伊藤ファミリーBLOG

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【今日の聖句】 2017/03/24

2017-03-24 06:48:10 | 今日の聖句
ガラテヤ人への手紙 5:1
「自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである。だから、堅く立って、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。」

イエスを主と信じる私たちはもはや罪の奴隷の子ではなく、キリストの十字架により罪から解放され自由の身とされた者であるとの自覚を持たねばなりません。この自由の権利を手放すことなく、罪の奴隷に逆戻りしないよう、御言葉の約束に堅く立つ私たちでありますように。

http://bible.com/81/gal.5.1.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2017/03/23

2017-03-23 08:14:12 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 20:1-4
「この後モアブびと、アンモンびとおよびメウニびとらがヨシャパテと戦おうと攻めてきた。 その時ある人がきて、ヨシャパテに告げて言った、「海のかなたのエドムから大軍があなたに攻めて来ます。見よ、彼らはハザゾン・タマル(すなわちエンゲデ)にいます」。 そこでヨシャパテは恐れ、主に顔を向けて助けを求め、ユダ全国に断食をふれさせた。 それでユダはこぞって集まり、主の助けを求めた。すなわちユダのすべての町から人々が来て主を求めた。」

平穏無事なときにも、試練は突然やってきます。ユダと敵対する国々が連合を組んで戦争を仕掛けてきました。更には、遠い縁戚関係にあるエドムの国(ヤコブの兄エサウの子孫)も、大軍を率いて攻めてきたのです。この絶体絶命のピンチにヨシャパテは主に助けを求め、国中に断食を布いたところ、民たちはこぞってエルサレムに集まり、主の救いを求めました。私たちが試練に遭うとき、頼るべきは人の知恵でも処世術でも戦略でもなく、万軍の主、全知全能の神様です。

http://bible.com/81/2ch.20.1-4.ja1955

*****

歴代志下 20:5-7, 11-12
『そこでヨシャパテは主の宮の新しい庭の前で、ユダとエルサレムの会衆の中に立って、 言った、「われわれの先祖の神、主よ、あなたは天にいます神ではありませんか。異邦人のすべての国を治められるではありませんか。あなたの手には力があり、勢いがあって、あなたに逆らいうる者はありません。 われわれの神よ、あなたはこの国の民をあなたの民イスラエルの前から追い払って、あなたの友アブラハムの子孫に、これを永遠に与えられたではありませんか。

彼らがわれわれに報いるところをごらんください。彼らは来て、あなたがわれわれに賜わったあなたの領地からわれわれを追い払おうとしています。 われわれの神よ、あなたは彼らをさばかれないのですか。われわれはこのように攻めて来る大軍に当る力がなく、またいかになすべきかを知りません。ただ、あなたを仰ぎ望むのみです」。』

ヨシャパテはユダの全会衆を代表して主の宮に新たに作った庭の前に立ち、イスラエルの神、主に向かって呼ばわりました。その祈りの内容は、自分たちにはこの強大な連合軍に対抗する力がないことを素直に認め、主がイスラエルのために先住民を追い払い約束の地に導き入れてくださったのに、その先住民たちが私たちを追い払おうとしているのは御心に反することではないですかと、真実な主の御心に訴えかける祈りでした。

私たちもこの世に生きる中で、己の無力を痛感することが多々あります。しかし私たちには力がなくとも、私たちと共にいてくださるお方は全知全能の神、万軍の主です。主の御心は、私たちが祝福を受けることにより、この世の人々が主の御名とその栄光を認めるようになることです。私たちは栄光の主の証人であることを信じ、主の御力に頼って信仰による勝利を求める者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.20.5-7,11-12.ja1955

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歴代志下 20:14-15, 17
「その時主の霊が会衆の中でアサフの子孫であるレビびとヤハジエルに臨んだ。

ヤハジエルは言った、「ユダの人々、エルサレムの住民、およびヨシャパテ王よ、聞きなさい。主はあなたがたにこう仰せられる、『この大軍のために恐れてはならない。おののいてはならない。これはあなたがたの戦いではなく、主の戦いだからである。

この戦いには、あなたがたは戦うに及ばない。ユダおよびエルサレムよ、あなたがたは進み出て立ち、あなたがたと共におられる主の勝利を見なさい。恐れてはならない。おののいてはならない。あす、彼らの所に攻めて行きなさい。主はあなたがたと共におられるからである』」。

ヨシャパテの真摯な祈りに主は答えて、主はアサフの子孫ヤハジエルを聖霊で満たし、この戦いは主の戦いであるから、敵の大軍を恐れることなく、主が共におられることを確信して、勇ましく出陣しなさいと、励ましの預言を与えました。

私たちと共におられるお方は、万軍の主です。私たちもまた主が共にいてくださることを確信して、どんな困難や試練をも恐れることなく、ヨシュアの如く雄々しく強く前進させていただきましょう。

http://bible.com/81/2ch.20.14-15,17.ja1955

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歴代志下 20:18-23
『ヨシャパテは地にひれ伏した。ユダの人々およびエルサレムの民も主の前に伏して、主を拝した。 その時コハテびとの子孫、およびコラびとの子孫であるレビびとが立ち上がり、大声をあげてイスラエルの神、主をさんびした。 彼らは朝早く起きてテコアの野に出て行った。その出て行くとき、ヨシャパテは立って言った、「ユダの人々およびエルサレムの民よ、わたしに聞きなさい。あなたがたの神、主を信じなさい。そうすればあなたがたは堅く立つことができる。主の預言者を信じなさい。そうすればあなたがたは成功するでしょう」。 彼はまた民と相談して人々を任命し、聖なる飾りを着けて軍勢の前に進ませ、主に向かって歌をうたい、かつさんびさせ、「主に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と言わせた。 そして彼らが歌をうたい、さんびし始めた時、主は伏兵を設け、かのユダに攻めてきたアンモン、モアブ、セイル山の人々に向かわせられたので、彼らは打ち敗られた。 すなわちアンモンとモアブの人々は立ち上がって、セイル山の民に敵し、彼らを殺して全く滅ぼしたが、セイルの民を殺し尽すに及んで、彼らもおのおの互に助けて滅ぼしあった。』

