西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

忘れ物など

2007-04-26 | 生活描写と読書・観劇等の文化
一旦、家を出て少し歩いてから「あっ忘れ物」というのが時々起こる。今日は、何回か帰った。先ずガス栓の元や電気の元などが切れているか確かめないといけないが、一寸歩き出してから気になって戻った。オーケー。次に、歩きながらポケットを確かめて携帯電話を充電したままで忘れていたことに気づいて戻る。これでよし、と勇んで歩いて家を振り返って、あっ布団を2階のベランダの手すりにかけて干していたのを取り入れていない、と又戻った。今日は「洗濯日和」と言っていたが「にわか雨」がないとも限らない。(実際にあった!)こういう三度も戻るのは珍しい。どうしたのだろうか。
で、昨日、帰りのバスの中でT.先生(女性)と家事のことを喋っていたら、彼女は「家事をやっていると頭の休まる間がないですね」と言われた。恐らく段取りを修正しながら次々こなすには、よほど多様に気配りしていないと出来ないことなのだろうことは、実際やってみてよく分かる。それもなるべく短時間に多様に処理しようと思えば・・。又、家事は結構、力もいる。家事こそ頭も体もボケさせない要かもしれない。

一人分のこと

2007-04-26 | 生活描写と読書・観劇等の文化
「単身赴任」で、食事していると何事も「一人分」になるので、例えば、先のブログで言ったように「一人分の味噌汁の作りやすい鍋」もあったらいいだろうな、と思う。その時、一人分の味噌汁を作るとき、先ず既製の出汁袋で出汁をとっているが、最初にどれ位の水を入れて湯をつくるか・・。私の何回かの試行錯誤でおわん1杯と2分位がよいだろう、と分かった。湯をつくり出汁を取っている間に蒸発し少なくなるからだ。珈琲1人分もフィルターで炒れるが、湯はこれもやはりカップ1.2杯分位の湯を使う。フィルター、コーヒーに一定吸い取られるからだ。湯をポットで沢山沸かしておいておく手もあるが、朝出て夜帰るまで、そのままでは電気ももったいないので、朝夕2回適当に沸かす。朝は珈琲とお茶用、夕はお茶と焼酎湯割り用である。

高の原の近商から「イオン・サティ」へ

2007-04-25 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日も帰りに夕食の副食を買いに高の原の近商(すずらん館)に行った。20時半前だが「がらん」としていて何時もより淋しい。とにかく魚売り場に行って「半額」の札の付いている鰹のたたきを買った。380円のが190円である。7,8切れはあり夕食に十分でそれを買った。腹も空いているし早く帰ろうとして、ふと見ると「イオン・サティ」店(こすもす館)が賑わっているではないか。そうだ、今日4月25日は5月1日のグランド・オープンに先立つソフト・オープンの日だったと思い出した。2階から入ってみた。ピカピカである。登美が丘の「イオン」より大きい感じ、ロンドン・ブレントクロスのショッピングセンターを思い出した。でも内部の空間の造りがこちらが「繊細な」感じだ。色々な専門店があり呼び込みも盛んだ。21時前であるが、高校生達も鞄を肩から下げてぶらぶらしている。問題かもしれない。ワーナー・マイカルのシネコンもオープンしている。9館ほどあるようだ。ずっと北に歩くと「サティ」の食料品売り場もある。レストラン街もある。私は、又ゆっくり来てみようと思い、北の斜路から専用歩道に下りて帰宅した。

