伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2016/08/03

2016-08-03 08:02:03 | 一日一章・聖書通読日記
申命記 2:4-5
『おまえはまた民に命じて言え、「あなたがたは、エサウの子孫、すなわちセイルに住んでいるあなたがたの兄弟の領内を通ろうとしている。彼らはあなたがたを恐れるであろう。それゆえ、あなたがたはみずから深く慎み、 彼らと争ってはならない。彼らの地は、足の裏で踏むほどでも、あなたがたに与えないであろう。わたしがセイル山をエサウに与えて、領地とさせたからである。」』

イスラエルの歴史は、神様がアブラハムと立てた契約の歴史です。しばらく聖書に出てこなかったエサウの名が再び登場します。エサウの子孫はカナンの地に住んでいましたが、神様は彼らの居住地をイスラエルの嗣業の地とはしませんでした。なぜならエサウもまた神様の恵みの中に生かされ、セイル山周辺を彼らの地として与えられたからです。これもまた神様がアブラハムに誓った祝福の契約に含まれているのです。

私たちは、自分中心に物事を見る習性があります。しかし神様の視点は、アブラハム契約が中心です。そして神様は一度立てた契約を、ご自身から破るようなことは決してなさいません。イエス様の十字架の購いによりアブラハムの子とされた私たちもまた、神様の公平かつ永遠の契約に連なる者とされていますから感謝いたします。

http://bible.com/81/deu.2.4-5.ja1955

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申命記 2:6-7
『あなたがたは彼らから金で食物を買って食べ、また金で水を買って飲まなければならない。 あなたの神、主が、あなたのするすべての事において、あなたを恵み、あなたがこの大いなる荒野を通るのを、見守られたからである。あなたの神、主がこの四十年の間、あなたと共におられたので、あなたは何も乏しいことがなかった」』。

「親しき仲にも礼儀あり」という諺があります。いくら親しい関係でも最低限の礼儀は尽くさねばなりません。

イスラエルの会衆がエサウの子孫の領地を通るに際し、神様はイスラエルの民に、自分たちの生活の糧は自分たちの金で購入するように命じられました。その理由として、神様が共におられた荒野の40年間、主ご自身がイスラエルを養ってくださり、乏しいことがなかったと、神様の奇跡と恵みの数々を思い起こさせています。

今や、何もない荒野から、自分たちの手で収穫を得られる地に入りました。ここからは自立して生きてゆく必要があります。その第一歩として、人の好意や助けに頼らず、自分たちの蓄えの中から日々の必要を得るべきことを教えられたのではないでしょうか。神様はイスラエルの民に、依存体質からの脱却を促されたのです。

http://bible.com/81/deu.2.6-7.ja1955

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申命記 2:8-9
「こうしてわれわれは、エサウの子孫でセイルに住んでいる兄弟を離れ、アラバの道を避け、エラテとエジオン・ゲベルを離れて進んだ。われわれは転じて、モアブの荒野の方に向かって進んだ。 その時、主はわたしに言われた、『モアブを敵視してはならない。またそれと争い戦ってはならない。彼らの地は、領地としてあなたに与えない。ロトの子孫にアルを与えて、領地とさせたからである。」

エサウの子孫の領地から離れて進むイスラエルの民は、今度はロトの子孫の住むモアブの地に入ります。ここでも神様はアブラハムを介して祝福に与ったロトを覚えて、彼らの地をイスラエルの嗣業の地とはせず、またロトの子孫たちと争わないようにと命じられました。同じ神様を信じ、同じ神様の祝福に与っている人を、私たちは決して敵視してはなりません。

http://bible.com/81/deu.2.8-9.ja1955

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申命記 2:14-15
「カデシ・バルネアを出てこのかた、ゼレデ川を渡るまでの間の日は三十八年であって、その世代のいくさびとはみな死に絶えて、宿営のうちにいなくなった。主が彼らに誓われたとおりである。 まことに主の手が彼らを攻め、宿営のうちから滅ぼし去られたので、彼らはついに死に絶えた。」

荒野を放浪した約40年の間に、かつてカデシュ・バルネアで神様に逆らったイスラエルの成人たちは、すべて死に絶えました。それは外敵に滅ぼされたのではなく、主ご自身が彼ら攻めて滅ぼし去ったと記されています。ここに神様の選びと裁きの厳粛さを覚えます。神様の約束を信じず、逆らう罪は、決して赦されることはありません。私たちは自ら破滅を招くことのないよう、神様の御言葉に忠実に聞き従い、祝福の約束を自らの手で勝ち取る者でありたいと願います。

http://bible.com/81/deu.2.14-15.ja1955

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申命記 2:18-19
「『おまえは、きょう、モアブの領地アルを通ろうとしている。 アンモンの子孫に近づく時、おまえは彼らを敵視してはならない。また争ってはならない。わたしはアンモンの子孫の地を領地として、おまえに与えない。それをロトの子孫に領地として与えたからである。」