ヤハジエルの預言によって確信を得たヨシャパテ王とユダの全会衆は、地にひれ伏して主を拝し、主に向かって讃美を捧げました。そしてヨシャパテは大胆な戦略を立てます。それは聖歌隊を召集して先陣を歩ませ、彼らの調べに合わせて全会衆が神様に讃美を捧げるという、通常ではあり得ない戦法です。しかしこの戦法は、かつてヨシュアがエリコの城壁を陥落させたときにとった戦法です。

主はユダの民たちの信仰と讃美に答え、彼らが讃美を捧げると同時に敵陣を乱して同士討ちをさせ、ユダに敵対して出てきた連合軍は互いに同士討ちをして全く滅ぼし尽くされてしまったのです。主にすべてを委ね、主の栄光と御名を讃美しつつ歩む人生は、必ず大勝利をもたらしますから、私たちは常に讃美を捧げる心を忘れてはなりません。

http://bible.com/81/2ch.20.18-23.ja1955

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歴代志下 20:25, 27-30
「それでヨシャパテとその民は彼らの物を奪うために来て見ると、多数の家畜、財宝、衣服および宝石などおびただしくあったので、おのおのそれをはぎ取ったが、運びきれないほどたくさんで、かすめ取るに三日もかかった。それほど物が多かったのである。

そしてユダとエルサレムの人々は皆ヨシャパテを先に立て、喜んでエルサレムに帰ってきた。主が彼らにその敵のことによって喜びを与えられたからである。 すなわち彼らは立琴、琴およびラッパをもってエルサレムの主の宮に来た。 そしてもろもろの国の民は主がイスラエルの敵と戦われたことを聞いて神を恐れた。 こうして神が四方に安息を賜わったので、ヨシャパテの国は穏やかであった。」

信仰と主の導きにより大勝利を収めたヨシャパテとユダの民は、敵軍の残した戦利品をすべて手にするために3日間も費やすほどでした。この不思議な大勝利の噂を聞いた近隣諸国は、神を畏れて、ヨシャパテの在位中は誰一人戦いを仕掛けることがなく、ユダは平安な時代を謳歌することができるようになりました。

ただ神様にのみ寄り頼み、主の御言葉を確信して、讃美にあふれる生涯を送る者は、勝利と祝福と平安に満ちた人生を歩むことができます。私たちもまたこのヨシャパテの信仰に倣い、ただ主に信頼して、信仰の王道の真ん中を右にも左にもそれず主と共に歩み続け、この世の人々に主こそまことの神であることを大胆に証する、勝利と祝福と平安に満ちた人生を歩む者とならせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.20.25,27-30.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/23

2017-03-23 06:55:10 | 今日の聖句
ヨハネによる福音書 3:36
「御子を信じる者は永遠の命をもつ。御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまるのである」。

人は皆、神様との関係が断絶した罪人であるため、神の怒りを免れることはできません。ただ御子イエスを救い主と信じ従う者だけが罪赦され、永遠の命を得ることができます。世の終わりに裁かれ、永遠の滅びに投げ入れられぬよう、御子イエスの十字架を信じ、永遠の命の恵みに与る私たちでありますように。

http://bible.com/81/jhn.3.36.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2017/03/22

2017-03-22 07:50:16 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 19:1-3
『ユダの王ヨシャパテは、つつがなくエルサレムの自分の家に帰った。 そのとき、先見者ハナニの子エヒウが出てヨシャパテを迎えて言った、「あなたは悪人を助け、主を憎む者を愛してよいのですか。それゆえ怒りが主の前から出て、あなたの上に臨みます。 しかしあなたには、なお良い事もあります。あなたはアシラ像を国の中から除き、心を傾けて神を求められました」。』

アハブと共に出陣したスリヤとの戦いから命からがら逃げて、無事にエルサレムに帰宅したヨシャパテ王を預言者エヒウが出迎えました。エヒウはヨシャパテ王に、悪人を助け、主に聞き従わない者を愛して行動を共にするならば、主の怒りが臨むと戒めました。これは北イスラエル王国を主から離れさせ、バアルへの偶像礼拝の罪を犯させた悪王アハブと行動を共にした、ヨシャパテの愚かな行動に対する懲らしめだということです。

しかし同時にエヒウは、ヨシャパテ王にはユダの国中からアシラ像を取り除き、熱心に主を求める良い面もあることをも指摘しました。主は私たちの悪い面ばかりでなく、良い面をも見ていてくださる公平なお方です。そして熱心に御言葉に聞き従い、主に救いを求める者を災いから守り通してくださる、実に憐れみ深く寛容なお方です。

http://bible.com/81/2ch.19.1-3.ja1955

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歴代志下 19:4-7
『ヨシャパテはエルサレムに住んでいたが、また出て、ベエルシバからエフライムの山地まで民の中を巡り、先祖たちの神、主に彼らを導き返した。 彼はまたユダの国中、すべての堅固な町ごとに裁判人を置いた。 そして裁判人たちに言った、「あなたがたは自分のする事に気をつけなさい。あなたがたは人のために裁判するのではなく、主のためにするのです。あなたがたが裁判する時には、主はあなたがたと共におられます。 だからあなたがたは主を恐れ、慎んで行いなさい。われわれの神、主には不義がなく、人をかたより見ることなく、まいないを取ることもないからです」。』

