの間に大きな差のあることが浮き彫りになった。
 内閣府が29日発表した調査結果によると、国民全体を対象にした回答では、差別や偏見はないと思うと答えた人が50.7%だったのに対し、アイヌの人の回答は19.1%で、逆に、あると思うとの回答が72.1%にも上った。
 また、差別や偏見があると思うと回答したアイヌの人たちの51.4%はその理由について「家族・親族・友人・知人が差別を受けている」と答え、51.2%が「アイヌが差別を受けているという具体的な話を聞いたことがある」と回答した。
 自身が差別を受けていると答えたアイヌの人の回答(186人)では「結婚や交際のことで相手の親族にアイヌであることを理由に反対された」(57.5%)「職場でアイヌであることを理由に不愉快な思いをさせられた」(53.8%)などがあった。
 一方、全国の人を対象にした回答の内、差別や偏見があると思うと答えた人(17.9%)にその理由を選択してもらった結果「報道などを通じてアイヌの人々が差別を受けているという話を聞いたことがある」(47.2%)や「漠然と差別や偏見があるイメージがある」(39.8%)など間接的情報やイメージによるところが多かった。
 差別や偏見の原因について、全国の人たちを対象にした調査では「アイヌの歴史に関する理解の不十分さ」(65%)「アイヌ文化に対する理解の不十分さ」(64.1%)「行政や学校教育でのアイヌの人々の理解を深める取り組みが不十分」(42.1%)が多かった。アイヌの人たちのアンケート結果でも同様の傾向となり、歴史や文化への理解を深める取り組みの重要性が浮かんできた。
 調査は全国の人たちを対象に行った調査は今年1月、個別面接で20歳以上の日本国籍者1727人から有効回答を得ている。アイヌの人たちを対象に行った調査は昨年10月から11月に調査票の郵送による回収で705人から有効回答を得ていた。(編集担当:森高龍二)
http://economic.jp/?p=59139

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夷酋列像の壁画、新函館北斗駅に 通路に完成、除幕式

2016-03-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/01 07:00、03/01 19:18 更新
 【北斗】松前藩家老で画人の蠣崎波響による江戸時代後期の大作「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」の陶板壁画(縦約3メートル、横約4メートル)が北海道新幹線新函館北斗駅構内の連絡通路に完成し、29日、除幕式が行われた。緻密な表現と鮮やかな色彩で描かれたアイヌ民族の指導者たちの勇姿がずらりと並び、観光客らの注目を集めそうだ。
 壁画は北海道の歴史や文化を新幹線利用客に知ってもらおうと、渡島・檜山両管内のロータリークラブが合同で約100万円かけて制作。東京の専門業者に依頼し、仕留めたシカを背負ったり、ヤリを手に動物を従えたりする姿を描いた11枚の原画を、特殊技術で陶板に焼き付ける形で再現した。 
 除幕式には同クラブのメンバーや高谷寿峰市長ら約20人が出席。高谷市長は「駅を訪れる観光客やビジネス客だけではなく、地域の人にも喜んでもらえる展示物になる」と期待感を示した。(宇野一征)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/donan/1-0240762.html

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伝説の台湾先住民打者が新天地の日本へ 「必ず結果を残す」

2016-03-02 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾-2016/03/01 17:31

左から徳島ISの荒井健司氏、張泰山選手、沈斯淳代表、南啓介球団代表=駐日代表処提供
(台北 1日 中央社)台湾プロ野球初の2000本安打達成者で今季からは日本の独立リーグ、四国アイランドリーグplusでプレーする張泰山内野手(39)が2月29日、東京に向けて台北の松山空港を出発した。見送りに駆けつけた約100人のファンに対し、「しばしの別れに過ぎません。日本でも結果を残せるよう頑張ります」と新天地での活躍を誓った。
1日午前は、今年1月に入団が発表された徳島インディゴソックスの共同オーナーの荒井健司氏らと共に台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表(大使に相当)を表敬訪問し、沈代表から「日本でもレジェンドになる」と祝福された。同日午後四国へ移動、3日に徳島市内で記者会見を行う予定。
台湾原住民(先住民)アミ族出身の張は、右投げ右打ちで、守備位置は三塁。プロ20年目を迎えた昨年のオフは、所属していた統一からコーチ就任の打診を受けたが、現役にこだわって拒否した。台湾プロ野球での通算2134安打、289本塁打、1338打点はいずれも歴代最高。
(編集:羅友辰)
http://japan.cna.com.tw/news/aart/201603010004.aspx

