伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2017/03/24

2017-03-24 08:00:02 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 21:1-3
「ヨシャパテは先祖たちと共に眠り、先祖たちと共にダビデの町に葬られ、その子ヨラムが代って王となった。 ヨシャパテの子であるその兄弟たちはアザリヤ、エヒエル、ゼカリヤ、アザリヤ、ミカエルおよびシパテヤで、皆ユダの王ヨシャパテの子たちであった。 その父は彼らに金、銀、宝物の賜物を多く与え、またユダの要害の町々を与えたが、ヨラムは長子なので、国はヨラムに与えた。」

ヨシャパテは生前のうちに自分の子どもたち一人一人に金、銀、財宝を多く与え、またユダ国内の要害の町々を与えました。長子の特権が重んじられていた当時の常識からしたら、これは異例ともいうべき気前の良さです。

天の父なる神様もまた、私たちに永遠の命を賜るばかりか、多くの賜物と祝福を豊かに与えてくださる、気前の良い、恵み深く憐れみに富むお方です。

http://bible.com/81/2ch.21.1-3.ja1955

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歴代志下 21:4-7
「ヨラムはその父の位に登って強くなった時、その兄弟たちをことごとくつるぎにかけて殺し、またユダのつかさたち数人を殺した。 ヨラムは位についた時三十二歳で、エルサレムで八年の間世を治めた。 彼はアハブの家がしたようにイスラエルの王たちの道に歩んだ。アハブの娘を妻としたからである。このように彼は主の目の前に悪をおこなったが、 主はさきにダビデと結ばれた契約のゆえに、また彼とその子孫とにながく、ともしびを与えると約束されたことによって、ダビデの家を滅ぼすことを好まれなかった。」

南ユダ王国を受け継いだヨラムは、王の権力を確立すると自分の兄弟たちを皆殺しにし、また自分の気に入らないユダのつかさたちも葬り去りました。まるで最近の近隣の国のような狂気の沙汰です。聖書はその原因を、ヨラムが北イスラエルの悪王アハブの娘を妻としたからであると結論づけています。それほど結婚は重要な意味を持つものです。これは罪に対して寛容すぎた父ヨシャパテが、主の再三の警告にもかかわらず悪王アハブと懇意にしていたことがもたらした悲劇です。ヨラムは悪妻に感化されてアハブのような政治を行い、主の前に悪を行い、兄弟殺しの大罪を犯し、神の国としての正統を保っていたユダをめちゃくちゃにしてしまいました。

それでも主は彼の父祖ダビデとの契約を決して忘れることなく、ダビデの信仰の故にその家系を滅ぼすことはなさいませんでした。消えかけた灯心を折ることのない主の憐れみ深さを思います。私たちはこのダビデの信仰を受け継ぐ天の御国の国民です。本来の私たちはいつ主に滅ぼされても反論できなおような罪人ですが、主の憐れみの故に罪赦され、生かされている恵みに心から感謝したいと思います。

http://bible.com/81/2ch.21.4-7.ja1955

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歴代志下 21:8-10
「ヨラムの世にエドムがそむいて、ユダの支配を脱し、みずから王を立てたので、 ヨラムはその将校たち、およびすべての戦車を従えて渡って行き、夜のうちに立ち上がって、自分を包囲しているエドムびととその戦車の隊長たちを撃った。 エドムはこのようにそむいてユダの支配を脱し、今日に至っている。そのころリブナもまたそむいてユダの支配を脱した。ヨラムが先祖たちの神、主を捨てたからである。」

罪の結果は裁きをもたらします。主を捨て、神様の忌み嫌われる北イスラエル王国の政治を真似し、兄弟殺しの罪まで犯して神の国ユダを独裁国家にしてしまったヨラムの罪を、主は属国の反逆をもって懲らしめられました。せっかく父ヨシャパテの素晴らしい信仰により手にした祝福を、神をも恐れぬ愚かさと自らの独占欲の強さの故に奪い去られてしまったのです。

