西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

加藤邦興さんを偲ぶ会(1)加藤さんと私

2005-10-15 | 京都の思い出(助手時代)
今日、大阪のホテルグリーンプラザ大阪で「加藤邦興先生を偲ぶ会」があり参加した。加藤邦興さんは、大阪市大商学部長だったが、昨年の2月4日に肺炎で亡くなった、享年60歳、私より2歳年下だった。彼と私の「つながり」の場は日本科学者会議(JSA)公害問題研究委員会で、1970年から1974年まで私が京大工学部助手の時に一緒だったことである。その時、彼は東京工大助手だったので、全国の「まとめ」の委員長をしていた。私は京都支部の委員長だった。その後、私は奈良女子大学家政学部に移ったので、ずっとご無沙汰で、昨年、新聞で突然の訃報を知った。まあ、彼は凄いヘビースモーカー、ヘビードリンカーだったので、そのことが「命取り」になったのかな、と思う。東京工大助手の後、大阪市大商学部に講師として移るが、それは宮本憲一先生(当時、教授、その後、商学部長、立命館大学教授を経て滋賀大学学長、現在は立命館大学客員教授)の「引き」によるものと思う。彼とは、同じ工学部出身なので技術論で技術の概念的把握について議論した思い出がある。つまり武谷三男さんの「客観的法則性の意識的適用」説か、あるいは「労働手段の体系」説か、といったことである。勿論、加藤さんは「労働手段体系」説であった。

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