西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

メガロコープ西陣マンションを買うが住まない

2006-06-19 | 京都の思い出(松ヶ崎、向島時代)
私の1941年に生まれてから今までの居住歴は去年の奈良女子大退職記念講演『一住一切、二住二彩、そして・・』でのレジュメに書いたが、そこには、メガロコープ西陣マンションは載っていない。何故なら「買った」が「居住していない」からである。買ったのは1973年8月頃ではなかったか。京大の近くの吉田の民間アパートが娘が4歳になり手狭になってきたので移ろうと思ったのだ。値段も手ごろだった。ところが実際に引っ越す前に実地にもう一度出かけてチェックした時にやめるとなった。それは、4階の住戸だったと思うが、中庭にも窓が面していた。それを開けてみて驚いた。下の中庭は駐車場となっており、排気ガスがまともに上がってくる構造になっていたのだ。実際に「臭い」臭いもした。即座に売る決心をして手続きをした。当時はバブルの前でマンションの値は右肩上がりだったので、すぐ売れて少し「得」をした。私の知り合いは、そこで2年ほど持っていて2倍ほどの値で、今の言葉では「売り抜けた」となるのだろうか。私は以前も以後も中層以上の集合住宅には住んでいない。今の「つなね」はエレベーターのない低層と思っている。(最下層からは4階の中層に見える部分もあるが・・)そして結局は松ヶ崎の建て売り住宅に引っ越すのである。

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