尾張丘陵と言われるように、
名古屋市は緩やかな起伏の平野、
その中、
至る所に里山が手つかずで公園となっている、
八事山、
興正寺の裏山が、
中京大学のキャンパスと接している、
自然林として残されている、
その中を山道が通る、
林の中に白い茸が並ぶ、
散策路となっているにもかかわらず、
人は誰も居ない、
藪蚊の大群襲来、
茸の匂いに誘われるのか、
歩いていても蚊が食らいつく、
知らなかった、
駆け抜ける、
興正寺の裏手に出る、
奥の院、
さらに進むと、
広場に出る、
竹藪を抜けて、
何時もの本堂の上に、
五重塔は変わりなく、
柳の巨木が重そうに茂る、
後光のごと、
興味は尽きない尾張の深さ、