リリーちゃんの優しいお母さんよりお便りいただきました。子どもさんたちと一緒にお世話いただいております。ありがとうございます。
草加市ブリーダー崩壊犬・ 7年が経ちました今でも、絶対に忘れないで下さい。
2006年11月保健所さんのご協力をいただきまして助けた犬たちです。
老犬になりましたリリーちゃん、幸せにしていただいて有難いです。りりーちゃんこの写真そのままです。それはもーほんとうに大切にされて我が子のように愛して頂いております。里親様には感謝以外に言葉が見つかりません。
※下の写真は、リリーちゃんが繁殖に使われているころの状態。ブリーダーの所で繁殖に使われている時の哀れな姿です。
リリーちゃんもここで一緒に酷い目にあわされて耐え抜いてきました。
保健所と私が行くことで、きれいに掃除中でしたがそれでも吐き気がして10秒以上はこの場にいられませんでした。うんちとおしっこでドロドロの上に犬たちが乗っていました。
全頭が疥癬でした、獣医師に来て頂いて治療をはじめて丸1年掛かりました。
他の犬にもまた人にも感染します。↓左の頭が見える犬がリリーちゃんです。
↓りりーちゃんです。写真がフラッシュで反射。
会へ移動、2回に分けて運ぶ。
獣医さんが治療に通って下さり、毎日部屋に入るごと1回1回服と履物を取り替えていました。
治療を続けているうちに、毛のないつるつるの皮膚に毛が生えてきました。
苦しそうに一晩中痒き続けている状態からゆっくり休めるようになるまで痒みが取れて来ました。
これも氷山の一角です、今もどこかで悲鳴をあげていることでしょう。こんな事が早く無くなってほしいものです
全頭疥癬の治療済・混合ワクチン・13項目の血液検査・フィラリアの血液検査・避妊・去勢手術すべて済ませ、里親様に迎えていただきました。
時が経っても決して忘れないでください。
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加藤緑様、
ご無沙汰しております。
お忙しい毎日をお過ごしのことと思います。
さて、リリーは元気です。
とはいえ、高齢ゆえに(14歳くらい?)、昨年からいろいろな症状が出始めました。
加齢による心臓肥大で、咳が出たり、昨年は肺に水が溜まり心配な状態にもなったのですが、かかりつけの獣医さんの適切な治療で、すぐによくなりました。
今は月に1回受診し、心臓の薬を飲んでいます。
咳が出るときは辛そうですが、それ以外はとても元気です。
毎日窓辺で3匹でひなたぼっこをして気持ちよさそうです。
自転車のかごに乗ってお出かけも大好きです。
相変わらず遠慮深くてふびんに思うこともあるのですが、私と二人だけのときは、思いきり甘えてくれます。
辛い過去のあるリリーには、もっともっと幸せに、長生きをしてほしいと思います。
加藤様にも、会いに行きたいです。 5月30日
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加藤から
★昨日掲載しました時、越谷となっておりましたが草加の間違いでした。
大変申し訳ありませんでした。