神様はまたロトの子孫であるアンモン人の地をイスラエルの嗣業とはしませんでした。


http://bible.com/81/deu.2.18-19.ja1955

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申命記 2:24-25
「あなたがたは立ちあがり、進んでアルノン川を渡りなさい。わたしはヘシボンの王アモリびとシホンとその国とを、おまえの手に渡した。それを征服し始めよ。彼と争って戦え。 きょうから、わたしは全天下の民に、おまえをおびえ恐れさせるであろう。彼らはおまえのうわさを聞いて震え、おまえのために苦しむであろう』。」

いよいよ信仰の戦いの始まりです。神様はエサウの子孫の住むセイル山と、ロトの子孫の住むモアブとアンモンの地は、平和的に通過させられましたが、アブラハムとの契約に含まれないアモリ人の地は戦って征服するようにと命じられました。

彼らの地はイスラエルの嗣業の地ではなかったにもかかわらず、なぜ彼らと戦わねばならなかったのでしょうか。それは信仰の戦いであり、神に逆らう者は神の民イスラエルによって滅ぼされることを全世界に知らしめるためでした。

私たちには、戦ってはならない相手と、戦わねばならない相手がいます。信仰のための戦いを避けることはできません。

http://bible.com/81/deu.2.24-25.ja1955

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申命記 2:26-29
「そこでわたしは、ケデモテの荒野から、ヘシボンの王シホンに使者をつかわし、平和の言葉を述べさせた。 『あなたの国を通らせてください。わたしは大路をとおっていきます、右にも左にも曲りません。 金で食物を売ってわたしに食べさせ、金をとって水を与えてわたしに飲ませてください。徒歩で通らせてくださるだけでよいのです。 セイルに住むエサウの子孫と、アルに住むモアブびとが、わたしにしたようにしてください。そうすれば、わたしはヨルダンを渡って、われわれの神、主が賜わる地に行きます』。」

モーセは神様から滅ぼすようにと命じられたアモリ人の王シホンに対しても、まずは戦いを避け、平和的に解決することを試みました。私たちは無用な戦いはできるだけ避け、平和的に問題解決する努力を怠ってはなりません。

http://bible.com/81/deu.2.26-29.ja1955

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申命記 2:30-33
「しかし、ヘシボンの王シホンは、われわれを通らせるのを好まなかった。あなたの神、主が彼をあなたの手に渡すため、その気を強くし、その心をかたくなにされたからである。今日見るとおりである。 時に主はわたしに言われた、『わたしはシホンと、その地とを、おまえに渡し始めた。おまえはそれを征服しはじめ、その地を自分のものとせよ』。 そこでシホンは、われわれを攻めようとして、その民をことごとく率い、出てきてヤハズで戦ったが、 われわれの神、主が彼を渡されたので、われわれは彼とその子らと、そのすべての民とを撃ち殺した。」

平和的な解決を図ろうとしたモーセに対し、シホンは心を頑なにし、イスラエルと対決する道を自ら選択しました。和解の道に心を閉ざした者に対しては、戦わざるを得ません。神様もまたイスラエルに、彼らを滅ぼし尽くすようにと命じられました。私たちもまた、神様からの和解の道に心を閉ざすならば、滅ぼされてしまうことを忘れてはなりません。

http://bible.com/81/deu.2.30-33.ja1955
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【今日の聖句】 2016/08/03

2016-08-03 06:45:52 | 今日の聖句
ペテロの第一の手紙 5:10
「あなたがたをキリストにある永遠の栄光に招き入れて下さったあふるる恵みの神は、しばらくの苦しみの後、あなたがたをいやし、強め、力づけ、不動のものとして下さるであろう。」

試練の中で癒え難い心の傷を受けることがあります。しかしキリストを死人の中からよみがえらせた神様に、癒すことのできない傷などありません。キリストと共に罪に死に、キリストと共に栄光に生きる恵みを受けて、いかなる傷も、過ちも、弱さも乗り越えて、揺るがぬ信仰に堅く立つ私たちでありますように。

http://bible.com/81/1pe.5.10.ja1955
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