対比列伝:原 敬と後藤新平から

2007-04-24 | 色々な仮説や疑問
放送大学で御厨 貴さん(東大教授)が大正期の政治を描く一つの試みとして政党政治を切り開き膨大な日記を残した原 敬と満鉄社長、東京市長、復興院総裁を勤め自分の姿を映像に残した後藤新平を1歳違いの同じ岩手県人としてパラレルに対比しながら説明されて面白かった。前者を「司馬遼太郎的」、後者を「山田風太郎的」と説明したのも面白い。こういう人物の「絡み」で書いてみたいテーマは、一つに19世紀から20世紀にかけてのイギリスの「町づくり」であって、19世紀から20世紀へかけてヴィクトリア朝末期のイギリスで活躍したE.ハワード、パトリック・ゲデス、オクタビア・ヒル、レイモンド・アンウィン、ヘンリエッタ・バーネット、ベアトリス・ウェッブ等々の「つながり」、付き合い、影響の与え合いであり、それらを調べ統一的に描いてみたい。それは、日本の「現代」の西山卯三、高山英華、丹下健三、吉武泰水、吉阪隆正等々の影響の与え合いを描きたいということに連なっているだろう・・。

「地域日」の行動事例

2007-04-24 | 地域居住学
今日は「地域日」だった。家内は名古屋に行っているし、一人で一日をこなす必要がある。朝は普通に7時前に起きて、朝食は納豆、大根おろし、豚汁(残り)、とろろ昆布、ご飯(古ご飯チン)である。新たに一合ほど米をといで夕方に炊けるようセットしておく。衛星テレビで朝ドラ「どんど晴れ」を見ながら食事。食後、冷蔵庫からヨーグルト出して食べる。珈琲も1杯炒れて飲む。
10時前に約束の電話、前のブログ記事で書いた件だ。(以下、前ブログ参照)
昼食は近くの「こだわりきっちん」で鰤の照り焼き弁当(650円)買ってきて、番茶をいれて食事、食後に名古屋の娘宅に電話、望君は元気、家内は出かけている模様。午後に奈良に行って「NPOセンター」に行こうか、と思うが、先ず「T.居住地」に歩いていく。Se.さん宅ポストに自治会費を封筒に入れ投函。「NPOセンター」に電話する、結局、木曜日に会いに行く方向とする。
では、と『せいか歴史物語』を買いに精華町役場へ、500円、地域SNSで知り合いの「けたお」さんに会う。高の原に戻り近商で夕食のおかず(イカ素麺ほか)を買って専用歩道を帰宅。16時頃だ。科研費の書類のチェック。17時過ぎから夕食、晩酌モードである。

知り合いの知り合いに会って平城京遷都1300年事業の件を話す

2007-04-24 | 地域居住学
SNSや地域SNSでは、「知り合いの知り合い」ということで、ネット上で話を交わすこともあるが、リアルな世界でも、紹介されて会って話すことは時々ある。今日は、奈良女子大学時代の大分「先輩」で、現在76歳ほどの方から、大学後輩に会って話を聞いてやって欲しいと言われ、会ってみた。紹介された先生と私との中間位の年恰好の方であった。その方(H.さん)は長らく広告業界にいたが、今は奈良県内にある大学の非常勤講師をしておられる。で、話は2010年に行われる平城京遷都1300年記念事業の一角に食い込んで「Nara 1300 Univ-Salon(仮称)」を結成し色んな企画を展開し奈良県下の大学の学生や教職員を元気に出来ないか、ということだった。奈良には「奈良県大学連合」があるから、先ずそこに働きかけて企画を相談したら、となった。現在12大学が加盟している。今までに私も奈良女子大時代に参加してやった生駒駅前商店街活性化事業についても話をした。私は、今後NPOでやろうとしていることも少し話したら興味を持っていただいたようだ。いずれにせよ、このことも含め色々なことをネットワークでやる時代のようだ。

2008年サミットは洞爺湖周辺

2007-04-23 | 時論、雑感
2008年サミットは北海道の洞爺湖周辺と決まり、関西は「敗れた」。まあ関西が一本化していなかったこともあるが、最近は警備のしやすさから「辺鄙」なところが外国でも選ばれており、昔、「南」の沖縄でやったので今度は「北」の北海道へ「来た」のである。それに夕張問題など北海道全体では日本一失業率が高いなど、疲弊のイメージがあり、国としてもテコ入れイメージが必要だったのであろう。まあ決まってしまうと、分りやすい決定だったと思う。

