おはようございます。日本丸の進路を決めるのは、私たち主権者国民です。 生き生き箕面通信1459(121219)をお届けします。
・いつまでも下を向いているわけにはいきません――さしあたり次は来夏の参院選です
日本未来の党は、残念ながらを喫しました。「どこへ投票したらいいか分からない」という人たちの受け皿となることをめざしましたが、期待通りにはいきませんでした。しかし、いつまでも打ちひしがれているわけにはいかない。安倍自民がカジを取る日本丸は、右傾化路線を鮮明にし、危険な海への針路を急いでいます。
私たちの闘いは、困難の度を強めています。しかし、ギブ・アップはできません。それに、まだ手はあります。「フェースブックやツイッターを活用するネットワーク」の構築です。さしあたり来年の夏に向けて、100万人のネットワークをめざしましょう。ネット上で、めざすべき日本の姿、この国の形を浮かび上がらせ、そのための具体策、ロードマップで大まかな共通土俵を創る。そして、これに賛同する候補者を代表として国会に送り込む。もちろん、できるだけ大きなネットワークづくりへ努力し、1000万人、2000万人の規模をめざす。
2度にわたってえん罪に陥れられた植草一秀氏は、自分のブログ「知られざる真実」を通じて、懸命に小沢一郎氏を応援してきました。そのブログの中で、繰り返し「主権者国民連合」を呼びかけてきました。ネットを通じたゆるやかな政治グループの結成です。
今回の衆院選は、「自爆テロ選挙」(田中真紀子氏)といわれるようにノダメさんの独りよがりで急にはやまり、できたばかりのホヤホヤ「未来の党」には時間が足りませんでした。
また、大手メディアの偏向報道をはね返すには、力不足でした。大手メディアは、選挙の争点から「消費増税」や「原発」「TPP(環太平洋経済連携協定)など重要問題をはずし、「景気回復」「経済成長」など主としておカネに目を向けさせる誘導が顕著でした。
私たちは、経済問題を軽視はしませんが、より大切にしたいテーマとして、この国をどうすれば「心豊かな国にできるか」を考え、努力しようとしているのですよね。
時代は変わりつつあります。今回飛躍的に拡大した自民党が、何ができるか。消費増税イエス、原発イエス、TPPイエスです。私たちはその流れに抗して、消費増税ノー、原発ノー、TPPノーを実現する闘いを迫られています。来年夏の参院選に向けて、主権者国民連合を立ち上げる必要があります。いつまでも下を向いているわけにはいきません。