ヨシャパテ王は預言者エヒウの戒めを聞いて黙ってはおられず、直ちに国中の信仰を刷新し、民の心を主に立ち帰らせ、公正な裁きを行わせるためにエルサレムから出て行きました。ベエルシバは南ユダ王国の南端、エフライムの山地は北端に位置する地域ですから、ヨシャパテ王が国内をあまねく行き巡ったことを意味しています。

ヨシャパテの善王たる所以は、主の戒めを聞き入れ、直ちに行動に移す素直な心の持ち主であったことです。ヨシャパテの父アサ王は、エヒウの父であった先見者ハナニの戒めの言葉を聞き入れず、投獄してしまったこととは対照的です。私たち人間は失敗しやすい弱い存在であることを素直に認め、主の戒めの言葉から賢く学び、直ちに次の行動に移す実践的な信仰を持つ者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.19.4-7.ja1955

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歴代志下 19:8-10
『ヨシャパテはまたレビびと、祭司、およびイスラエルの氏族の長たちを選んでエルサレムに置き、主のために裁判を行い、争議の解決に当らせた。彼らはエルサレムに居住した。 ヨシャパテは彼らに命じて言った、「あなたがたは主を恐れ、真実と真心とをもって行わなければならない。 すべてその町々に住んでいるあなたがたの兄弟たちから、血を流した事または律法と戒め、定めとおきてなどの事について訴えてきたならば、彼らをさとして、主の前に罪を犯させず、怒りがあなたがたと、あなたがたの兄弟たちに臨まないようにしなさい。そのようにすれば、あなたがたは罪を犯すことがないでしょう。」』

更にヨシャパテ王は、国の政治を司る者たちの信仰と行動規範をも刷新します。それはレビ人による主の教えに基づき、祭司による主への礼拝を中心とし、氏族の長たちを通して公明正大な裁きを為すためのものでした。

そしてヨシャパテ王が彼らに命じたことは、主を畏れ、真実と真心をもって国政を行うことでした。また裁きを為すときには、単に善悪を判決するだけに留まらず、怒りに心を支配されている訴訟人たちを諭して、これ以上の罪を犯させないようになだめるよう指示しました。これは罪の拡散と悪の拡大を防ぐための知恵です。

私たちの人生の中でも、自分には何一つ非はないのに、不当な仕打ちに遭うことがあります。そのようなときに私たちが取るべき行動は、ただ主に訴え出るのみに留め、怒りにまかせて自ら報復したり断罪したりして、主の御前に罪を犯してはならないということです。そのためには信仰と忍耐が必要です。怒りや妬みなどマイナスの感情に心を支配されることのないように、常に聖霊なる神様の助けを求め、きよい御霊の実を結ぶことのできるように心掛ける私たちでありますように。

http://bible.com/81/2ch.19.8-10.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/22

2017-03-22 06:45:20 | 今日の聖句
ガラテヤ人への手紙 6:10
「だから、機会のあるごとに、だれに対しても、とくに信仰の仲間に対して、善を行おうではないか。」

悪を行うことと、善を行うことと、どちらが神様に喜ばれるか、その答えは自明です。まして同じ信仰を持ち主に仕える同労者に対してはなおさらです。互いに重荷を負い合い、励まし合う、主にある麗しい兄弟愛をもって、信仰の高嶺を目指して共に歩む私たちでありますように。

http://bible.com/81/gal.6.10.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2017/03/21

2017-03-21 08:05:06 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 18:1-3
『ヨシャパテは大いなる富と誉とをもち、アハブと縁を結んだ。 彼は数年の後、サマリヤに下って、アハブをおとずれた。アハブは彼と彼に従ってきた民のために羊と牛を多くほふり、ラモテ・ギレアデに一緒に攻め上ることを彼にすすめた。 イスラエルの王アハブはユダの王ヨシャパテに言った、「あなたはわたしと一緒にラモテ・ギレアデに攻めて行きますか」。ヨシャパテは答えた、「わたしはあなたと一つです、わたしの民はあなたの民と一つです。わたしはあなたと一緒に戦いに臨みましょう」。』

主を熱心に求め御言葉に忠実に聞き従ったヨシャパテでしたが、たった一つだけ不思議なことに、北イスラエル王国にバアル信仰を熱心に普及させた最王アハブとはなぜか仲が良く、お互いの子によって縁戚関係を結ぶほど親しく交流を持ちました。ヨシャパテがサマリヤを訪問した際、悪賢いアハブは盛大な宴席を設けてお人好しのヨシャパテを誘い、同盟を組んでスリヤと戦うことを提案し、ヨシャパテもまた同意してしまいました。この安易な決断が、後にヨシャパテを命の危険に曝すことになります。

「朱に交われば赤くなる」との諺の如く、悪い友と親しく交わるならば自分も感化されて、罪の中に陥る危険性が高くなります。私たちがきよく生きるためには、行動を共にする相手を選び、また何でも相手の言いなりになるのではなく、罪の香りを敏感に察知して、時には拒絶する強い心を持つことが重要です。

http://bible.com/81/2ch.18.1-3.ja1955

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歴代志下 18:4-8
『ヨシャパテはまたイスラエルの王に言った、「まず主の言葉を求めなさい」。 そこでイスラエルの王は預言者四百人を集めて彼らに言った、「われわれはラモテ・ギレアデに、戦いに行くべきか、あるいは控えるべきか」。彼らは言った、「上って行きなさい。神はそれを王の手にわたされるでしょう」。 ヨシャパテは言った、「ほかにわれわれが問うべき主の預言者はここにいませんか」。 イスラエルの王はヨシャパテに言った、「ほかになおひとりいます。われわれはこの人によって主に問うことができますが、彼はわたしについて良い事を預言したことがなく、常に悪いことだけを預言するので、わたしは彼を憎みます。その者はイムラの子ミカヤです」。ヨシャパテは言った、「王よ、そうは言わないでください」。 そこでイスラエルの王はひとりの役人を呼んで、「イムラの子ミカヤを急いで連れてきなさい」と言った。』

