今日はご報告があります。一昨日(3/12)朝、加藤さんからいただいた「ユメ」が天国
へ召されました。我が家へ来て12年、推定16歳くらいでした。
数年前から足腰が弱くなり白内障も進んで、毛づやも落ちてきて、年を取ったなぁと
思っていましたが、ここ1年で急速に老化が進み、最後の数ヶ月は寝たきりで、日中はずっと眠ってばかり、夜になると夜鳴きがひどく、かなり痴呆も進んでいるようでした。母が毎日、夜は鳴く度に起きてしばらく抱いてやり、昼は数時間おきに家の前の 公園のベンチに抱いて出て、日向ぼっこをしながらおしっこをさせてやり、うんちは 力の入らないおしりから手で絞り出してやっていました。それでも食欲は衰えなかっ たのですが、ここ数週間はフードを嫌ったので、生の国産牛肉や、レバーを湯がいた りするとおいしそうにペロリと食べていました。でも2日前からはそれも欲しがらなく なり、最後は朝、母が口の中に入れてやったお肉を口に残したまま、眠るように旅立 ちました。
その日のうちに、いままで我が家で息を引き取った歴代の動物たちと同じく、もう20年以上のお付き合いになる動物葬儀屋さんが引き取りに来て合同葬にして下さいまし た。
うちに来る前に里親さんのご都合で2回の出戻りを経験したせいか、どことなく寂しさ
の抜けけない性格で、はじけるように甘えることのない犬でしたが、それでも母とうちの 主人のことは大好きで、抱かれると猫のように甘えていました。母は車椅子の父の看 病、てんかん発作の持病のある老猫の介護と3重の介護生活でしたが、ユメの最期まで> 手を抜くことなく看取りました。本当にご苦労さまでした、と言いたいです。
添付の写真は陽当たり良く花に囲まれたユメの小屋です。
あまり外の人には愛想がな いにもかかわらず、ふわふわの毛並みと超美人な顔のせいか?ご近所に熱烈なファンの方がいてよく声をかけて下さっているのが窓越しに聞こえていました。
あの頃ユメと一緒に加藤さんの所にいた子達の中で、マックスとフジコちゃんくらい
かな?みんなが幸せになれますように!
里親のS様より