先住民族関連ニュース

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アイヌの踊りを上演=北海道釧路市

2014-11-10 | アイヌ民族関連
時事通信-2014年11月10日(月)
 北海道釧路市の阿寒湖温泉街で、アイヌ民族の古式舞踊と歌のステージ「イオマンテの火まつり」が上演されている。かがり火の中で行われる幻想的な舞は、アイヌ文化を身近に学べるとあって、修学旅行生など団体客にも人気という。
 アイヌ古式舞踊は自然・動物とのつながりや祖先への敬意、感謝を表す踊り。ほかに豊漁を願ったり、悪霊を追い払ったりするための伝統儀式もある。2009年、ユネスコの世界無形文化遺産に登録された。「火まつり」は春と秋に期間限定で開催しており、秋バージョンは村の守り神エゾシマフクロウをモチーフにした演目だ。
 会場は、屋内で火をたいたり、水を流すことのできる阿寒湖アイヌシアター「イコロ」。11月30日までの毎日、夜9時から約30分上演される。料金は中学生以上1080円。【もぎたて便】(2014/11/10-08:00)
http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2014110700672

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【ラグビー】エディー日本、残り3分逆転負け!マオリに連敗

2014-11-10 | 先住民族関連
2014年11月9日6時0分 スポーツ報知
 ◆ラグビー国際親善試合 日本代表18―20マオリ・オールブラックス(8日・秩父宮ラグビー場)
 日本代表がニュージーランドの先住民マオリ系の選手で構成されるマオリ・オールブラックスに18―20で惜敗し、第1戦(1日、21―61)に続く2連敗を喫した。日本はセットプレーで終始圧倒し、後半32分にPGで18―15とリードを奪ったが、同37分に逆転トライを奪われ、金星を逃した。9日に欧州遠征に出発し、ルーマニア(15日)、グルジア(23日)とのテストマッチに臨む。試合はテストマッチでなく「ジャパン・フィフティーン」として戦った。
 エディー・ジャパンが、ラグビー界最強民族マオリを土俵際まで追い詰めた。残り3分でうっちゃられて大金星は逃したが、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、54)は「選手たちのパフォーマンスは素晴らしかった。時にはラグビーの試合が私たちを愛してくれないこともあるよ」と桜戦士を賛辞で報いた。
 進化を証明した。第1戦はあえて自陣からでもキックを使わずパスをつなぐ戦術に固執。司令塔のSO小野は2戦目で「キックも使って陣地を取りながら、相手が下がったら外側に振って防御ラインを広げたり、コントロールした」と新しいスタイルに挑戦。0―15と劣勢だった前半38分には、小野のパスダミーからFB五郎丸、ウイング山田とつなぎ、山田が左サイドを22メートル独走して反攻ののろしを上げた。
 進境著しいセットプレーは、この日もマオリを圧倒した。後半7分にはゴール前右でマイボールのスクラムを押し込み、第1戦に続く認定トライ。小野は「80分のうち70分は日本がテンポを支配していた」と振り返った。
 ジョーンズHCは、聖地・秩父宮を埋め尽くした2万人を超えるファンに「来年のW杯で8強に入る」と約束した。「山登りでいえば最初の1000メートルを越えたところ。まだ5段階のうちの2段目だ。登っていると疲れてくるが、頂上についたら本当にエキサイティングだ」。山頂への道筋は、はっきり見えている。(勝田 成紀)
http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20141108-OHT1T50271.html

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北海道独立したら… 食糧自給率200% 日本語・アイヌ語公用語に 財政は厳しく

