川口の街中にある交番です。そばに植えてある枇杷の木には実がたわわで、下にもたくさん落ちています。「もったいない」「何で誰も食べないのかなあ、、?」と思って眺めていた矢先、窓をガラリと開て顔を出したお巡りさんが「(実)を採らないで」と言うのです。わけを聞けば「ひとりに許せば際限なく欲しがる人が来てしまう。」という理屈。
まあ公務員として、全てに平等に接するという姿勢のようですが、わからないでもありませんが、もったいない。せめて近所の小学校なり幼稚園に声かけして子供に持たせてもよさそうなものを、、、。と思うのは、私であって、公務員として実直な姿勢の現れと思えば仕方ないですね。カラスや小鳥だけは咎められることなく実をついばんでいます。
しかしまあこのガチンガチンのお堅い姿勢というのは悪いことではないですね。どこかの都立のET博物館T園の管理職をしている学芸員夫婦(T&T、、、、孝夫&玉三郎ではなくて、、とんかつ&てるこ???)が博物館に託された資料を勝手に家に持ち帰って私物化しようとしてしまったいう窃盗的行為を思い出すにつれ、ここのお巡りさんの堅さは生真面目で律儀な公務上の態度として立派とも言えるかもしれません。
確かに、一人に許すと、際限無いかも知れませんが・・・このままとは、あまりにもったいないですね。
でもやっぱりもったいないですね。枇杷って八百屋さんなどで売っているを見ると結構な値段がついていて高級品という印象を昔から抱いています。遠足のお弁当で、デザートに枇杷の実を持ってきている子を羨ましいと思ったことが何度もあります。実際わが家ではあまり枇杷の実を買ったという憶えがありません。それくらい高嶺の花のような枇杷なので、もったいなくてしょうがありません。