こちら、読みました。
へぇ~。
白鳥さんは、目がご不自由だけど美術館巡りが大好きなんですね。
言ってみれば、一緒に行った人が鑑賞する印象とか感想を聴いて楽しむ(?)という、白鳥さんのスタイルでしょうか。
本の中で 白鳥さんがおっしゃった2つのことが、印象的です。
一つ目は、「目が見えなくて大変ですよね。」と言われたのに対して、
白鳥さん→ 「そもそも自分は見えないのが普通だから、見える人が見えなくなる大変さがわからない。」
そして、二つ目、「目が見えるようになりたいと思いますか?」との問いに対して、
白鳥さん→「見えない状態しか知らないから、別に見えるようになりたいとは思わない。これまで、楽しんで生きてきたし。」
以上、本の文章とは異なると思いますが、まぁ このようなニュアンスでした。
要は、トクベツとか 障害者とか…世間でレッテル貼っているようなことを、当の白鳥さんは これっぽちも意識していないんだ、ということ。
だからこそ、こういう本が生まれたのでしょうね。