伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2017/03/25

2017-03-25 08:00:06 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 22:2-4
「アハジヤは王となった時四十二歳で、エルサレムで一年の間世を治めた。その母はオムリの娘で名をアタリヤといった。 アハジヤもまたアハブの家の道に歩んだ。その母が彼の相談相手となって悪を行わせたからである。 彼はまたアハブの家がしたように主の目の前に悪を行った。すなわちその父が死んだ後、アハブの家の者がその相談役となったので、彼はついに自分を滅ぼすに至った。」

ヨラムの末子アハジヤ(21章ではエホアハズ)は、父の病死後、他にダビデの家系の者がいなかったためにユダの王となりました。しかしアハジヤは主の御言葉に聞き従わず、アハブ家の血を引く母アタリヤを相談役としたために、主の御前に悪を行い、北イスラエル王国と同じ罪を犯したため、主の怒りに触れて自らの身を滅ぼすことになってしまいました。そのためアハジヤの治世はたった1年と、極めて短命の政権で終わりを告げることとなりました。私たちの人生において、誰の声に聞き従うかが重要です。

http://bible.com/81/2ch.22.2-4.ja1955

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歴代志下 22:7-9
『アハジヤがヨラムを見舞に行ったことによって滅びに至ったのは神によって定められたことである。すなわち彼がそこに着いた時、ヨラムと一緒に出て、ニムシの子エヒウを迎えた。エヒウは主がアハブの家を断ち滅ぼすために油を注がれた者である。 エヒウはアハブの家を罰するにあたって、ユダのつかさたち、およびアハジヤの兄弟たちの子らがアハジヤに仕えているのを見たので、彼らをも殺した。 アハジヤはサマリヤに隠れていたが、エヒウが彼を捜し求めたので、人々は彼を捕え、エヒウのもとに引いてきて、彼を殺した。ただし「彼は心をつくして主を求めたヨシャパテの子である」と人々は言ったのでこれを葬った。こうしてアハジヤの家には国を統べ治めうる者がなくなった。』

アハジヤは北イスラエルの王ヨラムと共にスリヤと戦いに出かけましたが、そのときヨラムは敵の攻撃によって深手を負い、自国に戻って療養生活を送っていたため、アハジヤはヨラムを見舞いに行きました。しかしこれは主がアハブの血を引く者を一掃するために計画されていたことでした。親しくしていたヨラムの見舞いだからと安心しきっていたアハジヤは、護衛兵も付けず少数の供の者を連れて出かけて行きました。すると主がアハブ家を絶つために油注がれたニムシの子エヒウが彼を迎え、北イスラエルの王ヨラムと、南ユダの王アハジヤと、供の者として同行していたアハブ家の血筋を引く王族をも一気に滅ぼすチャンスと、手に掛けて皆殺しにしました。

こうして南ユダ王国に罪をもたらしたアハブの家系の王位後継者は絶ち滅ぼされました。しかしユダの民は、心を尽くして主に仕えた善王ヨシャパテの血を引く者としてアハジヤを丁重に葬りました。アハブの家系によってもたらされた罪が自らの身を滅ぼすこととなりましたが、死してもなお民に慕われたヨシャパテの信仰と善い行いが、ユダの王族の救いとなりました。ここに、主に心から仕える者には恵みを施して千代に及び、主に聞き従い者にはその悪に報いて3〜4代に及ぶ、と言われた主の憐れみ深さと厳粛さを見ることができます。

http://bible.com/81/2ch.22.7-9.ja1955

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歴代志下 22:10-12
「アハジヤの母アタリヤは自分の子の死んだのを見て、立ってユダの家の王子をことごとく滅ぼしたが、 王の娘エホシバはアハジヤの子ヨアシを王の子たちの殺される者のうちから盗み取り、彼とそのうばを寝室においた。こうしてエホシバがヨアシをアタリヤから隠したので、アタリヤはヨアシを殺さなかった。エホシバはヨラム王の娘、またアハジヤの妹で、祭司エホヤダの妻である。 こうしてヨアシは神の宮に隠れて彼らと共におること六年、その間アタリヤが国を治めた。」

エヒウの信仰刷新によって絶ち滅ぼされたアハブの家系の者は、まだ一人だけ南ユダ王国に残っていました。それがアハジヤの母アタリヤです。自ら手にした王母の権力を手放したくなかった彼女は、なんと正統な王位継承者である王子たちを皆殺しにして、自らが女帝として君臨するという暴挙に出ました。本来は王の末子の母として王母となる資格もなかったのに、たった一人だけアハジヤが生き残ったために棚ぼた式に王母となることができた幸運に感謝するどころか、一度手にした権力を手放したくないために、恐ろしい罪を犯してしまいました。私たちは恵みに感謝する心を忘れると、このようなとんでもない罪を犯してしまいますから、注意しなければなりません。

しかし先代のヨラム王の娘、アハジヤの妹、祭司アタリヤの妻であったエホシバの機転により、末子ヨラムとその乳母を自分の寝室に隠したため、アタリヤの虐殺から難を逃れることができました。ここに神様がダビデと交わした契約、すなわちダビデの家系を守られ、末代まで神の国イスラエルの王位を継ぐという約束の確かさを見ることができますから感謝いたします。

http://bible.com/81/2ch.22.10-12.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/25

2017-03-25 06:55:26 | 今日の聖句
詩篇 59:16
「しかし、わたしはあなたのみ力をうたい、朝には声をあげてみいつくしみを歌います。あなたはわたしの悩みの日にわが高きやぐらとなり、わたしの避け所となられたからです。」

義人を愛される主は、御言葉に従う者を高い防護壁で取り囲み、安全な避け所となって、矢のように降り注ぐ悪しき者の攻撃から私たちを守ってくださいます。故なく理不尽な仕打ちに遭う悩みの日々にも、絶望に打ちひしがれることなく、主の鉄壁の守りの内にあるさいわいをほめ歌う私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.59.16.ja1955
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