名古屋季節だより

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200 「円覚寺に春の兆しが」

2014-03-23 20:14:31 | 日記
 春分の日を過ぎると途端に春が急ぎ足でやってくる。

 小学生の頃、夏に行った北鎌倉、円覚寺に出向く、

 北鎌倉駅を降り、

 茶店で抹茶と主菓子を、

 そして白鷺池に、

 

  



 橋を渡り、山門に向かうその前に、



    



 踏切が横切っていた、JR横須賀線、



    



 傍らで山茱萸が春を告げる、



    



    



 屋根の四隅が鋭い山門、



 



 風雪に耐えた組み物に引かれる、



    



 横から見ると、何かがないと思ったら、

 一階に、仁王像がない、



    



 確かに、春の風が気持ちよく吹き抜けていく、



 




 方丈、



 



 ガラス戸が春の光を受けて、



 



 思い出す、国宝舎利殿、



 




 その向かいの庵、



  



 玄関に早春の白木蓮が生けてある、見事。



    



 木立には、なお時折、冷気が、



    



 しかし、シダに新しい芽が、



 


 もう少しで、



    


 大地は動いている。


 仏殿は動かず、春を待つ。



 




 馬酔木の、白い、そして覆輪にほんのりと紅が、



 

 



 土佐みずきが、長閑にぶら下がっている、



    



 桜が、



 



 春、見つけ。

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