伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2017/03/28

2017-03-28 07:57:04 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 25:1-4
「アマジヤは王となった時二十五歳で、二十九年の間エルサレムで世を治めた。その母はエルサレムの者で、名をエホアダンといった。 アマジヤは主の良しと見られることを行ったが、全き心をもってではなかった。 彼は、国が彼の手のうちに強くなったとき、父ヨアシ王を殺害した家来たちを殺した。 しかしその子供たちは殺さなかった。これはモーセの律法の書にしるされている所に従ったのであって、そこに主は命じて、「父は子のゆえに殺されるべきではない。子は父のゆえに殺されるべきではない。おのおの自分の罪のゆえに殺されるべきである」と言われている。」

ヨアシの子アマジヤは神様の御心に適う善いことを行いはしましたが、彼の問題は「全き心をもってではなかった」という一言に尽きます。すなわち彼は、心の底から神様を信じ受け入れ、主に喜ばれることを自分の喜びとしたのではなく、律法に書いてあるからこれを行うという形骸化した信仰、言われたことしか行わない受け身の信仰、神様を求めることに何の喜びも感じないいのちのない信仰です。

御言葉を守り行うことは良いことではありますが、御言葉を守ること自体が目的となって、神様に喜ばれるかどうかに何の関心も持たなくなってしまっては本末転倒です。目に見える善い行いや奉仕のために生きるのではなく、目には見えない神様を求めることそのものに喜びを感じる生きた信仰を持つことそのものが神様に最も喜ばれる人生です。

http://bible.com/81/2ch.25.1-4.ja1955

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歴代志下 25:6-11
『彼はまた銀百タラントをもってイスラエルから大勇士十万人を雇った。 その時、神の人が彼の所に来て言った、「王よ、イスラエルの軍勢をあなたと共に行かせてはいけません。主はイスラエルびと、すなわちエフライムのすべての人々とは共におられないからです。 もしあなたがこのような方法で戦いに強くなろうと思うならば、神はあなたを敵の前に倒されるでしょう。神には助ける力があり、また倒す力があるからです」。 アマジヤは神の人に言った、「それではわたしがイスラエルの軍隊に与えた百タラントをどうしましょうか」。神の人は答えた、「主はそれよりも多いものをあなたにお与えになることができます」。 そこでアマジヤはエフライムから来て自分に加わった軍隊を分離して帰らせたので、彼らはユダに対して激しい怒りを発し、火のように怒って自分の所に帰った。 しかしアマジヤは勇気を出し、その民を率いて塩の谷へ行き、セイルびと一万人を撃ち殺した。』

アマジヤは国の戦力を増強するために北イスラエル王国から大勇士たちを雇いましたが、神様は預言者をヨアシのもとに送り、偶像礼拝の罪に陥っているイスラエルとは行動を共にしてはならない、このような人間的な知恵で強くなろうとしてはならない、なぜなら人を勝利に導くのも敗北に至らしめるのも神様であるからだと警告されました。

せっかく大金を支払って傭兵を雇ったのにと神様に不満をぶつけるヨアシに、預言者は、神様は支払った額以上の祝福を与えることができるお方であると答えました。目先の金を惜しむケチな心の持ち主は、神様の祝福を失う大損を被ることになります。私たちは人間的な知恵や処世術に頼ったり、この世の財産に目がくらんで人生の選択を見誤ってはなりません。

http://bible.com/81/2ch.25.6-11.ja1955

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歴代志下 25:14-16
『アマジヤはエドムびとを殺して帰った時、セイルびとの神々を携えてきて、これを安置して自分の神とし、これを礼拝し、これにささげ物をなした。 それゆえ、主はアマジヤに向かって怒りを発し、預言者を彼につかわして言わせられた、「かの民の神々は自分の民をあなたの手から救うことができなかったのに、あなたはどうしてそれを求めたのか」。 彼がこう王に語ると、王は彼に、「われわれはあなたを王の顧問にしたのですか。やめなさい。あなたはどうして殺されようとするのですか」と言ったので、預言者はやめて言った、「あなたはこの事を行って、わたしのいさめを聞きいれないゆえ、神はあなたを滅ぼそうと定められたことをわたしは知っています」。』

少ない兵力でも神様の助けによってセイル人との戦いに大勝利を収めて帰国したアマジヤでしたが、愚かなことに自分が打ち負かしたセイル人の神々を自分の神として礼拝するようになりました。自分よりも弱い者に頼るとは何と馬鹿馬鹿しいことでしょうか。しかし人は、目には見えない力ある神様よりも、目に見える何の力もない偶像に頼ってしまいやすいものです。

その原因は、神様との関係がしっかりと確立していない信仰の弱さにあります。今一度自らの信仰状態を点検し、神様が共にいてくださることを喜びと感じているか、真心から主を慕い求めているか、何があっても神様に従い通せるか、改めて見つめ直す機会が必要です。

神様はアマジヤにもその機会を設けるために預言者を遣わしましたが、彼は愚かにもこの忠告を聞き入れず、かえって預言者を殺すと脅迫しました。この高慢な心、悔い改めない罪によってアマジヤは神様から見捨てられ、滅びに定められてしまいました。私たちは罪を指摘されたとき、直ちに悔い改める謙虚な心を持ち合わせなければなりません。

http://bible.com/81/2ch.25.14-16.ja1955

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歴代志下 25:20-24
「しかしアマジヤは聞きいれなかった。これは神から出たのであって、彼らがエドムの神々を求めたので神は彼らを敵の手に渡されるためである。 そこでイスラエルの王ヨアシは上って来て、ユダのベテシメシでユダの王アマジヤと顔を合わせたが、 ユダはイスラエルに撃ち破られ、おのおのその天幕に逃げ帰った。 その時イスラエルの王ヨアシはエホアハズの子ヨアシの子であるユダの王アマジヤをベテシメシで捕えて、エルサレムに引いて行き、エルサレムの城壁をエフライム門から、隅の門まで四百キュビトほどをこわし、 また神の宮のうちで、オベデエドムが守っていたすべての金銀およびもろもろの器物ならびに王の家の財宝を奪い、また人質をとって、サマリヤに帰った。」

神様を捨て、高慢になってセイル人との戦いに自分の力で勝利したと勘違いしたアマジヤは、愚かにも同族でありかつて援軍を要請した北イスラエル王国に戦いを挑みました。しかしこれは神様がアマジヤの罪を裁くために仕向けたことでした。アマジヤは大敗北を喫し、イスラエルに捕らえられ、エルサレムの城壁は壊され、財宝と人質まで取られてしまいました。神様の恵みを忘れ、主を捨て偶像礼拝の罪を犯す者は、このような憂き目に遭うことになります。アマジヤの失敗から賢く学び、主を畏れ、御言葉に聞き従うことを心からの喜びとする私たちでありますように。

http://bible.com/81/2ch.25.20-24.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/28

2017-03-28 06:50:10 | 今日の聖句
ヨハネによる福音書 16:33
「これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。

この世に生きる限り、人は誰しも不安があり、恐れがあり、悩みがあります。しかし死の絶望にさえも勝利された主イエスに寄り頼む者は、どん底の状況からも立ち上がる勇気が与えられます。主イエスの御言葉によって不安から平安へ、悩みから喜びへ、絶望から希望へと変えていただく私たちでありますように。

http://bible.com/81/jhn.16.33.ja1955
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