2014-11-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (11/10 07:00)
 英国からの独立を問うスコットランドの住民投票で、賛成派は過半数を獲得できず、独立は夢に終わった。北海道とスコットランドは人口、面積がほぼ同じ規模。道内に「独立論」が高まっているわけではないが、仮に北海道が独立したらどうなるのか。通貨は? 国旗は? 経済は? 「視点を変えれば今の北海道が見えるかもしれない」と、同僚A、B、Cと空想してみた。(探る見る取材班)
■通貨は「ピリカ」
 まずは通貨の名前を考えよう。世界中で愛された北欧フィンランドの童話「ムーミン」のようなかわいらしい名前がいいな。「ドーミン」はどうだろう。
 A「アニメ的なかわいらしさから、一気に現実に引き戻されたような…」
 B「北海道らしく、『なまら』や『したっけ』『えぞ』はどうかな」
 C「アイヌ語のピリカ(美しい)やカムイ(神)もあるよ」
 ピリカは響きがいいね。「百ピリカ、千ピリカ…」。よし、通貨の名前はピリカにしよう。早口言葉が得意になる道民も増えるだろう。では、公用語は日本語とアイヌ語でいいかな。
 A、B、C「いいと思う」
 A「ただ、アイヌ語を話せる人が少なくなった今、実際にアイヌ語を日常生活に根付かせるには多くの困難がありそうだね」
 例えば、ニュージーランドでは先住民族マオリの言葉を独自の学習法で広めている。米国ハワイ州では、消滅寸前だった先住ハワイ民族の言葉を復興させ、今ではハワイ語で教育する学校が幼稚園から高校まである。海外の先行事例が参考になると思う。
 B「北海道だけで自給自足できるの?」
 農林水産省の資料によると、2012年度の北海道の食料自給率はカロリーベースで200%。カナダ(2011年で258%)やオーストラリア(同205%)に肩を並べ、フランス(同129%)や米国(同127%)を超える農業大国になる。食べ物は十分に賄えそうだ。ちなみに日本全体の食料自給率は39%だ。
■国旗にヒグマを
 北海道と言えば野生生物の宝庫。国旗には森の王者、ヒグマを入れたい。
 C「現在の北海道の動物(鳥)はタンチョウだ」
 両横綱のヒグマとタンチョウががっぷり四つか。小結などの三役には道内に140羽とされる絶滅危惧種のシマフクロウに加え、ゴマフアザラシ、キタキツネあたりが入るか。ここに「逸ノ城」が加われば、混戦模様か。
 A「話がずれてきた」
 ごめんごめん。ヒグマの上手投げが決まったということで、国旗のデザインにはヒグマを入れよう。かつて千円札に刷られていたタンチョウは紙幣に復活させようか。
■行政任せはダメ
 B「ところで、経済的に自立できるのだろうか」
 道によると、道と各市町村に配分される地方交付税と国庫支出金は、12年度決算で計2兆2千億円。道と道内市町村の歳入合計の41%を占める。独立したら、この制度を根本的に見直さないといけない。
 C「毎年2兆円! 財源の4割を依存していたら独立は夢のまた夢だね」
 さらに北海道は人口が減少し、高齢化率も高い。今後、税収が上がる見込みは薄そうだ。多額の税金を納めている東京などからは「北海道が独立してくれるのはありがたい」との声が出るかもしれない。
 C「北海油田のあるスコットランドが独立を目指したのは分かる。北海道が独立する意味はあるの?」
 消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)など政府の方針に従うのではなく、道民が意思決定し、行動できる。それが最大の魅力だ。ただ、市民が政策を行政に任せ、選挙で選んだ議員にチェックしてもらうばかりでは、独立しても経済的に苦しくなるだけで意味はないと思うよ。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/573503.html

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荒らされた釧路のアイヌ協会納骨堂 思想犯か? 捕らえてみれば季節外れの「肝試し」