共にスリヤと戦うことに同意したヨシャパテでしたが、まず主にお伺いを立てることは忘れませんでした。ここにヨシャパテの賢い生き方があります。しかしアハブが連れてきたのは王の言いなりに動くお抱えの偽預言者たちで、彼らはアハブ王に気に入られようと、口々に戦いに出れば勝利すると答えました。

このときヨシャパテは彼らか主の御言葉を語っていない偽預言者だと察知したのでしょう、他に預言者はいないかとアハブに尋ねます。するとアハブは、いつも気にくわないことばかり言う預言者ミカヤの存在を認めたため、ヨシャパテはアハブをなだめて彼を召し寄せました。私たちもまた主の御心を敏感に察知する心と、真実を語るまことの預言者を立てるべきことを忘れてはなりません。

http://bible.com/81/2ch.18.4-8.ja1955

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歴代志下 18:12-13
『さてミカヤを呼びに行った使者は彼に言った、「預言者たちは一致して王に良い事を言いました。どうぞ、あなたの言葉も、彼らのひとりの言葉のようにし、良い事を言ってください」。 ミカヤは言った、「主は生きておられる。わが神の言われることをわたしは申します」。』

ミカヤを呼びに来たアハブ王の家来たちは、王の気に入る預言を語るようにと説得しましたが、ミカヤはただ主の御告げ通りに語ると答えました。私たちは人に気に入られるために耳障りの良い御言葉ばかり語る八方美人なクリスチャンとはならず、時には人から疎まれても主の御心に従い厳しい言葉を告げる勇気を決して手放してはなりません。

http://bible.com/81/2ch.18.12-13.ja1955

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歴代志下 18:16, 18-22
『彼は言った、「わたしはイスラエルが皆牧者のない羊のように山に散っているのを見ました。すると主は『これらの者は主人をもっていない。彼らをそれぞれ安らかに、その家に帰らせよ』と言われました」。

ミカヤは言った、「それだから主の言葉を聞きなさい。わたしは主がその玉座に座し、天の万軍がその右左に立っているのを見たが、 主は、『だれがイスラエルの王アハブをいざなって、ラモテ・ギレアデに上らせ、彼を倒れさせるであろうか』と言われた。するとひとりは、こうしようと言い、ひとりは、ああしようと言った。 その時一つの霊が進み出て、主の前に立ち、『わたしが彼をいざないましょう』と言ったので、主は彼に『何をもってするか』と言われた。 彼は『わたしが出て行って、偽りを言う霊となって、すべての預言者の口に宿りましょう』と言った。そこで主は『おまえは彼をいざなって、それをなし遂げるであろう。出て行って、そうしなさい』と言われた。 それゆえ、主は偽りを言う霊をこの預言者たちの口に入れ、また主はあなたについて災を告げられたのです」。』

ミカヤは最初は他の偽預言者たちと同じ御告げを語りましたが、アハブが問い質すと、その背後にある天の御国での神様と悪霊たちとの会議の様子まで、あからさまに語りました。それは主に従わないアハブを滅ぼすために、神様が悪霊たちを送って偽の預言をさせるというものでした。

近頃スピリチュアルなる霊的現象がブームとなっていますが、神様は真理の御霊を送ることも、悪霊を送ることもなさるお方ですから、霊的な現象を御言葉に照らして吟味せずに何でも受け入れることは非常に危険ですから注意が必要です。

http://bible.com/81/2ch.18.16,18-22.ja1955

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歴代志下 18:29-32
『イスラエルの王はヨシャパテに言った、「わたしは姿を変えて戦いに行きましょう。しかしあなたは王の衣を着けなさい」。イスラエルの王は姿を変えて戦いに行った。 さて、スリヤの王は、その戦車隊長たちに命じて言った、「あなたがたは小さい者とも、大きい者とも戦ってはならない。ただイスラエルの王とのみ戦いなさい」。 戦車隊長らはヨシャパテを見たとき、これはきっとイスラエルの王だと思ったので、身を巡らしてこれと戦おうとした。しかしヨシャパテが呼ばわったので、主はこれを助けられた。すなわち神は敵を彼から離れさせられた。 戦車隊長らは彼がイスラエルの王でないのを見たので、彼を追うことをやめて引き返した。』

悪賢いアハブ王は預言者ミカヤの言葉を少しは気にしていたのでしょうか、自分の王服とヨシャパテの王服を交換してスリヤとの戦いに出ようと提案しました。お人好しのヨシャパテはここでも要求を断りきれず、アハブの王服を着て戦場に出たところ、スリヤ軍の集中攻撃に遭い、絶体絶命の危機に陥ります。しかしヨシャパテが主に呼ばわって助けを求めると、神様はスリヤの兵士たちに彼がアハブではないことに気付かせ、ヨシャパテは命の危機を脱することができました。

私たちは何でも相手の言葉を鵜呑みにすると、自ら危険を招くことになります。物事の善悪と情勢の背後にある主の御心をしっかりと見極め、時にはノーと断る勇気を持たなければなりません。同時に万が一判断を誤って危機に陥っても、主に救いを求めるならば、主は義人を必ず助けてくださいますから、最後まで希望を失わず、主に呼ばわる信仰を持ち続けたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.18.29-32.ja1955

