横浜英和52 「光の中に緑と黒、湯島聖堂」

　時代をタイムスリップしたかのよう、

　湯島聖堂の長い塀沿いを歩く、

　横を神田川が流れ、

　土手の草いきれが燃ゆるがごとく、



　　　　　



　



　　　　　



　



　



　石段を上り、



　　　　　



　一人山門を潜る、



　



　黒衣の聖堂が迫り来る、



　



　



　



　



　特異な形の、



　



　　　　　



　小さな扉を抜けると、



　　　　　



　ひっそりと佇む、



　　　　　



　陰影の世界が広がる聖堂、

　突然、

　スダジイがざわめく、



　




　別儀ながら、

　友遠方より、



　伝富田酒、

　蔵開きに毎年出向く清鶴酒造、

　摂州富田、

　純米吟醸「百六十二年目」、

　純米吟醸「あらばしり」、