東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

りんご?なし?とブドウの種

2018-05-18 12:28:40 | 日々

 食べた果物の種を捨ててしまっては、せっかくの生命の機会を奪ってしまうようで申し訳ない、、。そんな気持ちで植木鉢に蒔く癖があるんですが、結構発芽しますね。画面中央奥のカップラーメンのカップや四角い鉢の芽は昨年食べた種を蒔いておいた分なんですがどんどん発芽しています。

もとは奥の口の四角い鉢にばらまいて埋めておいたものの中でもリンゴ?なし?の発芽が早くて、すくすく葉を拡げて他の発芽の遅い芽たちの光合成を奪っていて可哀そうなので、大きくなった芽はカップラーメンのほうに移したところ、日陰で元気のなかった芽もお天道様を拝んですくすく成長中でした。

 双葉だと違いに気が付かなかったのですが小さい芽たちはブドウみたいです。

 

 こっちの鉢は十五夜さんが我が家に来た頃蒔いたブドウの種が育ったもの。

 こっちも同じ時に蒔いたものです。時間の経過を思わずにはいられません。どうしたらよいかわからないのですが、蔓は日々どんどん上に向かって伸びているんですが中ぐらいの鉢から棒を追加していくのも大変です。鉢ではなくて地面ならいいんですが、、。剪定してあげたほうかよいのかどうか、、。

 


きら(雲母)塗り

2018-05-18 09:22:24 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 今戸人形に限らず、古い産地の人形の古い時代の人形には胡粉の下地の上に更に「きら」(雲母粉)を塗って仕上げてあるものがあります。そのもとというのは「御殿玩具」という練り製の吉祥的な人形を真似したものでしょうか。当てずっぽうで正しいことはわからないのですがそんな気がします。人物の肌もキラがかかっているのも観たことあるように思いますが、白い動物の地肌だとかはよく見ます。

 我が家の場合、丸〆猫の嘉永安政風型とか本丸〆猫とか鞠猫、羽衣狆や犬、それと鶏にはキラの地塗りをしています。自分でやってみて感じるのはキラを使う場合には胡粉の地塗りを慎重にして塗りムラがないよう、ムラがあったら胡粉で重ねて塗っておかないとキラがかかってから汚く見えやすいということです。何でなのかわかりませんが、キラは粒子の細かいのを使うので、そのつなぎが表面に露出しやすいのか透けて見えてしまうんですね。そう思います。

 キラを塗らない人形でも猫や犬など胡粉の地の面積がたくさん露出する場合はムラがないよう重ね塗りして潰しています。上から他の泥絵具で塗る部分はそんなに神経質にはならないんですが、顔とか白地が露出するところは気をつけています。