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歴代志下 18:33-34
『しかし、ひとりの人が、なにごころなく弓を引いて、イスラエルの王の胸当と、くさずりの間を射たので、彼はその車の御者に言った、「わたしは傷を受けたから、車をめぐらして、わたしを軍中から運び出せ」。 その日戦いは激しくなった。イスラエルの王は車の中に自分をささえて立ち、夕暮までスリヤびとに向かっていたが、日の入るころになって死んだ。』

悪巧みによって敵の総攻撃から免れたと思われたアハブでしたが、名もない敵の兵士が何気なく射抜いた矢がちょうど鎧の隙間を貫き、それが致命傷となってアハブは死んでしまいました。

人の小賢しい知恵が全知全能なる神様の知恵に勝るはずがありません。私たちは己の知恵や力、方策に溺れることなく、
この世の処世術でずる賢く生き抜こうとは思わず、ただ主のみを頼みとし、御言葉に忠実に従い、神の義に生きる者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.18.33-34.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/21

2017-03-21 06:48:05 | 今日の聖句
使徒行伝 4:12
「この人による以外に救はない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである」。

使徒ペテロはユダヤ議会の証人喚問の中で主イエスの十字架を大胆に証し、このお方による以外に救いの道はないと福音を証言しました。命の危険を賭してまで主イエスの御名を掲げた使徒たちのように、この世の権威をも恐れず福音を語る勇気を与えていただき、キリストの証人となる私たちでありますように。

http://bible.com/81/act.4.12.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2017/03/20

2017-03-20 16:25:17 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 17:1-5
「アサの子ヨシャパテがアサに代って王となり、イスラエルに向かって自分を強くし、 ユダのすべての堅固な町々に軍隊を置き、またユダの地およびその父アサが取ったエフライムの町々に守備隊を置いた。 主はヨシャパテと共におられた。彼がその父ダビデの最初の道に歩んで、バアルに求めず、 その父の神に求めて、その戒めに歩み、イスラエルの行いにならわなかったからである。 それゆえ、主は国を彼の手に堅く立てられ、またユダの人々は皆ヨシャパテに贈り物を持ってきた。彼は大いなる富と誉とを得た。」

アサの子ヨシャパテは壮年期と晩年の両方の父の姿を見たからでしょうか、父祖ダビデの道すなわち神様を熱心に求め、その戒めを堅く守る信仰に根ざした人生を歩みました。またユダの国防を強化して要塞都市に守備隊を置き、敵国からの守りを固めました。それゆえ主はヨシャパテの治世を守り、大いなる富と誉を得させました。今日の私たちにとっても、信仰に堅く立ち、サタンの攻撃から心を守ることは最も大切なことです。

http://bible.com/81/2ch.17.1-5.ja1955

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歴代志下 17:6-9
「そこで彼は主の道に心を励まし、さらに高き所とアシラ像とをユダから除いた。 彼はまたその治世の三年に、つかさたちベネハイル、オバデヤ、ゼカリヤ、ネタンエルおよびミカヤをつかわしてユダの町々で教えさせ、 また彼らと共にレビびとのうちからシマヤ、ネタニヤ、ゼバデヤ、アサヘル、セミラモテ、ヨナタン、アドニヤ、トビヤ、トバドニヤをつかわし、またこれらのレビびとと共に祭司エリシャマとヨラムをもつかわした。 彼らは主の律法の書を携えて、ユダで教をなし、またユダの町々をことごとく巡回して、民の間に教をなした。」

心から主を求め、主の道に歩むことにより平安と祝福を得たヨシャパテは、心を励ましてユダの国から偶像の神々を取り除きました。更にヨシャパテはユダの全国民が律法を正しく理解できるように、民のつかさたち、レビ人たち、祭司たちをことごとく町々に遣わして、主の教えを広めることに注力しました。私たちが主の道に熱心に励む上で、主の御言葉を学ぶことにも熱心に取り組み、神様の御心を正しく理解した上で、伝道や奉仕に励むことが何よりも大切です。

http://bible.com/81/2ch.17.6-9.ja1955

*****

歴代志下 17:10-13
「そこでユダの周囲の国々は皆主を恐れ、ヨシャパテと戦うことをしなかった。 また、ペリシテびとのうちで贈り物や、みつぎの銀をヨシャパテの所に持ってくる者があり、またアラビヤびとは雄羊七千七百頭、雄やぎ七千七百頭を彼に持ってきた。 こうしてヨシャパテはますます大いになり、ユダに要害および倉の町を建て、 ユダの町々に多くの軍需品を持ち、またエルサレムに大勇士である軍人たちを持っていた。」

ヨシャパテのみならず国民すべてが主の戒めを守り、その教えに聞き従い、御言葉を正しく学んだ南ユダ王国の取り組みに、周囲の国々は主に対する恐れが生じてヨシャパテと戦うことを避け、むしろ貢ぎ物を携えて和解する道を選ぶほどになりました。人々が心を一つにし、国を挙げて全き心で主に従うならば、誰一人として敵対しうる者はありません。主にある一致と、主に対する熱心がもたらす平和と祝福を、私たちもまた体験させていただきたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.17.10-13.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/20

2017-03-20 06:05:48 | 今日の聖句
マタイによる福音書 6:34
「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。」

今日の積み重ねが未来の希望につながります。まだ見ぬ将来を思い煩って先に進めなくならないように、明日を守られる神様の導きに信頼して今日という一日にできることに注力し、一歩一歩確実に前に進む私たちでありますように。

http://bible.com/81/mat.6.34.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2017/03/19

