伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2017/03/27

2017-03-27 08:25:18 | 一日一章・聖書通読日記
歴代志下 24:1-3
「ヨアシは位についた時七歳で、エルサレムで四十年の間、世を治めた。彼の母はベエルシバから出た者で名をヂビアといった。 ヨアシは祭司エホヤダの世にある日の間は常に主の良しと見られることを行った。 エホヤダは彼のためにふたりの妻をめとり、彼に男子と女子が生れた。」

アハジヤの子ヨアシが南ユダ王国の王として就任したとき、彼はまだ7歳だったため、彼を養育した祭司エホヤダが後見人となって王の務めを助けました。ヨアシ王は、アハジヤの存命中は主の御前に正しく歩み、御心に適う政治を行いました。

私たちもまた信仰の幼な子である内は、信頼できる指導者の助けが必要です。天地の造り主なるまことの神を畏れ従う良い指導者につき、神様の御心に適う信仰生活を送ることができるよう、導きと背後の助けを乞い求め、また従順な心で指導に聞き従う私たちでありますように。

http://bible.com/81/2ch.24.1-3.ja1955

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歴代志下 24:4, 7-10, 12-13
「この後ヨアシは主の宮を修繕しようと志して、

かの悪い女アタリヤの子らが神の宮に侵入して主の宮のもろもろの奉納物をとり、バアルのために用いたからである。 そこで王は命じて一個の箱を造らせ、これを主の宮の門の外に置き、 ユダとエルサレムにふれて、神のしもべモーセが荒野でイスラエルに課した税金を主のために持ってこさせた。 すべてのつかさたちおよびすべての民は皆喜んでその税金を持って来て、その箱に投げ入れたので、ついに箱はいっぱいになった。

王とエホヤダはこれを主の宮の工事をなす者に渡し、石工および木工を雇って、主の宮を修繕させ、また鉄工および青銅工を雇って、主の宮を修復させた。 工人たちは働いたので、修復の工事は彼らの手によってはかどり、神の宮を、もとの状態に復し、これを堅固にした。」

若いときは主に熱心だったヨアシ王は、祖母アタリヤとその子たちが主の宮を荒らし、主を礼拝するために用いる聖なる奉納物さえもバアル礼拝のために勝手に持ち出したため、主の宮を修繕することを志し、モーセの律法に基づきユダとエルサレムの民に税を課しました。民とつかさたちは主の宮のために心から喜んで税金を捧げたため、献金箱はすぐにいっぱいに満たされました。ヨアシとエホヤダがこの献金を宮大工たちに預けると、彼らは誠実に、勤勉に働いたため、修繕工事は捗り、主の宮は元の状態に戻り、堅固なものとなりました。

私たちもまた主の宮のために、今日で言うと会堂献金にあたる捧げものを惜しみなく心から喜んで捧げましょう。また、会堂を維持するための奉仕にも精一杯取り組み、栄光の主の御名に相応しい礼拝堂をますます堅固に建て上げる私たちでありますように。

http://bible.com/81/2ch.24.4,7-10,12-13.ja1955

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歴代志下 24:15-16
「しかしエホヤダは年老い、日が満ちて死んだ。その死んだ時は百三十歳であった。 人々は彼をダビデの町で王たちの中に葬った。彼はイスラエルにおいて神とその宮とに良い事を行ったからである。 エホヤダの死んだ後、ユダのつかさたちが来て、うやうやしく王に敬意を表した。王は彼らに聞き従った。 彼らはその先祖の神、主の宮を捨てて、アシラ像および偶像に仕えたので、そのとがのために、怒りがユダとエルサレムに臨んだ。」

南ユダ王国の王家の正統性を回復し、アハブの血筋がもたらした偶像礼拝の罪を断ち切ることに尽力した祭司エホヤダは天寿を全うし、130歳まで生きて天に凱旋しました。ユダの民はエホヤダが神様と主の宮のために成し遂げた数々の功績を称え、彼を王族の中に葬りました。私たちもまた神様のために、教会のために尽力した信仰の諸先輩たちを覚え、その功績を称えて敬意を払う者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.24.15-16.ja1955

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歴代志下 24:17-18
「エホヤダの死んだ後、ユダのつかさたちが来て、うやうやしく王に敬意を表した。王は彼らに聞き従った。 彼らはその先祖の神、主の宮を捨てて、アシラ像および偶像に仕えたので、そのとがのために、怒りがユダとエルサレムに臨んだ。」

若き日には熱心に主に仕えたヨアシ王でしたが、霊的な指導者であった祭司エホヤダの死後は、その信仰は見る影もなくなり、王に媚びへつらう悪しき者たちの声に慢心し、その要望に聞き従って主を捨て、ユダにアシラへの偶像礼拝の罪を犯させて主の怒りを引き起こしました。この罪の最大の原因は、ヨアシの信仰が神様との一対一の関係が確立してなく、祭司エホヤダに依存していた未熟な信仰であったためです。

