西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

小学生の6人に1人は朝食抜きとの調査結果

2007-04-02 | 時論、雑感
今朝のテレビニュースで、小学生の6人に1人は朝食抜きとの調査結果がまとまったと言う。で、朝食抜きの児童と朝食をきちんと食べている児童との学業成績を調べてみると、明らかに朝食を食べている児童の成績が良い。これは、何故かと言うと、脳の働き、エネルギーは炭水化物、ぶどう糖等によるのであって、例えば御飯やパンによってそれらは供給される。それらがないと、脳の働きは鈍るのだ。
これは良い話を聞いたとて、入学式後の保護者・新入生合同の「ガイダンス」の最初の挨拶で使った。「今朝・・・という話をテレビで聞いた。今や大学教育は、教師だけによるのでなく学生自身、保護者とのパートナーシップでチーム教育として推進しなければならないだろう。で、9時半に始まる第一時限に間に合うよう早寝早起きさせ、朝食もしっかり食べさせて送り出して欲しい」と保護者向けに言っておいた。果たして実態はどうなりますか・・・。

高槻市立子育て総合支援センターがオープン

2007-04-02 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
高槻市立子育て総合支援センターが今日オープンしたようだ。一昨日の3月31日にオープニング・セレモニーがあったようだ。「ようだ」「ようだ」と書いたのは、高槻市にあり、「子育て支援」も研究課題の一つとしている平安女学院大学生活福祉学部(及び旧の福祉臨床学科、生活環境デザイン学科)として実際にお祝いに駆けつけるべきだったが、大学として辞令交付式(31日)とか入学式(2日)とかがあって私として残念ながら行けなかったためである。しかし、子育て支援に直接に専門が近い清水民子教授に31日のセレモニーに出向いていただき良かったと思っている。
この「センター」の機能は次の如し。
研修・研究機能
  子育て支援、就学前教育と保育等についての研究
  子育てに関係する機関の研修と学習
  市内の大学等との連携と協力の推進
情報発信機能
  子育てに関する情報をホームページや情報誌で発信
  市民が自由に常設パソコンで情報が検索できるコーナー設置
  情報交換コーナー設置
交流機能
  子どもたちが自由にのびのびと遊ぶ場の設置
  親同士の交流と学習
  子育てサークル・子育てボランティアの育成と支援
相談機能
  児童家庭相談(児童虐待に関する相談含む)
  子育て相談機関との連携

市内の大学等との連携と協力の推進、も機能にあがっているので、今後、大いに連携と協力を図っていきたい。(写真は、高槻市立子育て総合支援センター「カンガルーの森」、JR高槻駅よりすぐ)

重文・時国家が能登半島地震で壁に亀裂

2007-04-02 | 住まい・建築と庭
今朝のTVニュースで重要文化財の(下)時国家及び上時国家が能登半島地震で壁に亀裂、文化庁が調べている、という絵が出た。私の良く知っているのは輪島により近い(下)時国家で、一寸心配だ。時国家とは、平家筋の落ち武者が住み着いた家で、大変立派な民家であり、両方共、重要文化財になっている。実は、この(下)時国家の「お嬢さん」のY子さんが、私の高校(金大附属高校)時代の同期生で、今は嫁いで別姓、お医者さんである。奈良市建築審査会の研修で石川県に行った時、高校時代のよしみでその重要文化財を見学させていただいた。壁にひびが入った位なら大丈夫と思うが、早く完全復旧して欲しいと念願している。(写真は、下時国家)

山路来て何やらゆかしすみれ草

2007-04-02 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
ラジオ深夜便を聞いていたら、今日の誕生花は「比叡すみれ」(牧野富太郎博士が比叡山で発見、命名)で花言葉は「茶目っ気」と言う。で、「今日の一句」として表記の「山路来て何やらゆかしすみれ草」をあげていた。有名な芭蕉句で、「大津に出る道、山路を越えて」と前書きにある。一昨日の棚田学会で初めてお会いした山路永司先生のお名前を見たときも直ぐにこの句が頭に浮かんだ。
別の芭蕉句(再掲):蕎麦はまだ花でもてなす山路かな
拙句(再掲):隠居まだ花の迎える山路かな