2017-03-19 07:45:34 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 16:1-3
『アサの治世の三十六年にイスラエルの王バアシャはユダに攻め上り、ユダの王アサの所にだれをも出入りさせないためにラマを築いた。 そこでアサは主の宮と王の家の宝蔵から金銀を取り出し、ダマスコに住んでいるスリヤの王ベネハダデに贈って言った、 「わたしの父とあなたの父の間のように、わたしとあなたの間に同盟を結びましょう。わたしはあなたに金銀を贈ります。行って、あなたとイスラエルの王バアシャとの同盟を破り、彼をわたしから撤退させてください」。』

エチオピヤの大軍に取り囲まれたとき、神様のみを頼りとして大勝利を収め、35年もの長きに渡り南ユダ王国に平和をもたらしたアサ王でしたが、晩年はその信仰が薄れてしまったのでしょうか、北イスラエル王国に包囲されたとき、主に頼らず、かえって主の宮と王宮の宝物をスリヤの王に貢ぎ物として献上し、同盟を結ぶことで難局を打開しようとしました。主に全く信頼する信仰を保ち続けることはなかなか難しいものですが、突然訪れる試練に人の知恵で対処することなく、死に至るまで主を第一として信頼し続ける忠実な信仰者であらせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.16.1-3.ja1955

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歴代志下 16:7-9
『そのころ先見者ハナニがユダの王アサのもとに来て言った、「あなたがスリヤの王に寄り頼んで、あなたの神、主に寄り頼まなかったので、スリヤ王の軍勢はあなたの手からのがれてしまった。 かのエチオピヤびとと、リビアびとは大軍で、その戦車と騎兵は、はなはだ多かったではないか。しかしあなたが主に寄り頼んだので、主は彼らをあなたの手に渡された。 主の目はあまねく全地を行きめぐり、自分に向かって心を全うする者のために力をあらわされる。今度の事では、あなたは愚かな事をした。ゆえにこの後、あなたに戦争が臨むであろう」。』

北イスラエル王国の侵攻に対して、主に頼らずスリヤの助けに頼ったアサ王に、神様は預言者ハナニを遣わして不信仰を指摘し、イスラエルの平和は失われたと告げられました。神様の御心は、北イスラエル王国と同盟を結んでいたスリヤをも南ユダ王国の手に渡すことだったのです。しかし神様に救いを求めず、安直な処世術に頼ったために、アサ王は南ユダ王国に長年続いてきた平和をも失ってしまったのです。

神様の御心は深遠で、人の知恵では到底知り尽くすことはできません。目の前の困難や試練に、主に頼らず自分の知恵で対処すると、神様の用意された祝福をみすみす失ってしまいます。何事にも神様のみに信頼し、主の救いを求めて、真の祝福のご計画に与らせていただく私たちでありますように。

http://bible.com/81/2ch.16.7-9.ja1955

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歴代志下 16:10-14
「するとアサはその先見者を怒って、獄屋に入れた。この事のために激しく彼を怒ったからである。アサはまたそのころ民のある者をしえたげた。 見よ、アサの始終の行為は、ユダとイスラエルの列王の書にしるされている。 アサはその治世の三十九年に足を病み、その病は激しくなったが、その病の時にも、主を求めないで医者を求めた。 アサは先祖たちと共に眠り、その治世の四十一年に死んだ。 人々は彼が自分のためにダビデの町に掘っておいた墓に葬り、製香の術をもって造った様々の香料を満たした床に横たえ、彼のためにおびただしく香をたいた。」

神様から遣わされた預言者ハナニの戒めの言葉を聞いたアサ王は、主の御前に真摯に悔い改めることなく、むしろ逆ギレして、ハナニを投獄してしまいました。また自分の気にくわない民を虐待する偏狭な心の持ち主となってしまいました。心の高ぶったアサ王を戒められるために神様は足に病を患わせましたが、病状が悪化してもアサ王は医者に頼って神様に救いを求めず、その結果、アサ王の晩年は決して祝福されたものではなくなってしましました。アサ王の死後も、自分のために用意した墓に葬らせ、エジプトのように死体に防腐処置をするように命じるほどに、神様に頼らず人の知恵に頼るようになってしまいました。

アサ王の生涯から、若いときは真摯な信仰を持っていても、その晩年まで信仰を保ち続けることの困難さを垣間見ることができます。私たちはダビデ王のように死に至るまで主に信頼し、忠実に御言葉に聞き従い続け、神様の賜る永遠の救いと祝福の約束を手にする者となりたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.16.10-14.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/19

2017-03-19 06:55:58 | 今日の聖句
箴言 27:5-6
「あからさまに戒めるのは、ひそかに愛するのにまさる。 愛する者が傷つけるのは、まことからであり、あだの口づけするのは偽りからである。」

その人を真に愛するならば、罪を戒め、義に導くことを躊躇してはなりません。まことの愛なる神様が罪に対して厳粛なお方であるように、人に嫌われることを恐れて八方美人になることなく、真実な愛をもって人と接する私たちでありますように。

http://bible.com/81/pro.27.5-6.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2017/03/18

2017-03-18 07:05:18 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 15:1-2, 7-8
「時に神の霊がオデデの子アザリヤに臨んだので、 彼は出ていってアサを迎え、これに言った、「アサおよびユダとベニヤミンの人々よ、わたしに聞きなさい。あなたがたが主と共におる間は、主もあなたがたと共におられます。あなたがたが、もし彼を求めるならば、彼に会うでしょう。しかし、彼を捨てるならば、彼もあなたがたを捨てられるでしょう。

