伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2016/08/23

2016-08-23 08:08:01 | 一日一章・聖書通読日記
申命記 22:1-2
「あなたの兄弟の牛、または羊の迷っているのを見て、それを見捨てておいてはならない。必ずそれを兄弟のところへ連れて帰らなければならない。 もしその兄弟が近くの者でなく、知らない人であるならば、それを自分の家にひいてきて、あなたのところにおき、その兄弟が尋ねてきた時に、それを彼に返さなければならない。」

十戒に「あなたは隣人の家をむさぼってはならない」とありますが、これは単に強欲を禁じるだけではなく、隣人に対する憐れみと配慮ある行動を促すものでもあります。迷った家畜を自分の所有としても、証拠がなければ誰も訴えることもできませんが、神様はそのような不正な行為をしないことは当たり前のことで、それ以上に迷った家畜を放置して野獣の餌食にならないよう、安全にかくまい、元の持ち主に返すようにと定められました。これが十戒の意味する隣人に対する憐れみの心です。

私たちも、むさぼりの心を持たないという、義なる神様を畏れる者として当たり前のことから更に一歩進んで、私たちの周囲の人々の持ち物に至るまで、憐れみの心と、きめ細やかな配慮を示す者でありたいと願います。

http://bible.com/81/deu.22.1-2.ja1955

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申命記 22:5
「女は男の着物を着てはならない。また男は女の着物を着てはならない。あなたの神、主はそのような事をする者を忌みきらわれるからである。」

現代では男女の着物というファッションに関する考え方だけにとどまらず、トランスジェンダーなど性そのものに関する寛容な考え方が広まり、男女間の区別が曖昧に、むしろ混沌とした状態になってきています。

しかし聖書ははっきりと、男女間の性に対して、区別されるべきものと規定しています。なぜなら性の乱れは罪である以上に、人類絶滅の危機を招く重要な問題だからです。多様な考え方を持つ他人に対する配慮は必要だとしても、自分自身に関しては神の民としてのアイデンティティーを保ち、男女間の区別をしっかりと保つ私たちでありますように。

http://bible.com/81/deu.22.5.ja1955

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申命記 22:8
「新しい家を建てる時は、屋根に欄干を設けなければならない。それは人が屋根から落ちて、血のとがをあなたの家に帰することのないようにするためである。」

日本では屋根に上がることはあまりありませんが、イスラエル地方の家屋の屋根は屋上として利用されるため、人がよく出入りする場所のようです。実際に人が住む場所でなくても、屋根から人が落ちて大怪我を負わないようにと、万が一の場合に備えることも、他人に対する憐れみ、配慮の心です。自分さえ安全であればよいという自己中心な考え方にとどまることなく、あらゆる場合を想定して備える配慮と知恵を持つ私たちでありますように。

http://bible.com/81/deu.22.8.ja1955

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申命記 22:9
「ぶどう畑に二種の種を混ぜてまいてはならない。そうすればあなたがまいた種から産する物も、ぶどう畑から出る物も、みな忌むべき物となるであろう。」

畑にまく種についても、神様は品種の区別を保つようにと命じられました。種を品種毎に区別して蒔くためには、収穫から保管まで、ずっと区別を継続しなければなりません。これを「面倒くさい」と一言で片づけてしまう怠惰な心を、神様は嫌われます。

自然科学にはエントロピー増大の法則というものがあります。この世のすべての物事は放置すれば徐々に混ざり合い、区別がなくなり、混沌とした状態に向かうという法則です。しかし神様は天地創造を御業を通して、混沌とした世界に光と闇、天と地、海と陸、多種多様な生物を区別され、それらの適切な管理を人間の手に委ねられました。人間の存在意義は神様の造られた世界の秩序を保ち、エントロピー減少のために働くことにあります。神様が愛された秩序ある世界を保つために、面倒くさがることなく、忠実に使命を果たす私たちでありますように。

http://bible.com/81/deu.22.9.ja1955

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申命記 22:13-14, 18-19
「もし人が妻をめとり、妻のところにはいって後、その女をきらい、 『わたしはこの女をめとって近づいた時、彼女に処女の証拠を見なかった』と言って虚偽の非難をもって、その女に悪名を負わせるならば、

その時、町の長老たちは、その人を捕えて撃ち懲らし、 また銀百シケルの罰金を課し、それを女の父に与えなければならない。彼はイスラエルの処女に悪名を負わせたからである。彼はその女を妻とし、一生その女を出すことはできない。」

男女間の関係、夫婦関係のためにも、神様は「偽ってはならない」また「隣人の家をむさぼってはならない」との十戒の規定を定められました。結婚した相手が自分の気に入らないからといって、虚偽の訴えを起こして離別することを、神様は厳しく戒められました。

今の世の中、当たり前のように離婚が行われています。しかし神様はこのような安直な離婚、ひいては安直な結婚を決して許されません。たとえ相手が気に入らなかったとしても、互いの弱さを担って許し合い、神様が神聖なものとして定められた結婚を安易に破ることなく、愛を守り通す私たちでありますように。

http://bible.com/81/deu.22.13-19.ja1955

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申命記 22:22
「もし夫のある女と寝ている男を見つけたならば、その女と寝た男およびその女を一緒に殺し、こうしてイスラエルのうちから悪を除き去らなければならない。」

これらの規定は安易な性交渉を戒めるものです。今の日本では、あまりにも安直に不倫や婚前交渉、フリーセックスなどが美化され、また横行し、むしろそれらを行わない者を変人扱いするほどまでに、性の乱れが当たり前の社会に成り下がっています。しかしこれらは、神様の忌み嫌われる行為、神様がイスラエルの民の前に追い払い、滅ぼし尽くすことを命じたカナンの地の人々が行っていた大いなる罪です。神様を信じる者として、これらの性の乱れから一線を画し、神様の喜ばれるきよい民として身の貞操を保つ私たちでありますように。

http://bible.com/81/deu.22.22.ja1955
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【今日の聖句】 2016/08/23

2016-08-23 06:46:48 | 今日の聖句
詩篇 149:4
「主はおのが民を喜び、へりくだる者を勝利をもって飾られるからである。」

主が私たちクリスチャンを喜んでくださるとは、何というさいわいでしょうか。主の御前にへりくだる者に勝利を与え、喜びで満たしてくださる主に、私たちもまた喜びの讃美の歌声をもって応答する者でありたいと願います。

http://bible.com/81/psa.149.4.ja1955
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