2001年度は11,672匹 2008年度には5,467匹と7年でほぼ半減したことが22日までの県の調べで分かったそうです。
それには動物保護団体の愛護の精神が高まり、安易な飼育放棄を防ぐために県は来年度から「定時定点引き取り」を廃止する方向です。
第三者への譲渡数は保護団体の協力で増加を示し、
団体側は「避妊去勢手術に助成金を」要望し殺処分数減少を求めているとのこと。
保護団体の「あにまるさぽーときずな」の渡辺ミヤ子代表は、20日県庁を訪れ、川俣勝慶副知事に不妊去勢手術の助成を求める
2万1千人分の署名を提出をされました。
私自身も茨城県の定時定点引き取りに心が痛む毎日でした。
随分前のことですが県に電話で幾度も
このようなやり方を辞めてほしいと訴えたこともありました。
ここまで来るには動物愛護団体、動物保護団体様の御苦労が
どれ程の事か「あにまるさぽーときずな」渡辺代表たちの
身を削りながらの毎日の御活動があればこそでございます。
そこにはご自分の生活をどれ程犠牲にされてきたことでしょうか。
犬猫たちのために心底お礼申し上げます。
行政側が聞き入れない事で本当に長い年月がかかりすぎたと思っています。
来年度から「定時定点引き取り」が廃止になる事は
多くの犬たちが救われることにつながります。
「あにまるさぽーときずな」の渡辺ミヤ子代表を初め
関わってきました多くのボランティアさん達の大きな草の根運動の賜物です。さぞお疲れのことと思われます。
でもこれからがもっと大変な活動になるかと思います。
行政が良くなっても犬猫の飼い主さんの意識向上を啓蒙し、根底にあるものを変えていかなければ犬猫を捨てたり産ませたりすることは今までと同じです。
ボランティアさんがいくら助けて処分数を減らしても、
それはいたちごっこにすぎません。
私共もこの埼玉でまず自分の足元から小さな事を長く続けることが何時か良い結果となることを確信いたしました。
犬と一緒に最後まで家族として暮らすにはまず犬の気持ちを考えることから、しつけ方まで信頼関係と絆をつくることから始まると思います。
途中で放棄したり子を産ませて不幸にすることはあってはならないことだと思います。
私共も応援しております。
ボランティアの皆様お体ご自愛くださいませ。