しかしあなたがたは勇気を出しなさい。手を弱くしてはならない。あなたがたのわざには報いがあるからです」。 アサはこれらの言葉すなわちオデデの子アザリヤの預言を聞いて勇気を得、憎むべき偶像をユダとベニヤミンの全地から除き、また彼がエフライムの山地で得た町々から除き、主の宮の廊の前にあった主の祭壇を再興した。」

主に寄り頼んでエチオピヤの大軍勢との戦いに勝利したアサ王が多くの戦利品を得てエルサレムに帰還すると、オデデの子アザリヤに神の霊が臨んでアサ王を迎え、主を熱心に求め、主と共に歩む者と主は共にいてくださり、大いに報いを得させると預言しました。その言葉を聞いたアサ王は勇気を得て、ユダとベニヤミンの国中と、新たに得たエフライムの山地に残っていた偶像を取り除き、主の祭壇を再興して信仰を刷新しました。

主を慕い求め、主に従って歩む者と主は共にいてくださり、その手の業に報いて祝福してくださると約束されます。この信仰の基本原則に従い、心から主を慕い求め、私たちを主から離れさせる要因となりうるものをすべて取り除き、主と共に歩むさいわいな人生を送る私たちでありますように。

http://bible.com/81/2ch.15.1-2,7-8.ja1955

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歴代志下 15:9
「彼はまたユダとベニヤミンの人々およびエフライム、マナセ、シメオンから来て、彼らの間に寄留していた者を集めた。その神、主がアサと共におられるのを見て、イスラエルからアサのもとに下った者が多くあったからである。」

北イスラエル王国にいたエフライム、マナセ、シメオン部族の人々は、アサ王と共に主がいてくださることを見て南ユダ王国に多くの者が寄留するようになりまた。先祖代々の嗣業の地を捨ててまでも主を求めて来た彼らをアサ王は排斥することなく、共に主を礼拝しようと一同に集めました。私たちはどんな犠牲や不利益も厭わずに主を求めてくる者を心から喜び迎え、共に主を礼拝して喜びを分かち合う寛容な者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.15.9.ja1955

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歴代志下 15:10-15
「彼らはアサの治世の十五年の三月にエルサレムに集まり、 携えてきたぶんどり物のうちから牛七百頭、羊七千頭をその日主にささげた。 そして彼らは契約を結び、心をつくし、精神をつくして先祖の神、主を求めることと、 すべてイスラエルの神、主を求めない者は老幼男女の別なく殺さるべきことを約した。 そして彼らは大声をあげて叫び、ラッパを吹き、角笛を鳴らして、主に誓いを立てた。 ユダは皆その誓いを喜んだ。彼らは心をつくして誓いを立て、精神をつくして主を求めたので、主は彼らに会い、四方で彼らに安息を賜わった。」

ユダとベニヤミンの人々、ならびに北イスラエル王国から主を求めて寄留していた人々は、エチオピヤとの戦いで得た多くの戦利品の中からおびただしい量の犠牲を捧げて主を礼拝しました。そして彼らは心を尽くし精神を尽くして心から主なるまことの神を求め、主に聞き従わない者は命を絶たれるとの契約を主の御前に結びました。彼らの真摯な信仰と求めを見た神様はユダを大いに祝福し、国中に平安を賜りました。私たちもまた心を尽くし精神を尽くして主なるまことの神様を求め、主の御臨在と平安の内に生かされるさいわいに与りたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.15.10-15.ja1955

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歴代志下 15:16-19
「アサ王の母マアカがアシラのために憎むべき像を造ったので、アサは彼女をおとして太后とせず、その憎むべき像を切り倒して粉々に砕き、キデロン川でそれを焼いた。 ただし高き所はイスラエルから除かなかったが、アサの心は一生の間、正しかった。 彼はまた、その父のささげた物および自分のささげた物、すなわち銀、金並びに器物などを主の宮に携え入れた。 そしてアサの治世の三十五年までは再び戦争がなかった。」

彼らが主の御前に契約を結んだように、アサ王は自分の母マアカが偶像を建てたために彼女から王の母としての地位を奪い、偶像を切り倒して粉々に砕いて火で焼き捨てました。またアサ王は主の宮に捧げものを携え入れ、一生の間、主の御前に正しく歩みました。アサ王の徹底した信仰に主は答えて、35年間もの長い間、南ユダ王国には戦争がなく、平和を満喫することができました。

私たちが主との間に交わした契約は飾り物ではなく、お守りのようなものでもなく、実行してはじめて意味を持ちます。たとえ肉親であっても誤った信仰を見過ごしてはなりません。また捧げものにおいても惜しむことなく心から喜んで主に捧げ、主との契約を守る者に、主は平安と祝福をもって答えてくださいますから感謝いたします。

http://bible.com/81/2ch.15.16-19.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/18

2017-03-18 06:00:09 | 今日の聖句
箴言 12:15
「愚かな人の道は、自分の目に正しく見える、しかし知恵ある者は勧めをいれる。」

自分が必ず正しいと信じる人は、過ちに気付かず失敗を繰り返す愚かな人生を送ります。義なる神の御言葉に学び、人の忠告を聞く耳を持ち、公正な目で物事を判断して失敗を未然に防ぐ知恵ある人生を送る私たちでありますように。

http://bible.com/81/pro.12.15.ja1955
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【COGHCC聖書通読】 2017/03/17

2017-03-17 07:47:49 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 14:1-5
「アビヤはその先祖たちと共に眠って、ダビデの町に葬られ、その子アサが代って王となった。アサの治世に国は十年の間、穏やかであった。 アサはその神、主の目に良しと見え、また正しと見えることを行った。 彼は異なる祭壇と、もろもろの高き所を取り除き、石柱をこわし、アシラ像を切り倒し、 ユダに命じてその先祖たちの神、主を求めさせ、おきてと戒めとを行わせ、 ユダのすべての町々から、高き所と香の祭壇とを取り除いた。そして国は彼のもとに穏やかであった。」