私たちの中に、主を畏れぬ傲慢さ、我の強さがないでしょうか。もしそのような心が自分にもあることに気付いたならば直ちに悔い改め、せっかく受けた祝福を手放すことのないように、細心の注意を払わなければなりません。

http://bible.com/81/2ch.21.8-10.ja1955

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歴代志下 21:11-15
「彼はまたユダの山地に高き所を造って、エルサレムの民に姦淫を行わせ、ユダを惑わした。 その時預言者エリヤから次のような一通の手紙がヨラムのもとに来た、「あなたの先祖ダビデの神、主はこう仰せられる、『あなたは父ヨシャパテの道に歩まず、またユダの王アサの道に歩まないで、 イスラエルの王たちの道に歩み、ユダとエルサレムの民に、かのアハブの家がイスラエルに姦淫を行わせたように、姦淫を行わせ、またあなたの父の家の者で、あなたにまさっているあなたの兄弟たちを殺したゆえ、 主は大いなる災をもってあなたの民と子供と妻たちと、すべての所有を撃たれる。 あなたはまた内臓の病気にかかって大病になり、それが日に日に重くなって、ついに内臓が出るようになる』」。

ヨラムの悪行は兄弟殺しや政治だけに止まりませんでした。正統な信仰を保っていた南ユダ王国に、北イスラエル王国の偶像礼拝の罪まで犯させたのです。そこでアハブと対決した預言者エリヤは、ヨラムに罪の裁きを宣告する手紙を送りました。その内容は、兄弟殺しの罪の裁きとして家族を絶たれること、悪政の裁きとして父から受け継いだ嗣業の財産を取られること、主に逆らい偶像礼拝を犯させた裁きとして悪性の内臓の病気を患って死ぬことでした。

悪い行いの結果は祝福を奪い取られることですが、罪の結果は最も重く、無惨な死をもたらします。私たちはヨラムの愚かな人生を反面教師として賢く学び、決して彼の真似をしてはなりません。

http://bible.com/81/2ch.21.11-15.ja1955

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歴代志下 21:16-20
「その時、主はヨラムに対してエチオピヤびとの近くに住んでいるペリシテびととアラビヤびとの霊を振り起されたので、 彼らはユダに攻め上って、これを侵し、王の家にある貨財をことごとく奪い去り、またヨラムの子供と妻たちをも奪い去ったので、末の子エホアハズのほかには、ひとりも残った者がなかった。 このもろもろの事の後、主は彼を撃って内臓にいえがたい病気を起させられた。 時がたって、二年の終りになり、その内臓が病気のために出て、重い病苦によって死んだ。民は彼の先祖のために香をたいたように、彼のために香をたかなかった。 ヨラムはその位についた時三十二歳で、八年の間エルサレムで世を治め、ついに死んだ。ひとりも彼を惜しむ者がなかった。人々は彼をダビデの町に葬ったが、王たちの墓にではなかった。」

預言者エリヤの送った手紙の言葉通り、ペリシテ人とアラビヤ人がユダに攻め込んでヨラムの家から金銀財宝をすべて奪い去り、また彼の家族も一人残らず連れ去られてしまいました。それでも悔い改めなかったヨラムは、更にその後、重い内臓の病気にかかり、内蔵が飛び出るほどに悪化して苦しみの末に死にました。彼の死後も、ユダの民は一人として彼を王として尊敬せず、王の死を嘆いて香を焚くこともせず、また彼を王の墓地には葬りませんでした。ここまでユダの国中から忌み嫌われた王は、ヨラムの前にはありませんでした。

私たちはどのような人生の最期を迎えることになるでしょうか。ヨラムのように人から忌み嫌われる人生か、ダビデやヨシャパテのように人々から尊敬され嘆き悲しまれる人生か、そのすべては生前にどのような生き方をしていたかに掛かっています。まことの神である主を畏れ、御言葉に聞き従い、戒めを守って善を行い、死後も人々から慕われるような、愛と憐れみと恵みに満ちた人生を送る者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.21.16-20.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/24

2017-03-24 06:48:10 | 今日の聖句
ガラテヤ人への手紙 5:1
「自由を得させるために、キリストはわたしたちを解放して下さったのである。だから、堅く立って、二度と奴隷のくびきにつながれてはならない。」

イエスを主と信じる私たちはもはや罪の奴隷の子ではなく、キリストの十字架により罪から解放され自由の身とされた者であるとの自覚を持たねばなりません。この自由の権利を手放すことなく、罪の奴隷に逆戻りしないよう、御言葉の約束に堅く立つ私たちでありますように。

http://bible.com/81/gal.5.1.ja1955
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