NPO地域支援研究フォーラムなら3年目へ(再)

2007-04-22 | 地域居住学
「NPO法人・地域支援研究フォーラムなら」は2年前、私が奈良女子大学を定年で辞めた時に奈良県に申請して発足した。私は、ひょんなことで平安女学院大学に再就職したため、そのNPO活動は最低水準で維持されてきた。今度、定年後3年目に入り、私自身の平安女学院における勤務形態が若干変わったので(原則的に月水金勤務)、火木で他の活動が出来ることになった。で、このNPO活動に一定のエネルギーを割こうと思っている。
5月に総会を開き新たな方針を決める。今日、事務局を支えるI.さん、A.さんと「事務所」のある「T.居住地」で事前相談をした。二つ、関連する新たな取り組みを提案する。一つは、団塊の世代が、地域に戻り「地域デビュー」するためのサポートに関する取り組み、もう一つは、関連するが基本的生活力(炊事、洗濯、掃除、育児、おしゃれ、買い物そして近所付き合いが普通に出来る能力)をつけるための取り組みである。他に生駒の商店街活性化の取り組みも継続して行なう。上記した二つは、取り組み費用を公募申請する予定。自主的にも、基本的生活力講座を開いていきたい。

俳句的生活

2007-04-22 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
今朝、起きると枕元に長谷川 櫂さんの『俳句的生活』という新書が転がっていてぺらぺらと見た。「切れ字のある切れ」(古池や蛙飛び込む水の音)「切れ字のない切れ」(旅人と我名よばれん初しぐれ、いずれも芭蕉)というところが面白い。で、テレビでNHK俳句を見た。選者は正木ゆう子さん(初選者、1952年生まれ、熊本県、お茶の水女子大卒)で、歯切れの良い選評だった。やはり「切れ」のことを強調、575を二つに切る、その切り方が重要、時々三つに切れるのがあるが、二つにまとめるべし、と言う。切れたところで、空間や時間が想像で無限に広がる感じだが、それが楽しいようだ。
海原に月の引力飾り海老 正木ゆう子

生活空間の立場からは、きっちり限定したいところだが、そうすると説明的になる恐れが大きい。生活は、「俳句的生活」がいいかな、と思う。
(写真は、正木ゆう子さん)

さすが家事の達人

2007-04-21 | 生活描写と読書・観劇等の文化
家内が名古屋の娘の所から週末で一時帰ってきた。名古屋に五月のはじめまで行く予定なのは、生まれた孫の望君の世話のためだ。で、帰ってパッと部屋中を見回して「テーブルの上、雑巾かけていないね」と言ったが、その通りであった。彼女は、溜まった手紙類も手際よく整理、私に来た諸種の手紙、葉書類を早く整理して!と言った。月曜日が「ゴミの日」であるからだ。今日まで「晴れ」と言うので、彼女は洗濯物を外のベランダに干していた。私は面倒くさく脱衣室に吊り下げていたためである。
一旦、私は外出して帰ると、彼女は近商や生協に行ってきたらしく、冷蔵庫には新しい野菜や果物が入っていた。これで明後日から1週間何とかなるかな、と思った。勿論、途中、補充に近商に行かねばならないが・・。
今日一日の家内の動きを見ていて「流石、家事の達人」と心底思ったのである。見習う必要があるであろう。