アビヤの子アサの治世であった10年間は、国は穏やかで平和な時代でした。それはアサが主の御心に適う政治を行ったからです。アサはまたユダの信仰も刷新し、主に仕える妨げとなる異教の祭壇や偶像などをすべて取り除き、ユダの国中に主の教えと戒めを守ることを徹底させました。

サタンの攻撃と罪から逃げるばかりではなく、罪を犯す可能性を根源から絶ち、徹底して主の御言葉に聞き従い、何一つサタンの付け入る隙を与えない生き方こそ、私たちが平安で祝福された信仰生活を送る最大の秘訣です。

http://bible.com/81/2ch.14.1-5.ja1955

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歴代志下 14:6-8
『彼は国が穏やかであったので、要害の町数個をユダに建てた。また主が彼に平安を賜わったので、この年ごろ戦争がなかった。 彼はユダに言った、「われわれはこれらの町を建て、その周囲に石がきを築き、やぐらを建て、門と貫の木を設けよう。われわれがわれわれの神、主を求めたので、この国はなおわれわれのものであり、われわれが彼を求めたので、四方において、われわれに平安を賜わった」。こうして彼らは滞りなく建て終った。 アサの軍隊はユダから出た者三十万人あって、盾とやりをとり、ベニヤミンから出た者二十八万人あって、小盾をとり、弓を引いた。これはみな大勇士であった。』

アサ王はまた国が平穏な時代にあっても気を緩めることなく、要塞都市を建て、城壁を築き、やぐらを建て、堅固な城門を築き、歩兵と射撃兵の精鋭部隊を組織して、いつ敵が攻撃して来ても直ちに対処できるように備えました。

私たちは神様の賜る平安の上にあぐらをかくような、平和ぼけした怠惰な生活を送ることなく、平安なときにこそ緊張感をもって、突然のサタンの攻撃や万が一の事態にも直ちに対処できるように備えることが大切です。そのためにも日々祈り、御言葉を心に蓄え、信仰の武具で身を固めて盤石な信仰生活を送る私たちでありますように。

http://bible.com/81/2ch.14.6-8.ja1955

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歴代志下 14:9-12
『エチオピヤびとゼラが、百万の軍隊と三百の戦車を率いて、マレシャまで攻めてきた。 アサは出て、これを迎え、マレシャのゼパタの谷に戦いの備えをした。 時にアサはその神、主に向かって呼ばわって言った、「主よ、力のある者を助けることも、力のない者を助けることも、あなたにおいては異なることはありません。われわれの神、主よ、われわれをお助けください。われわれはあなたに寄り頼み、あなたの名によってこの大軍に当ります。主よ、あなたはわれわれの神です。どうぞ人をあなたに勝たせないでください」。 そこで主はアサの前とユダの前でエチオピヤびとを撃ち敗られたので、エチオピヤびとは逃げ去った。』

神様に守られ平穏な日々を送っていたアサ王とユダ王国に、突然、エチオピアの大軍が押し寄せてきました。敵軍の数は100万と、ユダの軍隊の約2倍もいました。しかしアサ王は敵の数にひるむことなく戦いの備えをし、更に万軍の主に呼ばわって、力のない者を助けることも力のある者を助けることもあなたには変わりありませんと、人の力に頼るのではなく主に寄り頼む信仰告白の祈りを捧げました。主はアサの大胆な祈りに答え、自らユダ軍の先陣に立ってエチオピアの大軍を打ち破られました。

私たちの心を狙うサタンもまた、突然、猛攻撃を仕掛けてきます。しかし私たちが心から主に寄り頼み、万軍の主の完全な守りを確信して悪に対抗するならば、私たちに勝ちうる者はありません。

http://bible.com/81/2ch.14.9-12.ja1955

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歴代志下 14:13-15
「アサと彼に従う民は彼らをゲラルまで追撃したので、エチオピヤびとは倒れて、生き残った者はひとりもなかった。主と主の軍勢の前に撃ち破られたからである。ユダの人々の得たぶんどり物は非常に多かった。 彼らはまた、ゲラルの周囲の町々をことごとく撃ち破った。主の恐れが彼らの上に臨んだからである。そして彼らはそのすべての町をかすめ奪った。その内に多くの物があったからである。 また家畜をもっている者の天幕を襲い、多くの羊とらくだを奪い取って、エルサレムに帰った。」

主が自らエチオピア軍と戦われたため、敵の兵士は一人も残らず全滅しました。主の軍勢の後に続いたアサとユダの人々は、全滅した敵軍の残した多くの戦利品を獲ました。主がエチオピアの大軍を全滅させたとの情報は瞬く間に周囲の町々に広まり、恐れの念を生じさせたため、アサとユダの人々は更に周囲の町々にまで領域を延ばして、多くの戦利品を獲ることができました。

主に寄り頼み、主の導かれる道に完全に従って歩む者は、勝利の栄光を受けるのみならず、その領域を拡大し、数え切れないほどの恵みをも得ることができますから感謝いたします。

http://bible.com/81/2ch.14.13-15.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/17

2017-03-17 06:45:26 | 今日の聖句
詩篇 18:30
「この神こそ、その道は完全であり、主の言葉は真実です。主はすべて寄り頼む者の盾です。」

主に寄り頼む者の人生は危ない橋を渡るような脆弱なものではなく、しっかりとした基礎の上に舗装された大路の真ん中を歩むような安全かつ完全なものです。真実な神様の御言葉を信仰生活の土台とし、揺るぎなき平安の人生を送る私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.18.30.ja1955
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