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【COGHCC聖書通読】 2017/03/31

2017-03-31 08:03:20 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 28:1-4
「アハズは王となった時二十歳で、十六年の間エルサレムで世を治めたが、その父ダビデとは違って、主の良しと見られることを行わず、 イスラエルの王たちの道に歩み、またもろもろのバアルのために鋳た像を造り、 ベンヒンノムの谷で香をたき、その子らを火に焼いて供え物とするなど、主がイスラエルの人々の前から追い払われた異邦人の憎むべき行いにならい、 また高き所の上、丘の上、すべての青木の下で犠牲をささげ、香をたいた。」

ユダの3大悪王にも数えられるアハズはまことの神様に聞き従わず、サマリヤの偶像礼拝を取り入れたばかりでなく、なんとイスラエルが追い払ったカナンの先住民族が行っていた自分の子を火で焼いて犠牲とするなどの忌まわしき悪行を真似て、また森羅万象を神として礼拝するなど、ユダの国を大罪で満たしました。

ベンヒンノムの谷とはエルサレムの南側に位置する谷でゴミを焼く場所であったようですが、燃え尽きぬ火の様子から、ゲヘナすなわち罪人が死後に火で焼かれる地獄を象徴する場所とされています。まさにアハズはユダの国を、神様が支配する天の御国の象徴から、罪が裁かれる地獄のような場所に変えてしまったのです。

まことの神様に聞き従わず、自分の欲望の赴くままに生きる人は、自ら堕落して祝福から呪いへと移されてしまいます。神様の恵みを知る私たちは、このような愚かな人生の選択を決してしてはなりません。

http://bible.com/81/2ch.28.1-4.ja1955

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歴代志下 28:5-6
「それゆえ、その神、主は彼をスリヤの王の手に渡されたので、スリヤびとは彼を撃ち破り、その民を多く捕虜として、ダマスコに引いて行った。彼はまたイスラエルの王の手にも渡されたので、イスラエルの王も彼を撃ち破って大いに殺した。 すなわちレマリヤの子ペカはユダで一日のうちに十二万人を殺した。皆勇士であった。これは彼らがその先祖の神、主を捨てたためである。」

アハズの愚かな政治の結果、ユダの国は急速に繁栄と平和を失い、スリヤに大敗を喫して多くの人々が捕虜として連れて行かれ、また同族であるはずの北イスラエル王国にも打ち負かされて、精鋭部隊の勇士たちが12万人も戦死してしまいました。ウジヤ王の時代にユダの兵士たちが約30万人でしたから、その約1/3の戦力を失ってしまったのです。

この大敗北の原因を、聖書は「彼らがその先祖の神、主を捨てたからである」と結論づけています。この世の原則は、主をまことの神様として畏れ御言葉に聞き従う者は祝福を受け、主を捨て罪を犯す者は滅ばされるという極めて単純明快なものです。それなのになぜ私たち人間はまことの神様を畏れず、御言葉に聞き従わないで、罪を犯しても平気でいられるのでしょうか。今すぐ罪を悔い改め、まことの神様に立ち帰って、永遠の滅びから救いへと方向転換させていただけるよう、この福音をすべての人々に語り継がなければなりません。

http://bible.com/81/2ch.28.5-6.ja1955

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歴代志下 28:8-11
『イスラエルの人々はついにその兄弟のうちから婦人ならびに男子、女子など二十万人を捕虜にし、また多くのぶんどり物をとり、そのぶんどり物をサマリヤに持って行った。 その時そこに名をオデデという主の預言者があって、サマリヤに帰って来た軍勢の前に進み出て言った、「見よ、あなたがたの先祖の神、主はユダを怒って、これをあなたがたの手に渡されたが、あなたがたは天に達するほどの怒りをもってこれを殺した。 そればかりでなく、あなたがたは今、ユダとエルサレムの人々を従わせて、自分の男女の奴隷にしようと思っている。しかしあなたがた自身もまた、あなたがたの神、主に罪を犯しているではないか。 いまわたしに聞き、あなたがたがその兄弟のうちから捕えて来た捕虜を放ち帰らせなさい。主の激しい怒りがあなたがたの上に臨んでいるからです」。』

北イスラエル王国の兵士たちは勝利の戦利品としてユダの国の人々20万人を捕虜としてサマリヤに連行し、奴隷としようとしました。しかしここに主の預言者オデデが現れ、同族のユダヤ人を奴隷とすることは主の律法に反することであり、自ら罪を犯してユダと同様に主の怒りに触れると警告しました。

