老犬ナナちゃん、姉妹のハナナちゃんがお星様になってすぐに寝たきりになりました。
クリホードくんと喧嘩するくらい元気でしたのが、下半身麻痺になって目も見えなくなり
垂れ流しになり、顔も毛が抜けてしまい自分で食べることもできなくなりました。
下痢便のため、下半身がうんちまみれになりこの時期はハエがたからないように
1日2回~3回シャンプーします。
動物病院様から頂きました療法食のやわらかな缶詰めにお薬を入れてスプーンで
口まで運んで食べさせています。
お水が飲みたい時吠えて訴えることが出来なくなり、こちらで時間を見てお水を飲ませています。
第2保護場所へ行こうと思いましても長い時間は出かけることができません。

人間も動物もいつか老いが来るのは覚悟しなければなりません。
★犬の散歩の途中通りかかるといつも悲しそうに泣いている犬が居ました。
とても気になって必ず様子を見ていました。
それが突然といなくなってました。
ものすごく狭い囲いに入っていた大型犬です。
飼い主さんに尋ねたところ、「老犬になったんで放してやったんです。
犬は死が近くなると自分の死に場所を探すんですよ、だからそうしてあげたんです」
と言いました。
そして新しく柴犬の子犬が来ていました。
「ペットショップで買ってきたんですよ、可愛いでしょ」と自慢げに話している顔は笑っていました。
捨てた大型犬は、子犬の時から大きな素晴らしい屋敷の番犬として飼われたようです。
飼い主には、たびたびお散歩に行くように言いました、お散歩に行ったことのない犬が哀れで私がお散歩に連れていくことも断られ、最後は私に譲ってほしいとお願いもしましたが
受けて頂けませんでした。
本当に今でも思い出しますと泣けてしまいます。
病気になった時、また老犬介護が必要な犬猫のお世話をしたくない人は捨てたり保健所に持ち込むそうですが何ともやりけれないですね。
動物を飼う時から、最後の時の事を考えて迎えて頂けますように切にお願いいたします。
人間も動物も老いるということはこういうことなんですね。