伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2017/03/07

2017-03-07 07:55:07 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 4:1-2, 5, 17-18
「ソロモンはまた青銅の祭壇を造った。その長さ二十キュビト、幅二十キュビト、高さ十キュビトである。 彼はまた海を鋳て造った。縁から縁まで十キュビトであって、周囲は円形をなし、高さ五キュビトで、その周囲は綱をもって測ると三十キュビトあった。

海の厚さは手の幅で、その縁は杯の縁のように、ゆりの花に似せて造られた。海には水を三千バテ入れることができた。

王はヨルダンの低地で、スコテとゼレダの間の粘土の地でこれを鋳た。 このようにソロモンはこれらのすべての器物を非常に多く造ったので、その青銅の重量は、量ることができなかった。」

先日、伝統工芸品の鋳物を作る職人たちを取材したテレビ番組で見ました。鋳物を作るためには、まず粘土で作品の模型を作り、その模型にかぶせるように外側の型を作り、更に内側の型を作って外側の型との間に溶けた金属を流し込む隙間を作り、その表面に様々な飾り付けを施した後、火でじっくりと乾燥させて、ようやく型の準備が整います。そして金属を高熱で溶かして流し込み、ゆっくりと冷ましてから型を壊して取り出し、必要に応じて表面を磨いて、ようやく鋳物が完成するそうです。この一連の仕事に要する時間は、30センチ立法の小さな茶釜1つ鋳るのに約1ヶ月掛かるとのことです。

ソロモンとヒラムが神殿のために作った鋳物の大きさは、犠牲の牛を焼く青銅の祭壇が幅と奥行きがそれぞれ約9メートル、高さが約4.5メートル、祭司が体を洗って身をきよめる海は直径が約4.5メートル、高さ約2.3メートルと、先ほどの伝統工芸職人の作品とは桁違いのとてつもない大きさです。しかも鋳物は型を壊して取り出すので、やり直しがききません。この大きな鋳物を作るのにどれほどの時間と技術、そして精神力が必要だったかと考えると、並大抵の人では到底できない本当に物凄い大仕事だと思います。

ソロモンとヒラムがこのように、時間も労力も全精力を傾けて神様を礼拝する神殿を建て上げたように、私たちもまた礼拝のために全精力を傾けて取り組む姿勢を決して忘れぬよう、肝に銘じたいと思います。

http://bible.com/81/2ch.4.1-2,5,17-18.ja1955

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歴代志下 4:4-6
「その海は十二の牛の上に置かれ、その三つは北に向かい、三つは西に向かい、三つは南に向かい、三つは東に向かっていた。海はその上に置かれ、牛のうしろはみな内に向かっていた。

彼はまた物を洗うために洗盤十個を造って、五個を南側に、五個を北側に置いた。その中で燔祭に用いるものを洗った。しかし海は祭司がその中で身を洗うためであった。」

聖書の中では、青銅は罪を意味する金属とのことです。ですからソロモンの神殿では、青銅は罪をきよめるために用いる器の材料として使われました。罪の購いのために犠牲を捧げる祭壇、燔祭に用いるさまざまな洗い物のための洗盤、祭司の身をきよめる海など、すべて罪を洗いきよめるために用いられました。

そして祭司が身をきよめる海は、12頭の牛を模した鋳物の上に置かれました。これは祭司はイスラエル12部族を代表して罪を一身に背負い、その罪をきよめるために神様の御前に進み出て仕えることを意味します。「きよくならなければ神を見ることはできません」との御言葉のように、私たちもまたこの世の悪から離れ、罪きよめられて神様に近付く者とならせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.4.4-6.ja1955

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歴代志下 4:11, 16
「ヒラムはまたつぼと十能と鉢とを造った。こうしてヒラムはソロモン王のため、神の宮の工事を終えた。

つぼ、十能、肉さしなどすべてこれらの器物を、達人ヒラムはソロモン王のため、主の宮のために、光のある青銅で造った。」

ツロから派遣された職人ヒラムは、主の宮のために、ソロモン王のために、心を尽くし、持てる技術を十二分に用いて、ダビデから託された設計図の通りに神の宮の工事と様々な器物の製作を終えて、ついに神殿は完成しました。私たちもまたヒラムに倣い、神様のために、御国のために、教会を建て上げるために、自分の持てるすべての賜物も、時間も、労力も、何一つ惜しまずに捧げて仕える者でありますように。

http://bible.com/81/2ch.4.11,16.ja1955

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歴代志下 4:19-22
「こうしてソロモンは神の宮のすべての器物を造った。すなわち金の祭壇と、供えのパンを載せる机、 また定めのように本殿の前で火をともす純金の燭台と、そのともしび皿を造った。 その花、ともしび皿、心かきは精金であった。 また心切りばさみ、鉢、香の杯、心取り皿は純金であった。また宮の戸、すなわち至聖所の内部の戸および拝殿の戸のひじつぼは金であった。」

神の宮の中心である至聖所に設置されるすべての器、すなわち購いの血を注ぐ祭壇や備えのパンの机、光を灯す燭台、灯火皿、心切りばさみ、神様に捧げる香を焚く香炉や鉢、そして拝殿の戸や内側はすべてきよさと高貴さと永遠を表す純金で作られました。私たちが神様を礼拝する心もまた、金で覆われた至聖所のようにきよい心、すべての栄光を神様に帰する永遠の思いで光り輝くものでありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.4.19-22.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/07

2017-03-07 06:45:11 | 今日の聖句
テサロニケ人への第二の手紙 3:5
「どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせて下さるように。」

主イエスが十字架にいのちを捨てられた罪の赦しの御業は、神の愛に基づく忍耐がなければ決して為し得ませんでした。私たちもまた主イエスに倣い、まだ救いを知らぬ魂を救いに導くために、神の愛とキリストの忍耐をもって、この福音を広く宣べ伝える者とならせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/2th.3.5.ja1955
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