小谷真生子、秋山光人、山岡景一郎氏の鼎談を聞く

2007-04-21 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
今日、平安女学院の京都キャンパス、アグネスホールで国際観光学部開設記念で小谷真生子さん(平安女学院短大卒、ニュースキャスター)、秋山光人さん(早稲田大学卒、日経新聞・常務執行役員)、山岡景一郎さん(立命館大学卒、平安女学院理事長・大学学長)の鼎談があった。三者の関係は、平安女学院としては日経新聞に広告を出したり色々書いてもらっていること、平女短大卒の小谷さんがキャスターしているのは日経がバックにあるテレビ東京であるということ、日経の秋山さんが京都支社長時代、山岡さんと懇意であったこと、それらが三者を結びつけたのであろう。私は既に1年半近く前の05年の12月に小谷真生子さんのことはブログに平女短大卒として紹介している。小谷さんは巳年で私と同じ、二まわり下の42歳と思う、3月4日生まれは私の娘と同じだ。
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/21b238e8227db586633777b792048028
それぞれ得意なところを喋ろうとしたのだろうが、秋山さんは国際政治、山岡さんは大学教育について語ったが、メインの小谷さんは両側のお二人の発言に色々短くコメントするのが主で、何が言いたいのか、率直言ってはっきり分からなかった。500人の聴衆の一番後ろで聞いていてマイクの状態が悪かったこともあろう。ただ、話をする時の彼女の両手のパフォーマンス、とりわけ長いすらっとした指の動きが印象的だった。最後に、質問で一番前で聞いておられた堀場製作所の堀場会長は、小谷さんに「キャスターとして色々な人たちに接している体験から、東京一極集中(政治、経済、人口等)は何とかなりませんかね?」と聞いた。小谷さんは省庁の分散を実際に実行でないか、と応えた。堀場さんは、「やはり地震ですかね」と呟かれたのが印象に残った。日本では、人が死なないと事が動かないのであろうか・・。

家事=絶えざる連続

2007-04-21 | 生活描写と読書・観劇等の文化
これで2週間ほど土日の一部を除いて、家事に携った。といっても「単身赴任」と同じ状況だ。「家事は火事(のように忙しい、燃え尽きる?!)」とのコメントも頂いたが、まあ「家事は舵取り」というか複雑な進行管理が必要だな、と思った。一人の食事でも、終わった後に「流し」を見ると、食器(大きいもの、小さいもの、底が深いもの、浅いもの等々)、箸やスプーン、鍋などがワッと出ている。それらを毎回、洗って所定のところに戻さないといけない。一寸怠ると2回分溜まって大変だ。まあ、水に一定時間漬けておいて洗うとすぐ綺麗になる、というのは常識かもしれないが、最初分からなかった。食事の準備や後片付けだけでなく、洗濯・物干し・取り込み、浴槽の水はり・沸かし・水抜き・掃除、蒲団敷き・上げ、買い物等々、朝起きて行くまで、帰ってきて寝るまでの時間管理をきっちりやらねば・・、本当に「大変」と思う今日この頃です。
・舵取りを怠り家事が「火事」となり  市路

玉葱の味噌汁

2007-04-21 | 生活描写と読書・観劇等の文化
味噌汁は、具が色々考えられて良い。野菜、豆腐、海草など色々だ。で、今朝は夕べ買ってきた玉葱の味噌汁を作ることにした。玉葱は、元々好きな野菜の一つである。スライスして水にさらして、かつお節と醤油少々ふりかけてアツアツの御飯で食べるのも良い。味噌汁の時は、切って15分は空気にさらす。こうすると「血をサラサラにする」効果がある、と「試して合点」か何かでやっていた。味噌は薄めで良い。玉葱が「白」なので「黒」の若布を少々入れようかな。「素人の苦労」である。
この記事が記念すべき2500番目の記事です。

中華レストラン「豚珍館」の表示

2007-04-20 | 生活描写と読書・観劇等の文化
高の原の「ひまわり館」のレストランは殆ど全滅だが一つだけ頑張っているのが一階の奥の中華レストラン「豚珍館」だ。私は時々昼食をここで食べる。ニラレバー炒めご飯が私の定番だ。で、店内を見回すと面白い表示が目に入った。

高いつもりで低いのが 教養
低いつもりで高いのが 気位
深いつもりで浅いのが 知識
浅いつもりで深いのが 欲望
厚いつもりで薄いのが 人情
薄いつもりで厚いのが 面皮
強いつもりで弱いのが 根性
弱いつもりで強いのが 自我
多いつもりで少いのが 分別
少いつもりで多いのが 無駄

そうだな、と思う。