京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
富士山は冬に限ると思うのだが、
かろうじてこの季節にも望む、
ご覧いただけるであろうか、
早朝6時30分、
グラウンドより望む、
真白き富士の根、
緑の木々の先、
横浜の丘に位置する、
白亜の学校、
横浜英和学院校舎、
校章、
ステンドグラスの静けさ、
悠久の時間が過ぎていく、
この場所があることに驚く、
礼拝堂の裏手に、
葡萄棚、
巨峰だそうな、
鳥に啄まれないようにするには、
さてさて、
気になること、
木の陰に見つける、
知らなかった、
ムラサキシキブの花、
紫色の実がなるのが楽しみ、
季節は移り変わり、
草木も時間のままに変わりゆく、
その自然の変わりゆく姿に、
心が動く、
別儀、
友遠方より来る、
「開運」純米大吟醸(土井酒造 掛川市)
「蔵王」純米大吟醸(蔵王酒蔵 白石市)
「波地満」純米吟醸(宮下酒造 岡山市)
冷気の朝、
6:30校舎巡回、
木々の隙間から陽が射す、
グラウンド回廊に風が走る、
青空の下に本館から礼拝堂、
中学校・高等学校正門から玄関広場、
礼拝堂正面扉から本館・校舎、
礼拝堂の屋根が光り輝く、
礼拝堂化粧屋根裏、
構造梁組の美、
2階席のパイプオルガンのパイプの妙、
午後、
学校近くの三殿台遺跡に出向く、
4500年前の焼き物の破片を手に取る、
古代に一直線、
住居の中から、
時間が切り取られる、
駿府城跡、
静岡英和女学院中学校・高等学校、
外濠の橋を渡って、
横浜雙葉中学校・高等学校に至り、
内濠から城内に進み入る、
復元なった巽櫓が濠に浮かぶ、
枡形、
東門、
台湾産檜の梁、
御見事、
外濠と内濠との隠し堀、
屋敷塀が続く、
混植生垣の妙、
朽ちて苔むした石垣の美、
松林と石垣、
クスノキの若葉、
濠に零れるような緑の懸崖、
悠久の古城、
そしてカキツバタ、
駿河の国に、
夏は来ぬ、
東海道線根府川駅、
駅ホームが、
海に接するように位置している景、
気に入りの駅、
静岡駅、
学校まで徒歩十数分、
途中、
静岡市役所そして駿府城蹟を通る、
ドームのタイル画にノスタルジアを感じ、
内濠を辿ると、
静岡雙葉中学校・高等学校、
静岡カトリック教会と接する、
外濠を挟んで向かい側に、
静岡英和女子中学校高等学校、
メソジスト系静岡教会の隣に位置している、
ちなみに、
静岡英和女学院中学校高等学校は、
山梨英和中学校・高等学校、
そして東洋英和女学院中学校・高等学校と、
カナダミッションによる姉妹校、
中学校高等学校の北側に、
浅間神社が賎機山沿いに建つ、
若葉繁る頃、
東照宮様式、
森の中に展開する、
かと思うと、
落ち着いた趣の祠、
諸侯の寄進石灯籠が延々と並ぶ、
橘に花と実、
賎機山への天空に石段が続く、
古墳が迎える賎機、
現代から古墳時代へと、
時間が一直線に繋がる思い、