西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

街路樹の椋鳥の群れ対策

2008-08-29 | 地域居住学
今日、用事で天理に行った。で、天理市役所の人と話していたら、最近、街路樹に椋鳥(むくどり)の群れが飛来して、糞などを落とし、市民から「何とかしてくれ」と苦情が寄せられていると言う。

椋鳥は、特別に害鳥に指定されていないので、むやみに捕獲したり、殺したりは出来ない、と言う。「じゃあ、どうするの」と聞いてみた。

対策を二つほど考えたと言う。一つは、不要になったCD盤で真ん中が赤いもの二つをセットにし、枝にたらす。まあ、フクロウの目に見立てている。フクロウは肉食鳥なのでいわば天敵、フクロウの目を見たら逃げ出すのではないか、ということらしい。しかし、これは上手くいかなかったようだ。

もう一つは、これから試すらしいが、フクロウのほか、天敵の鷹や鳶の声を録音して(どこかで見つける・・・)、それを流してみよう、と言う。「上手くいけばいいね」と言っておいた。

街路樹は、出来上がった姿はいいけれど、植物なので成長もして枝葉を伸ばすし、動物も引き寄せるので、継続的管理は大変だな、と思った。

(写真は、ムクドリ)