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グアテマラ、性的奴隷制を敷いた2人の元軍人に終身刑

2016-03-02 | 先住民族関連
Sputnik 日本-2016年02月28日 12:39短縮 URL
グアテマラ裁判所は、内戦中に女性を性奴隷として利用していた2人の元軍人に100年以上の刑期を言い渡した。CNNが伝えた。
フランシスコ・レイェス元大佐は120年、ヘリベルト・ヴァルデス元軍事委員は240年の刑期をを言い渡された。
性的奴隷制の被害者となったのはマヤの言語(ケクチ語)のみを解するグアテマラの先住民族の女性15人。
殺人、レイプ、性的虐待が、1982年と1983年の内戦の間、同国東部の軍基地で発生していた。
http://jp.sputniknews.com/life/20160228/1691182.html

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ディカプリオが見せる、父の愛と覚悟!「レヴェナント」ポスタービジュアル公開

2016-03-02 | 先住民族関連
インフォシーク-2016/02/27 15:00

[映画.com ニュース] 第88回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞ほか最多12部門にノミネートされ、第69回英国アカデミー(BAFTA)賞では最多5部門を受賞した「レヴェナント 蘇えりし者」のポスターが公開された。
 19世紀、アメリカ西部の未開拓地が舞台。狩猟中に熊に襲われてひん死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、グラスを足手まといに感じたメンバーの1人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に置き去りにされるだけでなく、先住民族の妻との間に生まれた息子ホーク(フォレスト・グッドラック)の命までも奪われてしまう。復しゅうを心に誓ったグラスは、先住民族に追われながらも不屈の闘志で生き延びようとする。
 ポスターでは、幼き日のホークに寄り添うグラスが象徴的に描かれている。劇中でグラスは、熊にのどを裂かれて生死をさまようだけでなく、食料もないなか極寒の山中に置き去りにされ、なんとか動けるようになっても激流に飲み込まれるなど、幾多のピンチに見舞われる。それでもグラスが決して倒れないのは、ホークへの愛情や、息子の無念を晴らそうとする親としての強い意志に突き動かされているからだといえる。ディカプリオ自身は「追求したのは、生き残ろうとする本能の1番奥にあるものを見つけ出すことだった。父と息子の絆は、とても強い力で彼(グラス)を突き動かす」と“最強の父親”の役作りを語っている。
 ポスターに合わせて公開された最新の予告編は、父親としてのグラスの覚悟を描いており、鋭い眼光のグラスが「息子を殺したやつらに絶対に復しゅうする」「必ず息の根を止める。どんな困難を乗り越えてでも」と決意を感じさせるセリフを発している。
 「レヴェナント 蘇えりし者」は、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014)のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がメガホン。イニャリトゥ監督の「バベル」(06)にも楽曲を提供している坂本龍一が音楽を手がけた。4月22日から全国公開。
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/eigacom_20160227008?p=2

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アイヌ文化を楽しむ 松阪で恒例の「武四郎まつり」

2016-03-02 | アイヌ民族関連
中日新聞 2016年2月29日
 松阪市出身で、北海道の名付け親として知られる江戸時代末期の探検家松浦武四郎(一八一八~八八年)の功績をたたえる「武四郎まつり」が二十八日、松阪市小野江町の松浦武四郎記念館周辺で開かれた。
 武四郎の生没月である二月に合わせ、毎年開催しており、今回で二十一回目。県内外の五千五百人が訪れた。
 会場では、北海道でアイヌ民族の文化を継承する団体の古式舞踊や、市内の継承団体や子どもたちによる市の無形民俗文化財「しょんがい音頭と踊り」などが披露された。アイヌの伝統衣装を着ての記念撮影や北海道の物産販売などもあった。
 松阪市垣鼻町の牧戸継右さん(83)は「アイヌの人々の盛大な踊りを見られて楽しかった。もっと武四郎さんのことが全国に広まるといい」と話した。
(古住健太郎)
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20160229/CK2016022902000019.html

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