私たちはことに主の民を虐げたりしてはなりません。残念なことに、今日の教会の中にはクリスチャンを食い物にし、自分の利益のために利用して使い捨てにするような偽クリスチャンもいます。私たちは神様を知らない世俗的な人々に勝るとも劣らないような、愚かな罪を犯しては決してなりません。

http://bible.com/81/2ch.28.8-11.ja1955

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歴代志下 28:14-15
「そこで兵卒どもがその捕虜とぶんどり物をつかさたちと全会衆の前に捨てておいたので、 前に名をあげた人々が立って捕虜を受け取り、ぶんどり物のうちから衣服をとって、裸の者に着せ、また、くつをはかせ、食い飲みさせ、油を注ぎなどし、その弱い者を皆ろばに乗せ、こうして彼らをしゅろの町エリコに連れて行って、その兄弟たちに渡し、そしてサマリヤに帰って来た。」

預言者オデデの言葉を聞いたイスラエルの戦士たちは、捕虜たちをサマリヤに連れ帰らず、戦利品と共にその場に放置したため、エフライムの人々は彼らに服を着せ、食料を与え、弱っている者をロバに載せてオアシスのあるエリコに連れて行き、同族たちの手に引き渡しました。「受けるよりは与える方がさいわいである」との御言葉の如く、神様の恵みと慈しみを知る私たちは、彼らのように憐れみ深い心をもって、親身になって人々を助ける者となるべきです。

http://bible.com/81/2ch.28.14-15.ja1955

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歴代志下 28:16, 19-21
「その時アハズ王は人をアッスリヤの王につかわして助けを求めさせた。

これはイスラエルの王アハズのゆえに、主がユダを低くされたのであって、彼がユダのうちにみだらなことを行い、主に向かって大いに罪を犯したからである。 アッスリヤの王テルガデ・ピルネセルは彼の所に来たが、彼に力を添えないで、かえって彼を悩ました。 アハズは主の宮と王の家、およびつかさたちの家の物を取ってアッスリヤの王に与えたが、それはアハズの助けにはならなかった。」

スリヤとサマリヤに大敗を喫したアハズ王は、それでも主の前に悔い改めることをせず、人の知恵に頼り、大国アッスリヤの王に主の宮と王宮の財宝を取って貢ぎ物を捧げて、助けを求めました。しかし聖書は、そのような処世術は何の助けにもならなかったと結論づけています。アッスリヤはユダを助けるどころか、かえって悩ます者となってしまいました。私たちが真に助けを求めるべきは、この世の権力者ではなく、天地万物を統べ治められるまことの神なる主、ただお一人です。

http://bible.com/81/2ch.28.16,19-21.ja1955

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歴代志下 28:22-25, 27
『このアハズ王はその悩みの時にあたって、ますます主に罪を犯した。 すなわち、彼は自分を撃ったダマスコの神々に、犠牲をささげて言った、「スリヤの王たちの神々はその王たちを助けるから、わたしもそれに犠牲をささげよう。そうすれば彼らはわたしを助けるであろう」と。しかし、彼らはかえってアハズとイスラエル全国とを倒す者となった。 アハズは神の宮の器物を集めて、神の宮の器物を切り破り、主の宮の戸を閉じ、エルサレムのすべてのすみずみに祭壇を造り、 ユダのすべての町々に高き所を造って、他の神々に香をたきなどして、先祖の神、主の怒りを引き起した。

アハズはその先祖たちと共に眠ったので、エルサレムの町にこれを葬った。しかし、イスラエルの王たちの墓には持って行かなかった。その子ヒゼキヤが彼に代って王となった。』

アッスリヤの王がユダの国を助けてくれず、かえって自分たちを苦しめるだけと知っても、アハズは罪を悔い改めて主に立ち帰ることをせず、むしろ主の宮を閉鎖してアッスリヤの神々を礼拝することをユダの国中に推奨し、異教の祭壇を作り、偶像の神を拝んで香を焚いたため、更に主の怒りを引き起こしました。そしてアハズの死後、ユダの人々は彼を王族の墓には葬らず、ユダの王としては認めませんでした。私たちは死後、人々からどのような評価が下されるでしょうか。神様から捨てられるだけでなく、人々からも捨てられた悪王アハズの不信仰と愚行を、私たちは決して真似てはなりません。

http://bible.com/81/2ch.28.22-25,27.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/31

2017-03-31 06:45:35 | 今日の聖句
詩篇 18:2
「主はわが岩、わが城、わたしを救う者、わが神、わが寄り頼む岩、わが盾、わが救の角、わが高きやぐらです。」

主は私にとってどんなお方でしょうか。この詩篇の作者のように、わが神、わが救いと、決して揺るぐことのない確かなお方、たとい全世界が敵しても必ず守ってくださる避け所と全幅の信頼を置き、言葉に尽くせぬ感謝と頌栄をもって主をほめたたえる私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.18.2.ja1955
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