信仰は、霊的な指導者に依存するものではなく、神様との一対一の関係を確立することです。霊的指導者に依存する信仰は、神様を信じているのではなく、人を信じる偶像礼拝と同じです。私たちは祈りと御言葉により神様と直接交わることのできる恵みが与えられているのですから、日々のデボーションのときを大切にし、しっかりと成熟した信仰に到る者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.24.17-18.ja1955

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歴代志下 24:19-22
『主は彼らをご自分に引き返そうとして、預言者たちをつかわし、彼らにむかってあかしをさせられたが、耳を傾けなかった。 そこで神の霊が祭司エホヤダの子ゼカリヤに臨んだので、彼は民の前に立ち上がって言った、「神はこう仰せられる、『あなたがたが主の戒めを犯して、災を招くのはどういうわけであるか。あなたがたが主を捨てたために、主もあなたがたを捨てられたのである』」。 しかし人々は彼を害しようと計り、王の命によって、石をもって彼を主の宮の庭で撃ち殺した。 このようにヨアシ王はゼカリヤの父エホヤダが自分に施した恵みを思わず、その子を殺した。ゼカリヤは死ぬ時、「どうぞ主がこれをみそなわして罰せられるように」と言った。』

ヨアシ王の偶像礼拝を見かねた神様は、預言者たちを遣わして信仰を正そうとしましたが、ヨアシ王は聞く耳を持ちませんでした。そして最後の切り札のように祭司エホヤダの子ゼカリヤを遣わしましたが、ヨアシ王はなんとゼカリヤの指導にも聞き従わないどころか、自分を悪女アタリヤの剣から救い出して養育してくれたエホヤダの恩さえも忘れて、自分の意に添わないゼカリヤさえも殺害してしまいました。

私たちはこのヨアシの愚かな行為を批判できるでしょうか。否、これは私たちを罪から救うために神様がこの世に送ってくださったイエス様を、十字架につけて殺してしまった私たちと何一つ変わらない罪です。私たちはイスラエルの歴史から賢く学び、神様から与えられた御言葉の耳に痛い忠告に素直に聞き従い、罪を悔い改めて主に立ち帰る謙虚な信仰者でありたいと願います。

http://bible.com/81/2ch.24.19-22.ja1955

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歴代志下 24:23-25
「年の終りになって、スリヤの軍勢はヨアシにむかって攻め上り、ユダとエルサレムに来て、民のつかさたちをことごとく民のうちから滅ぼし、そのぶんどり物を皆ダマスコの王に送った。 この時スリヤの軍勢は少数で来たのであるが、主は大軍を彼らの手に渡された。これは彼らがその先祖の神、主を捨てたためである。このように彼らはヨアシを罰した。 スリヤ軍はヨアシに大傷を負わせて捨て去ったが、ヨアシの家来たちは祭司エホヤダの子の血のために、党を結んで彼にそむき、彼を床の上に殺して、死なせた。人々は彼をダビデの町に葬ったが、王の墓には葬らなかった。」

神様を捨てアシラの偶像礼拝に染まり、その罪を正そうとしたゼカリヤさえも殺してしまったヨアシ王に、神様は厳しい裁きを下します。エルサレムはスリヤの少数の軍勢の手にいとも簡単に落ち、ヨアシ王が若き日に作らせた主の宮と王の宝物庫から戦利品として皆ダマスコの王のもとに送ってしまいました。その際、ヨアシ王は大怪我を負いましたが、家来たちは敬愛する祭司エホヤダのためにヨアシを殺害し、ユダの民たちも彼を王家の墓にさえ葬りませんでした。

神様を捨て、自分をちやほやしてくれる偽善者の声に高慢になり、義人の忠告にも耳を傾けず、恩を徒で返すような愚か者は、決して神様の厳しい裁きを免れることはできません。ヨアシのようにはじめは良くてもだんだんと堕落して悲惨な人生の結末を迎えることのないよう、常に心をきよく保ち、信仰が劣化しないように細心の注意を払う私たちでありますように。

http://bible.com/81/2ch.24.23-25.ja1955
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【今日の聖句】 2017/03/27

2017-03-27 06:45:31 | 今日の聖句
詩篇 116:1-2
「わたしは主を愛する。主はわが声と、わが願いとを聞かれたからである。 主はわたしに耳を傾けられたので、わたしは生きるかぎり主を呼びまつるであろう。」

天地万物を統べ治められる主が私たちの声に耳を傾け、願いを聞いていただけるとは、何とさいわいなことでしょうか。慈しみと憐れみに富む主を心から愛し、他の何者をも神とせず、生ける限りその聖なる御名を呼び求める私たちでありますように。

http://bible.com/81/psa.116.1-2.ja1955
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