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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1445 ・反原発、反消費税、反TPP ――選挙戦の中で議論は深まっているでしょうか

2012-12-06 08:40:12 | 日記

おはようございます。前立腺手術後の経過は極めて順調です。ただ、おちんちんの先に管をつけたままなので、不便です。衆院選の応援にも行けません。やきもきしています。                                                                                    生き生き箕面通信1445(121206)をお届けします。

・反原発、反消費税、反TPP――選挙戦の中で議論は深待っているでしょうか

 今回選挙の3大争点は、「反原発、反消費税、反TPP」です。「反TPP」はグローバリズム(市場原理主義)に反対し、私たちの国の経済は私たちが主体的に決めて、そのなかでみんなが支え合って生きていける社会の実現をめざすことの象徴です。言ってみれば、アメリカ追随主義からの離脱、日本の真の独立をめざそうとする考え方です。だから、反オスプレイを含み、普天間基地の海外への移転を交渉し実現することを必ずやり遂げる。

 「反原発」は、いうまでもなくエネルギー政策の根本的な転換を意味します。日本社会の根幹となるエネルギーを、これまでの原子力ムラに牛耳られ放題という情けない状態から脱し、自然エネルギー社会を作ることで世界のモデルになろうとするものです。エネルギーの地産地消によって、地域の特色を生かした文化が誕生します。

 「反消費税」は、格差のない社会をつくるために必須です。それに消費税に手をつける前に必ずやると約束していた霞が関の「シロアリ退治」は少しも進んでいません。というより、シロアリどもは、「消費税が上がれば、また美味しい目ができる」と、ほくそ笑んでいます。すでに、社会保障とは全く関係のない予算要求が目白押しです。

 財源があれば、そこに付け込むのはシロアリ官僚の習性です。決して国民のための生活を豊かにする政策にまい進するなどは幻想です。シロアリ軍団の高級官僚は、自分の権力をいかに大きくするか、そしてそうすることでどこまで出世するか、が最も大事な自己中心主義者集団なのです。

 シロアリ軍団は、消費増税推進、原発維持・推進、TPP推進です。アメリカの意向と一致した政策です。このシロアリ軍団に依存して政権を維持しようとするのが野田首相をトップとする民主党であり、そこにくっついている国民新党、そして一見対立しているように見えるけれど、その実全く同様の政策を進めようとしているのが自民、公明党です。維新の会なる怪しげな政党も同じ穴のむじなです。

 シロアリ軍団を中核にした勢力がこのまま日本の政治を動かしていくと、かならず既得権益をむさぼってきたグループだけが潤う国になってしまいます。私たちは消費税を否応なく収めさせられることで、その既得権益グループに貢がされるだけの存在になってしまいます。現在でもほとんどそうなっています。

 三つの争点を中心に、この国のあり方を良く考え、議論を深めて、日本の進路を選択しましょう。