西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

布野修司さんから転居通知受け取る

2006-06-30 | 諸先生・諸先輩・同輩・諸後輩の思い出
滋賀県立大学教授の布野修司さんから転居通知を受け取った。京都市左京区の京大の近くから琵琶湖に面する彦根への移住である。布野さんは東大・建築の鈴木成文先生のゼミ出身、しかし昭和40年代の大学紛争で普通のゼミ生活でなかったかもしれない。彼は、東洋大学に勤めたことでアジア(東洋)に取り組むことになった。その業績が認められ京大の西川幸治教授に引っ張られ京大に来られたが、色々「苦労」の末、滋賀県立大学に移った。京都では学生の横の繋がり(CDL)の結成を後押し、広原盛明さんらも押し立てて頑張ったと思う。西山卯三先生の評価に関して西山先生が亡くなった直後から取り組み、発言しておられる。私としては全部認めるわけではないが、大いに参考になると思っている。
滋賀県は古代から交通の要衝で文化財も多い。布野さんは山陰の松江の出身、アジアも広く歩いているから大都市と違った雰囲気の所に住むのも苦にならないだろう。暇になったら是非、布野さんの案内で彦根周辺を歩いて見たい。まあ、しかし布野さんは当分は暇にならないと思うが・・。私が奈良女にいる時、院生のため特別講義に来て頂いて有難う。今後とも宜しくね。

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