2014-11-10 | アイヌ民族関連
産経新聞 2014.11.9 11:00更新
 釧路市にある釧路アイヌ協会の納骨堂に無断で侵入し、骨つぼを荒らしたとして、北海道警釧路署は22日、同市内のアルバイト従業員、臼田弘樹容疑者(22)ら4人を建造物侵入の疑いで逮捕した。この4人は、10月1日、午前4時ごろ、同市紫雲台の墓地にあるアイヌ協会の納骨堂に不法に侵入した。同署によると、納骨堂の中の骨つぼが荒らされていたほか、墓地の地蔵8体が壊されていたという。
 道警は当初、何か思想性があるのではないかと捜査を進めたようだ。というのは、8月に札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(43)がツイッターで「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んで炎上。議会でも大きな問題となり、9月9日、自民党札幌市支部連合会から除名処分を受け、22日には市議会本会議で議員辞職を求める決議案が賛成多数で採決されるなど、道内でアイヌ民族をめぐって議論が盛り上がっていたからだ。
 ところが地道な捜査で逮捕してみると、人騒がせな若者たちで、この時期に単なる肝試しをしていたと供述しているという。「まったく思想性などはなかった」と、警察関係者は話している。
 納骨堂は墓地のなかに建っている。容疑者らは、自分たちが侵入したのが、アイヌ協会の納骨堂ということも知らずに侵入したという。
 容疑者らは、「近くにあったものを持ち出した」とも話しているという。
 「あたりは街灯もなく、真っ暗。午前4時ごろはまだ暗いですから、目撃者もなかった。捜査員の聞き込みなど地道な捜査で、仲間うちで、肝試しをしていたということを聞き込み、ひとつずつつぶしていった。だから、時間がかかりました」という。そして、今回逮捕した4人にたどりつき、10月22日の逮捕となった。
 同署は今後、器物損壊容疑でも調べることにしている。「いたずらでは済まされないですからね」と、警察関係者はあきれたように話した。(松垣透)
http://www.sankei.com/premium/news/141109/prm1411090012-n1.html


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米国人宣教師ピアソン邸100年 北見で夫妻振り返る企画展

2014-11-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (11/09 07:00)
 【北見】大正から昭和初期にかけ北見で活動した米国人宣教師ピアソン夫妻の邸宅が今年で築100年となることを記念し、夫妻の足跡を振り返る企画展(実行委主催)が8日、北見市公園町の北網圏北見文化センターで開幕した。
 夫妻は1914年(大正3年)から15年間を北見で過ごした。北見市幸町にある邸宅は、米国人建築家ヴォーリズが設計。現在はピアソン記念館として、夫妻が愛用した調度品や書簡などが展示されている。
 企画展は、布教とともに遊郭反対運動やアイヌ民族支援に尽力した夫妻の歩みを当時の写真などで紹介。入場無料で24日まで。ピアソン記念館を管理運営するNPO法人ピアソン会は8日、夫妻が母国の教会関係者に宛てた書簡の翻訳集を発刊した。千円。問い合わせは同会(電)0157・31・1215へ。
(写真)農村に赴いて布教活動に励むピアソン夫妻(右の2人)の写真などが並ぶ企画展 農村に赴いて布教活動に励むピアソン夫妻(右の2人)の写真などが並ぶ企画展
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/573375.html

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今に通じる差別問う 演劇集団「創造」 「人類館」を再演

2014-11-10 | ウチナー・沖縄
琉球新報 2014年11月9日
 【沖縄】演劇集団「創造」による演劇「人類館」が8日、沖縄市民小劇場あしびなーで上演された。沖縄市市制施行40周年記念事業。「人類館」創作者で昨年死去した市出身の劇作家・知念正真さんを追悼し、約6年ぶりに再演した。舞台は、沖縄出身者2人も展示された1903年の「人類館」事件を基に繰り広げられ「差別はどのように生まれるのか」を問うた。会場を埋めた人は風刺に富んだ掛け合いや言葉のなまりを笑いながら、沖縄が受ける差別や偏見を考えた。
 劇はアイヌや台湾人など生身の人間が見せ物にされた「内国勧業博覧会」の「人類館」を基に展開された。沖縄出身の人が、顎骨の張った顔の形や毛深さ、芋を食べる食習慣などを言われ、風刺される場面も。さらに方言札、戦時中の「自決」や戦後ベトナム帰還兵の相手をして殺された女性のトラウマ(心的外傷)など歴史も盛り込んだ。
 観客からは「沖縄の今に通ずる内容だ」との声が多く聞かれた。奥間政正さん(75)=うるま市=は「ヤマトンチュから沖縄が受ける差別が今でもあると感じた」と話した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-234299-storytopic-1.html

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