自転車は、(1)自動車と違ってガソリンは喰わないし、(2)駐輪スペースは駐車スペースより遥かに小さいし、(3)使えば健康にもプラスである。で、問題は(2)である。「小さい」と言ってもゼロではないし、何処にそれを設けるかは大きな問題だ。例えば、昭和30年代の初めに出来た香里団地(枚方市、日本住宅公団による)では、駐輪場を住棟の妻側に設けた。これで数の上では何とかなったが、実際に余り使われず、自転車は階段の上がり口付近に乗り捨てられた。又、その後、芦屋浜の超高層住棟で調べたら、エレベーターを使って自転車を自分の家にまで運んでいる人達もいた。これらを考えてみると、自然には、自転車は、持っていけるギリギリまで持っていく、という法則が働いている。そこで、その後、奈良女子大学で自転車置き場が問題になった時、余り研究・教育棟から離して設置するのは拙いと発言してきた。さて、現状はどうだろうか。(写真は、自転車置き場、棟から自分の自転車が見えるほうが良い)
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先日、若い人から疑問を投げかけられました。
「どうして駅前に自転車を置くことにお金を払わないといけないのかわからない」ということでした。
「駅のコインロッカーに荷物を預けるのに300円払うのは疑問に思わないの?」と聞くと、それは「当然払う」とのことでした。「なくなったら困るものだし、昔からそうなってるから」という理由でした。「ふ~~む」。
自転車はなくなっても良いと考えられているのか?昔から有料駐輪場整備をしてこなかった
ツケが回ってきているのかな・・・と考えさせられました。
その後、若い人の意見を聞きつつ、議論をしてみました。ichiroさんのご意見を参考に、また議論をしてみたいと思います。